2016.06.11
アラジン
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「アラジン」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 キャストがめちゃくちゃなんですけど! 福岡アラジン、小野プリンセス、トレウバエフ魔術師、本島サファイア、長田ルビー、米沢ダイヤモンド。菅野さんがサルタンで、プリンシパル8人のうち7人までが出ているという。2016-06-11 15:01:13 GMT+9:002016-06-11 15:01:13 GMT+9:00
「アラジン」幕間。 福岡さんのアラジン、実はちょっと心配してたのだ。体格的にね、どうなんだろうって。 これがちょっと驚くぐらいに少年の雰囲気がある。身長だけ伸びちゃったひょろっとした時期の華奢さ。失礼ですみませんが、若竹のようなしなやかさ、なんて言葉を福岡さん見てて思いつくとは。2016-06-11 15:08:10 GMT+9:002016-06-11 15:08:10 GMT+9:00
「アラジン」 1幕は宝石の洞窟が見せ場で、そこはディベルティスマンが続くだけで話は何もないので、自分の趣味から言えば結構つらい構成なんだけど、プリンシパル他大量投入で見ごたえあった。これだけ揃えるというのはちょっと他の日本のバレエ団では真似が出来ないよな。とにかく大盤振舞い。2016-06-11 15:14:05 GMT+9:002016-06-11 15:14:05 GMT+9:00
「アラジン」2幕。 これ、実は教育上悪い話なのでは? と思ったり。女湯覗いて死刑! からの、大金持ちだから全部許す! という展開(笑) しかし、そういう邪念を吹き飛ばすのが小野プリンセスの恋する少女のオーラ。ホントどうなってるんだろうなと思うのだけど、パッと点描の花が咲き乱れる。2016-06-11 16:03:15 GMT+9:002016-06-11 16:03:15 GMT+9:00
「アラジン」2幕。 福岡さん、衣装がかわって腕が見えるようになると、ちょっと少年性が薄れるけど、その分頼り甲斐のある恋人っぽくなるのは悪くない。女湯覗くような男だけど(笑) パ・ド・ドゥの最後のリフトが続くシークエンスが素晴らしかった。魔法の絨毯を思わせるような浮遊感。2016-06-11 16:06:10 GMT+9:002016-06-11 16:06:10 GMT+9:00
「アラジン」2幕でリフトのキャッチの時にプリンセスの左のイヤリングが落ちて3つのパーツに分解。踊ってる最中に踏まれたりしてヒヤヒヤしたのだがそれ以上のアクシデントはなくホッと。 福岡さんがレベランスのときに一瞬の早業で大きなパーツを拾い、残りをお母さんが演技しつつ処理。2016-06-11 16:09:19 GMT+9:002016-06-11 16:09:19 GMT+9:00
「アラジン」終演。 なかなか満足。カーテンコールで、福岡さんが迎えに行ってビントレー氏が登場した瞬間に拍手の音量が倍になった気がした。スタンディングオベーションしてた方も。 振付演出家というのと同時に、前芸術監督への感謝の気持ちがあるんだろうなと。観客に愛された監督だったよな。2016-06-11 17:03:12 GMT+9:002016-06-11 17:03:12 GMT+9:00
「アラジン」 3幕の前半は、福岡さんだとちょっと、と思ってしまう場所が。これは個人的な偏見なんだけど、デカイ図体して眠り薬使うとは何事よ、お前は「海賊」のビルバントか、ってなっちゃって。 体が小さい人だと全然印象違って、やっぱり暴力よりも知恵ですよね!になると思うんだけど。2016-06-11 17:12:36 GMT+9:002016-06-11 17:12:36 GMT+9:00
「アラジン」 ジーンを池田くんが。悪くなかったのだけど、微妙にニンじゃない感じもあって。 福岡アラジンとの組合せもあるのだろうけど、ランプの精の大きさや強さの表現が良かった分、踊りの伸びやかさがいまひとつだったかなと。初日なので自分の持ち味より役のキャラクター優先だったのかも。2016-06-11 20:36:58 GMT+9:002016-06-11 20:36:58 GMT+9:00
今日の「アラジン」を見て、自分はやっぱり演出家の色が強く感じられる舞台が好きなんだろうなと。 話としては、古典バレエ同様自分の趣味ではないし、ディベルティスマンも多いし、振付もすごく好みとまではいかないのだけれど、舞台全体としてはかなりの満足感があった。2016-06-11 21:51:21 GMT+9:002016-06-11 21:51:21 GMT+9:00