2016.06.18
ロミオとジュリエット
英国ロイヤル・バレエ団
東京文化会館
バレエ
今日は初台も気になりつつ、英国ロイヤル・バレエ「ロミオとジュリエット」へ。 物販のマクレイ先輩サイン入り「ダンの冒険」はポップもついてました。 なんと1巻は足立先生とのダブルサイン入り。思わず買ってしまった、1巻持ってるのに(笑) https://t.co/A0wM2sYfYP2016-06-18 12:40:22 GMT+9:002016-06-18 12:40:22 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日のマチネはラムとムンタギロフ。 モンタギューとロレンスはマリオット。もしかして、身長高い組だとマリオット、低い組だとモーズリーなのかな? エイヴィスは出番なし、多分、夜にキャピュレットで出るんだろうな。 https://t.co/GmL5Bukl3h2016-06-18 14:07:28 GMT+9:002016-06-18 14:07:28 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 自分は、ジュリエットは地に近い感じで必死にやるか、徹底的に作り込むかが好きなのだけれど、サラ・ラムは多分後者。一つ一つのシーンを考え抜いて、動きや表情を計算した役作りという準備をした上で、舞台上のリアルタイムにその役を生きている感じがする。2016-06-18 14:10:06 GMT+9:002016-06-18 14:10:06 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日は長身で王子様なムンタギロフのロミオと、ちっちゃいアクリ瑠嘉、ジェームズ・ヘイの組み合わせなので、王子と従者みたいな雰囲気も。 そしてティボルトはトーマス・ホワイトヘッド。地顔がちょっと悪役な上に肩で風切って歩くヤクザスタイルで好みです。2016-06-18 14:13:27 GMT+9:002016-06-18 14:13:27 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 バルコニーは、なかなか良かったのだけど、ラムの豊かな情感に比べるとムンタギロフの恋愛表現がちょっと薄めだったかも。 ロミオはしんどいと聞きますが、近い席だったので、後半、肩で息をしていて結構つらそうだったのが見えちゃったのも、そういう印象に繋がったかな。2016-06-18 14:16:37 GMT+9:002016-06-18 14:16:37 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」2幕。 ホワイトヘッドのティボルトはエイヴィスと正反対で、顔を生かした悪役系。 マキューシオを刺すのも故意なら、その後も、平気そうな顔してやがるが剣についてるのはあいつの血だぜ、みたいなのをやったり、ロミオと戦う前に嗤ってみせたり。 こういうのもいいなぁ。2016-06-18 15:00:12 GMT+9:002016-06-18 15:00:12 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日は三羽烏がちょっと薄いかな、と。初役とは言わないでも、そんなには回数をやってないように見える。細かい演技も入るんだけど、どことなく余裕が足りないかなという印象を与えちゃうところが。 なので、2幕はがっつり悪役系だったティボルトが持っていった感じも。2016-06-18 15:03:44 GMT+9:002016-06-18 15:03:44 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」終演。 サラ・ラムのジュリエットが素晴らしかった。 恋愛パートも良かったのだけれど、それ以上に、3幕でパリスと踊る所。あれは、関係性で言えばジュリエットと父母乳母のパドカトルなんだと思った。信頼していた人々全てに裏切られる絶望がひしひしと押し寄せてくる。2016-06-18 16:37:58 GMT+9:002016-06-18 16:37:58 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ムンタギロフは悪くなかったのだけれど、ラムとマクミランを踊るのはちょっと荷が重かったかなという気もしたり。文字通り物理的な意味で。パワーぎりぎりでリフトしてるんじゃないかなと。なので、古典に近いバランスで、安定感が高くてオフになりきらない感じが。2016-06-18 16:42:43 GMT+9:002016-06-18 16:42:43 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ムンタギロフは全体にちょっと古典に寄りすぎてるのかなと思ったり。一方のラムはコンテンポラリーに通じるような現代的な造形。 なので、恋愛パートは、厳格な父親とヤクザな従兄弟に囲まれて育った所に、夢のような王子様が現れたら恋にも落ちますよね、という感じも。2016-06-18 16:52:51 GMT+9:002016-06-18 16:52:51 GMT+9:00
公式リツ。 マックレーの奥様とお腹の中の第二子が一緒に踊っていた、ということだよな。注意してみると確かにお腹が結構目立っていた。 両親がバレエダンサーで、生まれる前から舞台に立って、将来バレエの道に進んだら、あなたの事、生まれる前から知ってるわよ、というお客さんがたくさん(笑)2016-06-18 17:24:10 GMT+9:002016-06-18 17:24:10 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日のホワイトヘッドのティボルトは、何かとキャピュレット夫人の手をとっていた。で、キャピュレット公がその間を割って入ってたり。 肉体関係があるわけじゃないけど、かなり恋愛の匂いがする、というあたりの設定なのかなと思ってたり。本当に関係してたら隠すような。2016-06-18 17:27:50 GMT+9:002016-06-18 17:27:50 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 サラ・ラムのジュリエットは、運命の悪戯が悪い方向に働かなくても、幸せになれなかっただろうと思うのだ。 社会に押し付けられる役割と自分が望む生き方が違うことに気づいてしまって、そしてそれを変えるほどの力は持ち得ないことを理解したゆえの避けがたい悲劇。2016-06-19 00:54:13 GMT+9:002016-06-19 00:54:13 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ラムのジュリエット、舞踏会でのバリエーションでほとほと感心したのが、彼女だけを見ていてもロミオがどこにいるか完璧にわかること。 それも顔がずっとロミオの方を見ているというわけではないのだけれど、そっちの方向に引力のある踊り。2016-06-19 01:16:14 GMT+9:002016-06-19 01:16:14 GMT+9:00