2016.07.26
オールスター・バレエ・ガラ プログラムA
東京文化会館
バレエ
「オールスター・バレエ・ガラ プログラムA」@東京文化会館。 Bプロより満足度高くて、なかなか。何よりもフェリのジュリエットが凄くて、これ一つで見にきた甲斐があったというもの。 とはいえ、お世辞にもコストパフォーマンスがいいとは。5分押しではじまって9時前に終わり、正味2時間弱。2016-07-26 21:27:41 GMT+9:002016-07-26 21:27:41 GMT+9:00
「オールスター・ガラ A」 値段の事を書く人は少ないみたいで、皆さん心が広いなと。 正味2時間で12演目、大きなミスが2演目あって、27000円はホントどうかと。 あの「ジョン・ノイマイヤーの世界」でも23000円、エトワール・ガラなんて最前列でAB両方見て26,000円なのに。2016-07-26 21:36:18 GMT+9:002016-07-26 21:36:18 GMT+9:00
「オールスター・ガラ A」 前半はやっぱりエイマンが持っていったような。「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」のバリエーションが見事。リフトは少し苦しくて、最後は流れが止まるかと思ったのをよく押しきった。文字通りの意味で荷が重いような。 https://t.co/tOhzVPZdzG2016-07-26 21:42:42 GMT+9:002016-07-26 21:42:42 GMT+9:00
「ジゼル」 多分、ゴメスのアルブレヒトをはじめて見た。 倒れたあとの演技が細かくて、胸を押さえたり、起き上がろうとしては倒れたり。ついついオペラグラスで見てしまった。 ラストが普通と違う作りで、取り残されたアルブレヒトが夜明けを迎える部分までやってくれたのも嬉しかった。2016-07-26 21:47:47 GMT+9:002016-07-26 21:47:47 GMT+9:00
「カルメン組曲」 幕が上がると赤のホリゾントの前にロパートキナが黒くシルエットで。完璧としかいいようのない姿。 普通のカルメンのイメージとは違うのけれど、研ぎ澄まされた曲刀のような踊りだった。 エルマコフ、ピンクに黒の水玉のボレロを羽織っていて、ミカエラなの?と一瞬思った(笑)2016-07-26 22:09:48 GMT+9:002016-07-26 22:09:48 GMT+9:00
コルネホの「Tango y Yo」は、「レ・ブルジョワ」タンゴ版、といった感じ。 途中で拍手がおこって、多分違うよなとおもっていたら、やはり続きがあったのですが、皆様、なんでそんなに早く拍手したがるんでしょう。早く拍手すると何かいいことあるのかな。不思議でしょうがない。2016-07-26 22:12:12 GMT+9:002016-07-26 22:12:12 GMT+9:00
「オールスター・ガラ A」 後半はゴメス振付の「トッカーレ」から。テクニカルな雰囲気の作品で、トレナリーがアメリカ系女子体操選手みたいで似合っていた。 ただ、少し息の合わない感じがと思ってたら、最後にゴメスが支えそこなうミスが。 https://t.co/GU27wu30tF2016-07-26 22:24:05 GMT+9:002016-07-26 22:24:05 GMT+9:00
マーフィーとエイマン「海賊」の寝室。終盤のリフトをあげ損ねてしまっていた。多分、体格的な意味ではギリギリの組み合わせの二人で、他の演目でもリフトは結構ヒヤッとしたりしてたので、怪我がなくて何よりですといったところか。2016-07-26 22:35:35 GMT+9:002016-07-26 22:35:35 GMT+9:00
アナニアシヴィリの「瀕死の白鳥」。 ファンの方はお読みにならないでください。 後ろが長く前の短いキャバレーっぽい衣装で、しかも灰色。 これ、ファニーガラでゴメスがやると似合うやつじゃないの? と思いながら見てたら、最後が仰向けにバタッと死ぬという。えぇ? これ笑うとこ? って。2016-07-26 22:40:22 GMT+9:002016-07-26 22:40:22 GMT+9:00
フェリとコルネホの「ロミオとジュリエット」寝室。 フェリがものすごくて。名人芸というか達人技というか、振付を知り尽くして、手も足も全てが流れるように動く。今までバルコニーに比べると寝室は踊り自体より感情表現の部分が強いと思っていたのだが、振付自体の凄さを思い知らされたというか。2016-07-26 22:45:08 GMT+9:002016-07-26 22:45:08 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」のフェリ、これは若い子にはできない踊りだというのを痛感。見てて、何がどうなってるのわからないというか、物理法則とどうやって折り合いをつけてるんだと思うぐらいに力で制御している部分が見えない。全身にモーションキャプチャーセンサーつけて記録しておいて欲しい。2016-07-26 22:52:48 GMT+9:002016-07-26 22:52:48 GMT+9:00
「オールスター・バレエ・ガラ」 女性陣のセルフプロデュース力、というのを考えてしまった。そこはフェリが一番かなと。自分にできることと、観客の求めるものとをバッチリとマッチさせてきたと思う。ザハロワもなかなか。 ロパートキナは、内省的というか、自分の現在にこだわりがあるのかなと。2016-07-26 23:05:03 GMT+9:002016-07-26 23:05:03 GMT+9:00
セルフプロデュース力でいえば、アナニアシヴィリとマーフィーはちょっと考えたほうがいいんじゃないかなと思う部分が。 ジャパンアーツさんの意向もあるだろうけれど、パートナー、演目、衣装の選定が、えっとそれは、みたいなものが幾つかあったので。2016-07-26 23:08:24 GMT+9:002016-07-26 23:08:24 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 コルネホも良かったと思うのだが、フェリが踊り始めたら意識がそこに集中しすぎててほとんど見てなかったという。 コルネホも好きだし、ジゼルが踊ってても倒れてるゴメスをオペラグラスでガン見するような自分なんですが、今回ばかりは。それだけフェリがすごかった。2016-07-27 00:43:50 GMT+9:002016-07-27 00:43:50 GMT+9:00
「オールスター・バレエ・ガラ」 そういえば「ロミオとジュリエット」は、ダンサーの希望により変更で入った演目なんだよな。個人的にはこれが一番良かったのだけど。 プログラム組んだ方がどなたか知りませんが、どうしてロミジュリを入れようと思わなかったのか、不思議でしょうがないんだけれど。2016-07-27 01:08:07 GMT+9:002016-07-27 01:08:07 GMT+9:00