2016.03.04
リリオム
ハンブルク・バレエ団
東京文化会館
バレエ
ハンブルク・バレエ団「リリオム」@東京文化会館、幕間。 今日はエコノミー席なのだが、さすがに見えないな。舞台がオケピの上まで張り出してるので、リノリウム8枚のうち一番前は3枚ちょっと、普段の舞台面のところで5枚目ぐらいまでしか見えない。 当日券買う方はサイドはオススメできません。2016-03-04 20:07:20 GMT+9:002016-03-04 20:07:20 GMT+9:00
「リリオム」 昨日のゲネプロ、衣装なしだと思ってたら、コジョカルのジュリーのワンピースは本番と同じものだったんだな。 ジュリーは愛して耐える女、という感じで、イラッとしちゃったりもするんだけど、ノイマイヤーはこういう内在的にうまくいかない原因を孕んだカップルを好きな気がする。2016-03-04 20:11:56 GMT+9:002016-03-04 20:11:56 GMT+9:00
「リリオム」 エコノミー席で、大分見えない所もあったけれど、それでも楽しかった。 個人的には、父と子のパ・ド・ドゥが白眉。あれ、ガラでの男PDD演目として定着してくれないかなと一瞬思ったのだが、指立てるところから始まって、手をあげるところで終わるというのはツライか(笑)2016-03-04 21:32:35 GMT+9:002016-03-04 21:32:35 GMT+9:00
「リリオム」 キャスト表のトップがリリオムで、やはり彼の話だよなと。ユングのために振りつけられた作品を、彼の主演で見られるというのは、本当にありがたい。 相手役のコジョカルも、ああいう弱さと強さを演じられるのは彼女ならではだよな。 https://t.co/9KjJmEp3WD2016-03-04 21:37:30 GMT+9:002016-03-04 21:37:30 GMT+9:00
「リリオム」 やってる事だけで見れば、ほんっとどうしようもない男で、先日の「夜中に犬に起こった奇妙な事件」とはるぐらいのクズ親父でもあるんだけど、それでも彼の情に打たれてしまうのが、作品の持つ力と、ユングの演技なんだろうな。 クズ親父の一片の愛情とかに弱い方(いるのか?)は是非。2016-03-04 21:42:23 GMT+9:002016-03-04 21:42:23 GMT+9:00
「リリオム」 オケピの上まで舞台がはりだしている上に、前方の袖ギリギリにポスターが貼ってあって、上手のそこで重要な演技もあるので、サイド席はなかなかツライ。昨日見て、だいたい覚えてるからよかったけど、初見の方は困ったのでは。 これから買う方は、上方サイドはできるだけ避けましょう。2016-03-04 21:43:05 GMT+9:002016-03-04 21:43:05 GMT+9:00
「リリオム」 コジョカルのジュリー、クズ男に引っかかっても愛し続けちゃう女の弱さと、シングルマザーの強さに説得力が。 不思議なのは、あの体幹の強さや動きの速さ正確さを考えれば、彼女に金的キックされたら大抵の男は避けられずに悶絶するしかないと思うのだが、全然そういう空気を見せない。2016-03-04 21:50:37 GMT+9:002016-03-04 21:50:37 GMT+9:00
「リリオム」 カーテンコール、コジョカルがバンマスを迎えに行き、ユングがノイマイヤーを迎えに。 再度のアンコールの時も、ノイマイヤーを迎えに行ったのはユングでした。 やはり、男性を迎えに行くのは女性、女性を迎えに行くのは男性、と決め打ちするのは、もう古いんだよね。2016-03-04 22:01:54 GMT+9:002016-03-04 22:01:54 GMT+9:00
「リリオム」 昨日は3階、今日は5階だったのだが、リリオムが白い風船持つところは、絶対に1階席から見るように演出してあるよなと。 もちろん上から見てても、電球や幕の動きが振付に合わせてあるのはわかるのだけれど、視覚効果として完璧というわけにはいかないので。2016-03-04 22:09:19 GMT+9:002016-03-04 22:09:19 GMT+9:00
「リリオム」 こういう感想もアレかもしれないけど、これって、ある意味究極のやおいだよなと。「幻想」での王と王妃が結ばれないのは王の性指向のせいで、「人魚姫」で人魚と王子が結ばれないのは種が違うからで、だけど、リリオムとジュリーは何一つ障害がないのに真に結ばれるのは最後の一瞬だけ。2016-03-04 22:32:12 GMT+9:002016-03-04 22:32:12 GMT+9:00
「リリオム」 リリオムとジュリーは、何をどうしても幸せになれない組み合わせ。あのまま続いていたら DV まっしぐらの不幸な家庭。頬を張るという暴力の後に、頬に手をあてる事で愛情を表すとか、そのどうしようもなさが怖い。 どうにもならない二人が、どう愛するか、という話なんだろうな。2016-03-04 22:53:12 GMT+9:002016-03-04 22:53:12 GMT+9:00
「リリオム」 男性陣は大活躍。息子役のマルティネスもとても良かった。風船男は激しい動きはないものの、きっついポーズでの静止が山ほどあったり、男リフトもいろいろ。リギンズの道化は不思議な存在感がある。 1幕では失業者24人のダイナミックな大群舞があり、2幕には悪魔6人のダンスが。2016-03-04 22:58:03 GMT+9:002016-03-04 22:58:03 GMT+9:00
「リリオム」 最後の父と子のPDD。 自分はマシュー・ボーンの「白鳥の湖」を最初に見たのが、ホセとクリスという比較的レアなペアで、彼らの擬似親子感に一発KOされたのですが、ちょっとそれを思い出したりも。 本当の親子なんだけど、生まれて16年年目にして初めて会うという距離感もツボ。2016-03-04 23:32:18 GMT+9:002016-03-04 23:32:18 GMT+9:00
「リリオム」 今回3公演あるのにシングルキャストで、それはもったいないかなと思っていたのだが、オリジナルキャストで見せたいというのがよくわかる作品。 ハンブルク・バレエ自体がそんなに来日しないし、次回にリリオムやるとは思えないから、多分、オリジナルの二人での日本公演は最後かなと。2016-03-04 23:38:49 GMT+9:002016-03-04 23:38:49 GMT+9:00
公式リツ2件。 そういえば「リリオム」にあった男性24人を4x6に並べてあれだけ踊らせるのって、かなり珍しいよな。 男性ウィリといえば、先日の「Men Y Men」は、元がジゼルの裏番組だったせいか、ちょっとそんな感じも。9人しかいなかったけど。2016-03-05 01:39:27 GMT+9:002016-03-05 01:39:27 GMT+9:00
昨日の「リリオム」は、1階は埋まってたが、2階から上はガラガラで、色々見えないサイドはともかく、センターもかなり空席があったのは寂しかった。 ただ、絶対見に行って!とは薦めにくい感じもあるんだな。メインプロットがDV男と彼に妊娠させられたシングルマザーの話なので、人を選ぶよなと。2016-03-05 11:52:15 GMT+9:002016-03-05 11:52:15 GMT+9:00
「リリオム」 他の方もつぶやいていらしたが、この主人公、アルブレヒトやジェームズがかわいく思えるぐらいのクズだから… そこが話のポイントでもあるんだけど。 天界から見守っているシーン、とても好きなんだけど、視線の行き先が息子ばっかりで女はほぼ無視というのに気づいてびっくりしたり。2016-03-05 12:13:33 GMT+9:002016-03-05 12:13:33 GMT+9:00