2016.01.14
舞音/Golden Jazz
宝塚月組
東京宝塚劇場
ミュージカル
これから、宝塚月組「舞音」「Golden Jazz」@東京宝塚劇場。 「舞音」の振付が元ハンブルグ・バレエの大石裕香さんというので来てみたのだけれど、指揮が塩田さん、装置が松井るみさん、衣装が前田文子さんと、スタッフが豪華! https://t.co/npMW3rUiRg2016-01-14 20:12:43 GMT+9:002016-01-14 20:12:43 GMT+9:00
「舞音 MANON」 このタイトルだから、マノンなんだと思ってたら、かなり翻案してあって、舞台は1929年のベトナム、そして革命の話が入ってきてベルばら状態の部分も。 悪くはなかったのだけど、1時間半に詰め込み過ぎで速足展開なのと、あまりに恋愛中心なのが、好みとは違うんだよな。2016-01-14 20:29:38 GMT+9:002016-01-14 20:29:38 GMT+9:00
「舞音」 ダンスパートはあまり多くはなかった。主人公のシャルルはあまり踊らず、もうひとりのシャルルという踊り専門の役がついている、面白いつくり。 音を結構繊細に拾うのと、群舞のシーンで一人一人に違う動きをつけたりするのが、大石さんっぽいのかな?とか思ったりしつつ見ていた。2016-01-14 21:41:50 GMT+9:002016-01-14 21:41:50 GMT+9:00
「舞音」 脚本演出は植田景子さんという方。 邪推ですが、もしかして、ノイマイヤーをお好きだったりする?なんて思ったり。 大石さんの起用もそうだし、冒頭の船のシーンとか、主人公のシャルルともう一人のシャルルを作って2人で踊らせたりとか、なんとなく似たところを感じたりしたので。2016-01-14 21:46:06 GMT+9:002016-01-14 21:46:06 GMT+9:00
「Golden Jazz」 宝塚は多分2年ぶり5回目だと思うのだが、長編ばかり見ていたので、レビューが別立てなのは初めて。 ある意味ここが本領発揮なんだなぁと。55分間を怒涛の勢い。映像では伝わりにくい感じの迫力。 人数もすごいが、群舞の一番後ろの人までアピール力があるのが立派。2016-01-14 21:51:25 GMT+9:002016-01-14 21:51:25 GMT+9:00
「舞音」 一階の後方中央だったのだが、とても見やすい。舞台幅が広い分、客席も幅広にできるので舞台までの距離が近いのかな。 前にも思ったけれど、よく出来た劇場だ。今日感心したのは、通路の幅が広くとってあって、帰りがあまり渋滞しないこと。 新国立の中劇場とかひどい渋滞になるもんな。2016-01-14 21:56:33 GMT+9:002016-01-14 21:56:33 GMT+9:00
宝塚を見るたびに思うのだけれど、舞踊をやってる人は、一度は生で宝塚を見ると参考になるのでは。技術とは別の部分での観客の惹きつけ方。 今日の龍真咲さんは典型的な方だと思うのだが、ダンス自体に関しては周りの方が上手だったりもするのだけれど、踊っていて目を引くのはやっぱり龍さんなのだ。2016-01-14 22:07:07 GMT+9:002016-01-14 22:07:07 GMT+9:00
宝塚のレビューで感心したのは、楽しく盛り上げる力。演出力もあるのだけれど、各ダンサーがそれぞれに自分なりの盛り上げ方をしつつ、全体ではバラバラにはならないというバランスは、もしかしたら伝統的なものなのかな。 バレエ系だと、揃ってるんだけど面白みに欠ける、みたいな事もあるので。2016-01-14 22:39:17 GMT+9:002016-01-14 22:39:17 GMT+9:00
「舞音」のヒロインは、ちょっとね〜という感じ。元々そういう話の上に完全に男性主役の構成だから、ハイハイ魅力的な女性ね、そういう設定ね、みたいな。 愛希れいかさん、「Golden Jazz」で低めの声のところがすごく素敵だったので、舞音役は本来の路線じゃないのかなとも。2016-01-14 23:32:53 GMT+9:002016-01-14 23:32:53 GMT+9:00