2016.06.25
ジゼル
英国ロイヤル・バレエ
東京文化会館
バレエ
RT @NBS_japan: 【英国ロイヤル・バレエ団】「ジゼル」本日のキャスト: ジゼル:サラ・ラム アルブレヒト:スティーヴン・マックレー ヒラリオン(森番)... https://t.co/xA9XhPilE52016-06-25 15:04:09 GMT+9:002016-06-25 15:04:09 GMT+9:00
英国ロイヤル・バレエ「ジゼル」@東京文化会館、幕間。 圧倒的だった。 主役のサラ・ラムとスティーブン・マックレーも見事だが、セリフがないからこそ、舞台上の全員の演技によって物語が立ち上がるということを痛感。 ヒラリオンのズッケッティ、バチルドのカウリー、なにより母親のマクナリー。2016-06-25 15:06:47 GMT+9:002016-06-25 15:06:47 GMT+9:00
「ジゼル」 ラムのジゼル、踊ることが大好きで、踊りはじめるとより速くより高くと心が走る。母親も心配するわけだと。 1幕最後の剣を持つ部分、倒れるところで滑ったのではと思う部分があってヒヤッとしたのだが、あれは演技なのか少し勢いあまったのか。とにかくなんともなかったようでなにより。2016-06-25 15:13:53 GMT+9:002016-06-25 15:13:53 GMT+9:00
「ジゼル」 クリステン・マクナリーの母親が、とても納得させてくれる。 ウィリの伝説を語るところのミルタの怖さとか、みんなが踊りを彼女に見てもらいたがったり、村では女性教師みたいなポジションなのか。ジゼルの踊り好きは母親の血、体が弱いのは父親の血で、夫の死のせいで心配性なんだなと。2016-06-25 15:17:20 GMT+9:002016-06-25 15:17:20 GMT+9:00
「ジゼル」終演。 あー、すっごいよかったー。 なんだかまだドキドキしてる。 先日、古典バレエは上演によって物語が違ってみえるのが面白いと書いていた方がいらっしゃったが、今日はまさにそれ。 自分には、異種婚姻譚版ロミオとジュリエット、それもハッピーエンドに見えてしまった。2016-06-25 16:31:45 GMT+9:002016-06-25 16:31:45 GMT+9:00
「ジゼル」 今までずっとウィリは死霊だと思っていたのだけれど、今日はなぜか、妖精への転生、つまり彼女達は生きているんだなと思ったのだ。 ミルタが少し弱い感じだったのとか、音楽が結構のんきなのとか、ウィリ達に冷たさがあまりないのとか、様々な要因が重なったのだと思うが。2016-06-25 16:35:39 GMT+9:002016-06-25 16:35:39 GMT+9:00
「ジゼル」 自分はラムとマックレーのペアがすごく好きだ。2人とも考え抜いて役を作ってる気がするのだが、その上で舞台上でキャラクター同士の交感が生まれる。 これで体格差がもう少しあれば、鉄壁のペアだったと思うのだが、そこの問題であまり回数を踊らないんじゃないかなと。邪推ですが。2016-06-25 16:39:49 GMT+9:002016-06-25 16:39:49 GMT+9:00
「ジゼル」 マクレイ先輩、アントルシャの連続のない、無双発揮でないタイプのバリエーション。 こういう所も好きなのです。あそこで大喝采になったら、物語性が落ちちゃうもんなと。 最初の方のバリエーション、もしかしてユイットが入ってた? 数えられないので、高すぎてそう見えただけかも。2016-06-25 16:44:02 GMT+9:002016-06-25 16:44:02 GMT+9:00
「ジゼル」 今日のラストのアルブレヒト、墓の前での絶望から、ジゼルの落とした花に気づいた後の希望を感じさせる笑顔への変遷。あれは再会の約束なのかなと思ったのだった。 そう思うと「もののけ姫」でもあったかも。「ジゼルは森で僕は街でくらそう。会いにいくよ、百合の花束を持って」という。2016-06-25 17:18:18 GMT+9:002016-06-25 17:18:18 GMT+9:00
「ジゼル」 ライト版、何度かは見てるはずなのだが、今日はいろいろと新発見が。 2幕がヒラリオンの板つきではじまるのだ。それも眠っている。つまり、ジゼルを埋葬したあと、そのまま墓で泣き明かして眠ってしまっていたんだなと。 それによってアルブレヒトが葬式に参列しなかった事も明確に。2016-06-25 17:23:32 GMT+9:002016-06-25 17:23:32 GMT+9:00
「ジゼル」 2幕でジゼルがアルブレヒトをかばう所が素晴らしかった。まさに一幅の絵のようなと形容したくなる、止まっているのに感情がほとばしるようなポーズ。 白鳥じゃないが、愛の勝利。死亡エンドか生存エンドかはまだわからないけれど、あの瞬間に2人の勝利は確定したんだなと思った。2016-06-25 18:10:21 GMT+9:002016-06-25 18:10:21 GMT+9:00
昼間に公式リツした「ジゼル」に関するページが面白かったのだが、ウィリ伝説で「踊りは性的エネルギーの発散の象徴、若い男を引き込み精を吸い尽くす」という所に反応。 つまり、ヒラリオンはやり殺されて、ジゼルだけが相手だったアルブレヒトは生き延びたって事? とゲスい事を考えちゃった。2016-06-25 23:50:44 GMT+9:002016-06-25 23:50:44 GMT+9:00
踊りは性的エネルギーの発散という文脈で、マシュー・ボーン的な男バージョン「ジゼル」を誰かやってくれませんかね。 次から次へとごつい男をリフトさせられて体力限界で死ぬヒラリオンが見たい(笑) しかし、そうなると、ジゼルは寄ってくる男を蹴散らす感じで身も蓋もないか?2016-06-25 23:54:12 GMT+9:002016-06-25 23:54:12 GMT+9:00
「ジゼル」は1回でいいかなぁと思っていたのだが、今日見てやっぱりロイヤルなんだからもっと取っておけば良かったと後悔。 昨日のオシポワの評判が TL で良かったので、そこを見ておくべきだったかなとも。ラムとオシポワって対象的な気がするのだ。知性で組み上げるのと、強力なライブ感と。2016-06-26 00:06:28 GMT+9:002016-06-26 00:06:28 GMT+9:00
「ジゼル」 今日はウィリの交差のシーンで拍手なし。自分の近くではおっさんが拍手しかけて周りが静まってるのに気づいてやめてた(笑) もしかしたら踊ってる側としては寂しいのかもしれないけれど、自分はあそこで拍手が起こらないのはロイヤルの演劇性の高さゆえだと思うのです。2016-06-26 00:23:45 GMT+9:002016-06-26 00:23:45 GMT+9:00
「ジゼル」 マックレーのアルブレヒトは、一言で言えば恋愛観がガキなんだと思う。 僕ね、大きくなったらバチルドおばちゃんと結婚するんだよ、でも今一番好きなのはジゼルちゃんなの、と何の矛盾も感じてないメンタリティ。 ラムと身長差がないせいもあって、アルブレヒトの方が年下に見えたり。2016-06-26 00:32:23 GMT+9:002016-06-26 00:32:23 GMT+9:00
「ジゼル」 従者のウィルフリード。アルブレヒトの関係性で時々萌えたりなんかもするのですが、今日は、この組み合わせだと恋愛観発達しないよねという、ちょっと脳みそ筋肉っぽさが。 というか、そういうウィルフリードの演技とかが積み重なってアルブレヒトの人物像ができてくるのがロイヤルかな。2016-06-26 00:36:26 GMT+9:002016-06-26 00:36:26 GMT+9:00
「ジゼル」 常にヒラリオン贔屓な自分ですが、今日のズッケッティも良かった。 細かく打ち合わせてるのか、アルブレヒトと対照的に見える部分も多くて。ジゼルの腕を掴むシーン、アルブレヒトはエスコートするように、ヒラリオンはつかんだ後でジゼルが痛がって腕をさする。こりゃダメだなって(笑)2016-06-26 00:41:19 GMT+9:002016-06-26 00:41:19 GMT+9:00
「ジゼル」 クールラント公がトーマス・ホワイトヘッド。先日のティボルトではヤクザ系だと思ったのですが、今日は太めのかわいこちゃんに見えてビックリ。 体格自体が変わるわけはないので服と演技なのですが、恰幅がよくて、ちょっと困ったちゃんな所もあるけど、領民には愛されてそうな。2016-06-26 00:45:59 GMT+9:002016-06-26 00:45:59 GMT+9:00
「ジゼル」 バチルドのオリヴィア・カウリーも良かった。いや、この女が婚約者だったら他に好きな人できちゃうのもしょうがないよっていう部分をつくってあって、それでアルブレヒトのクズさが軽減されてたような。 マックレーが比較的若く作っていたのもあって、年齢的にもあわない感じで。2016-06-26 00:48:56 GMT+9:002016-06-26 00:48:56 GMT+9:00
「ジゼル」でしばらく前からちょっと疑問なこと。 いや、自分がミルタだったら、さっさと殺すなんて事しないで、ジゼル人質にして毎晩こさせて踊らせて、殺すのは飽きてからにするけどなぁ、などと。 ヒラリオンが死ぬシーンで、かわいそうじゃなくてもったいないと思うような性格だからか(笑)2016-06-26 01:17:41 GMT+9:002016-06-26 01:17:41 GMT+9:00
「ジゼル」 こういう事を言い出すと身も蓋もなくなる気がするが、ダンス力に絶対の自信があって、毎晩ジゼルの元に通ってはウィリ達とダンス勝負しては夜明けまで逃げ切り続けるというアルブレヒトはありだろうか。 それで百夜通いぐらいしたら、ミルタも折れてくれるとかないだろうか。2016-06-26 01:21:52 GMT+9:002016-06-26 01:21:52 GMT+9:00
昨日の「ジゼル」で、ウィリが死霊ではなくて生物っぽいと思ったのだが、もしかして口紅のせいもあったのかな。 自分は口紅が赤だとは全然気づいてなかったのだけど、気づいてなくてもトータルの印象の形成はかなり違うと思うのだ。2016-06-27 00:00:09 GMT+9:002016-06-27 00:00:09 GMT+9:00
「ジゼル」について鍵付きの方が、ピーター・ライト版はホラー、と呟いていらっしゃって、なるほど!と。 古典を幻想文学とし、ライト版がホラーならば、自分がラムマックレー回にパラノーマルロマンスの色合いを感じたのも正統進化の一環なのかも。 その先は是非 M/M でジゼルを(笑)2016-06-27 18:09:47 GMT+9:002016-06-27 18:09:47 GMT+9:00
一昨日からマシュー・ボーン系の男同士ジゼル、というのを時々ひねり回してるのだが、そもそも振られたショックで狂気に陥るのも、そのまま心臓が止まるにしても剣を振り回して自殺するにしても、男だとなんだか痛すぎる奴になっちゃうという問題が。 こういうのも性的偏見なのはわかってるんだけど。2016-06-28 00:46:58 GMT+9:002016-06-28 00:46:58 GMT+9:00
ジゼルの男同士版、裏切られただけで男が死ぬとアレだけど、その衝撃で超自然系の資質が覚醒して仮死状態に、ぐらいならいけるか。オーソドックスなら吸血鬼、現代系ならミュータント、個人的趣味では獣人系。 あれ? 最近そんな設定を見たような。あ、「レヴェナント」だ。(全然違います)2016-06-29 02:04:57 GMT+9:002016-06-29 02:04:57 GMT+9:00