2016.06.18
ロミオとジュリエット
英国ロイヤル・バレエ団
東京文化会館
バレエ
「ロミオとジュリエット」幕間。 平野亮一さんのティボルトがヤバイ。昼は金地位美貌と何の不自由のない「私は何をしても許される身ですから」みたいな御曹司パリスだったのに、夜になったらどこの組の若頭か黒社会かというような(笑) https://t.co/tjeepZKQ9M2016-06-18 20:02:30 GMT+9:002016-06-18 20:02:30 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 キャピュレット家、平野ティボルトが若頭状態なんだけど、その彼をぶん投げる勢いで扱うギャリー・エイヴィスが公なので、どれだけ客人相手ににこやかにしてても隠しきれない凄みが(笑) というわけで、どちらかといえば仁義なき戦いの様相を呈してるけど楽しい。2016-06-18 19:59:32 GMT+9:002016-06-18 19:59:32 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」2幕。平野ティボルト、絶対ヴェローナの狂犬とかの二つ名があるよね。登場シーン、右手に酒瓶なのだが、左手が剣にかかってるという危なさ。階段に集まっていた人々がさあーっと逃げていくし、他の回だとティボルトに蹴られる人まで、その前に後ずさりして退避しちゃう(笑)2016-06-18 20:04:56 GMT+9:002016-06-18 20:04:56 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」終演。 いやー、楽しかった! しかし、これは賛否両論だろうな。この演目で、血湧き肉躍るとか形容したくなっちゃうのはどうよって気も。 自分が感想書くと貶してるようにしか聞こえないんじゃないかと心配だったりして。 肉弾派戦士のロミオと不屈のジュリエットでした。2016-06-18 21:13:29 GMT+9:002016-06-18 21:13:29 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今回のキャスト組んだ人、天才かやけだったかどっちかじゃないかと。 キャピュレット家は、イタリアマフィアのボスのエイヴィス、ヴェローナの狂犬の平野さん、この父にしてこの娘ありの不屈の意志の持ち主オシポワ、対するはバルジャン並みの怪力ロミオのゴールディング。2016-06-18 21:19:08 GMT+9:002016-06-18 21:19:08 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 2幕最後のロミオとティボルトの剣戟はまさに激突。大柄な2人が全力で打ちあうので大迫力。ティボルトを刺すところは、壁に押し付けて根元までグッサリと。 平野ティボルトが狂犬なら、ゴールディングロミオは普段は温厚だけど暴走したら手のつけられないバッファローか。2016-06-18 21:28:46 GMT+9:002016-06-18 21:28:46 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日のマチソワは同じ演目なのに非常に対照的で、両方続けてみたのは面白かった。 ロミオは王子と闘士、ジュリエットは絶望と不屈、マキュベンは双子と兄弟、あと平野さんの善悪二形態も。 話としては、社会構造による避けられない悲劇と、権力闘争による偶発的な悲劇。2016-06-18 21:40:56 GMT+9:002016-06-18 21:40:56 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日の主役二人は、マクミランをこう踊っちゃうのかよという部分も。オシポワの身体能力とゴールディングの筋力で、何もかも強引にいけるのだ。 原振付の意味を拾わないという意味ではアウトな場所もあると思うのだが、名振付だからこそ乱暴に扱っても大丈夫なんだなとも。2016-06-18 22:16:06 GMT+9:002016-06-18 22:16:06 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 一番最後が他の回とバージョン違い。 多分、ゴールディングがやっちゃった気がするんだが。ロミオが死んだ時の位置どりが前過ぎて、石の寝台からは手が取れない位置に。 オシポワが自分の手にキスをして、その手をロミオの腿に這わせるという形でまとめたのはさすが。2016-06-18 22:26:40 GMT+9:002016-06-18 22:26:40 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 先ほど、ラストでゴールディングがやっちゃったのでは、と書いたのですが、昨日の学校公演でも同じだったと教えていただきました。ありがとうございます。 ということは、あの2人専用のバージョンなんだろうな。2016-06-18 22:52:38 GMT+9:002016-06-18 22:52:38 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 オシポワの全幕は、ライブビューイングで「ジゼル」と「白鳥の湖」をみただけで、その時は結構アレな感想を書いていたのですが、今日、本国で人気があるというのに納得したり。 シェイクスピアをやる時には必ず捻ってくるお国柄、と言えばいいか、古典の枠を飛び越える力。2016-06-18 23:16:01 GMT+9:002016-06-18 23:16:01 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今回4キャストをみたのだが、カスバートソンが比較的伝統的な造形なのかな。ヘイワードは若いキャストならでの鮮烈さ。 ラムとオシポワはどちらもとても現代的に作っていると思うのだけど、ラムは中世の世界に現代女性を置き、オシポワは世界ごと現代に持ってくる感じ。2016-06-18 23:19:41 GMT+9:002016-06-18 23:19:41 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 三羽烏が大中小なので三兄弟みたい。力の長男ゴールディング、技の次男エドモンズ、スピードの三男サンベ、といった所か。次男と三男が仲良しで、ちょいボケの長男を盛り立てる感じかも。 サンベのマキューシオがとにかく悪戯っ子で町中騒がせててよかった。2016-06-19 00:12:07 GMT+9:002016-06-19 00:12:07 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ティボルト対マキューシオのこのシーン。 2回目のジャンプは2バージョンあるみたいで、1回目と同じ形で跳ぶのがデフォルトじゃないかと思うのだが、初日のキャンベルと今夜のサンベは回転いれてきていた。 https://t.co/EywOdhu7gH2016-06-19 00:18:34 GMT+9:002016-06-19 00:18:34 GMT+9:00
さて、そろそろ夜も遅くなってきましたのでいいかな、と、ロミジュリの身も蓋もない感じの感想を呟こうかと。 もう、あらかじめ謝っておきます。ごめんなさい。2016-06-19 00:25:20 GMT+9:002016-06-19 00:25:20 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 オシポワとゴールディング、バルコニーPDDは新妻を抱いて戸口まで歩く試練の強化版、死後のPDDはもはや俵担ぎ、というぐらいのゴツゴツしたリフト。 技術としては確実に減点だと思うが、それが表現としては成り立つんだよな。特に死後の物体感にはゾクっとした。2016-06-19 00:32:16 GMT+9:002016-06-19 00:32:16 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 オシポワは非常に生命力にあふれていて不屈の闘志を感じるような。特に今日は父と従兄弟が暗黒街系のせいもあって、ジュリエットにもそういう雰囲気を投影してしまった。 舞踏会でロミオと初めて会った後、食い入るように見つめるのだけど、獲物を見つけた猛禽のような。2016-06-19 00:35:09 GMT+9:002016-06-19 00:35:09 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 3幕でロミオが出て行った後にジュリエットが結婚を強制されるシーン。絶望というより、それを断る力が自分にない事の悔しさ、のように見えた。 なので、間奏曲の部分で、そうよ権力に対抗するには権力、教会権力に頼る時だわ!と脳内アテレコしてしまったのだ。2016-06-19 00:38:47 GMT+9:002016-06-19 00:38:47 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 これ、我ながらどうかと思うんだけど。 ロレンス神父から薬瓶渡されるシーン、ほんの一瞬でセリフが浮かんで困ってしまった。 「これを使いなさい」 「パリスを殺すのね」 「そうではない」 「まさかお父様を」 「そうではない、娘よ。(溜息)これは仮死の薬だ」2016-06-19 00:41:52 GMT+9:002016-06-19 00:41:52 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 オシポワのジュリエット、普段だったら自殺するぐらいなら他人を殺しまくる気がするんだけど、一方で、あの一瞬に目の前に短剣があったら自殺するという説得力も。 なので、神父が来るのがもう少し早ければ、全然違う展開になりえたのにという悲劇性が。2016-06-19 00:43:58 GMT+9:002016-06-19 00:43:58 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 冒頭の三羽烏が壺の酒を飲むシーン、一人が飲んでるところで別の人が壺を傾ける悪戯をするのだが回ごとに違う。 ボネッリは悪戯する側、マクレイ回は悪戯なし、ムンタギロフ回は見逃した、サンベが傾けたらダバダバ溢れたみたいでエドモンズは胸拭いてた(笑)2016-06-19 01:58:46 GMT+9:002016-06-19 01:58:46 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ゴールディングのロミオ、2幕でソロを踊った後に舞台からちょっとはけるというのが2回。他のロミオはやっていなかった気がするのだけど、どうだったろう。 街の人まで含めて、他の人はそういう事をしないので、空間が破れたような変な気がした。2016-06-19 23:04:21 GMT+9:002016-06-19 23:04:21 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ゴールディングのロミオ、自分は結構良かったのだが、なにが良かったという事を分解したら結局「体格」に帰着する気がして、ちょっと自分の嗜好に呆れたり。 2幕のソロとか、デカイ男が高速系で踊ってると、いつもはモッサリな兄貴が恋に浮かれてるよという可愛さとかね。2016-06-19 23:33:37 GMT+9:002016-06-19 23:33:37 GMT+9:00
ロイヤルの「ロミオとジュリエット」は、キャストの組み合わせ方で激変する作品だなと。 特にオシポワ回はそこで勝ったという感じがする。主役が肉食女子&肉で、全員武闘派で固めて。 一方で、ラム回はそこがはまりきらなかったかなと。ムンタギロフに合わせてエレガントに組んだら面白いかも。2016-06-19 23:53:05 GMT+9:002016-06-19 23:53:05 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ロミオの演技で個人的に一番難しいと思うのが、3幕頭のベッドから眠るジュリエットをおいて去るシーン。 街から去らないと命の危険があるという設定はわかるんだけど、なんか賢者タイムだともう情熱醒めてんのかよ、みたいに見える事があって。2016-06-20 00:21:46 GMT+9:002016-06-20 00:21:46 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 パリスも回によって全然違う。最初はいい感じのカップルになりそうなパターンも、最初から全然無理なのも。 3幕も嫌悪が強い人も、純粋な拒否も。オシポワは腐汁したたるゾンビと踊るとこうなるか、ぐらいの嫌悪感。 「ロミオとジュリエットとゾンビ」ってもうあるっけ?2016-06-20 21:23:32 GMT+9:002016-06-20 21:23:32 GMT+9:00