2016.08.02
バレエの巨匠たち
東京文化会館
バレエ
これから、マトヴィエンコ&ルジマトフ「バレエの巨匠たち」@東京文化会館。 自分の知る限り、この夏にたくさんあるガラの中で男PDDがあるのは、これと横浜バレエフェスティバルだけなんだよな。 https://t.co/Vm4lwKqnPL2016-08-02 18:56:34 GMT+9:002016-08-02 18:56:34 GMT+9:00
「バレエの巨匠たち」終演。 第1部の白鳥はいまひとつだったのだが、第2部のガラがとても見ごたえあった。面白い演目釜多く、そこにルジマトフの「トゥオネラの白鳥」が当日追加になり、カーテンコールまで含めたら100分近くて、大満足。 https://t.co/7onVGTfSVH2016-08-02 21:46:22 GMT+9:002016-08-02 21:46:22 GMT+9:00
昨日の「バレエの巨匠たち」、これだけは書いておかなくては。 男PDD「Escape 〜終わりなき旅〜」はなかなかでした。上半身裸で下はゆったりとしたパンツ、色黒のルジマトフは白、色白のマトヴィエンコは濃い赤で、並ぶと面白い対称性。薄いビニールをたなびかせたり巻きつけたり。2016-08-03 08:34:50 GMT+9:002016-08-03 08:34:50 GMT+9:00
「Escape」 ストーリーをどう解釈するか、というのが自分の中でかたまらなかったのだけれど、とてもイマジネーションを刺激する作品。ガラには一つぐらい男PDDを入れるという時代になりませんかね。 今夜と土曜にもやるので、できればもう一度見たいのだが、どうにもならぬ…2016-08-03 08:38:01 GMT+9:002016-08-03 08:38:01 GMT+9:00
「バレエの巨匠たち」 一階はかなり埋まっていたけれど、二階から上はガラガラ。 個人的には、オールスター・ガラはもちろん、バレエの王子さまよりも、コストパフォーマンス高い公演だったので、もったいないなぁと。 光藍社さんは、先行で割引で座席指定可という素晴らしい売り方もポイント高い。2016-08-03 08:46:52 GMT+9:002016-08-03 08:46:52 GMT+9:00
今日も公演あったので、混乱を招きそうで申し訳ないのだけれど、昨日の「バレエの巨匠たち」の感想を今更ながら。 英語のサブタイトルで Denis Matvienko The 20th Anniversary と付いている、芸能生活20周年のデニス・マトヴィエンコが主役の公演。2016-08-03 22:44:16 GMT+9:002016-08-03 22:44:16 GMT+9:00
「バレエの巨匠たち」 個人的には(男PDDは別枠として)ルジマトフの境地と、ペレン&シェミウノフ夫妻が楽しかった。実は、ペレンとシェミウノフが組んで踊ってるのは初めて見たと思う。オデットとロットバルトで見たことはあるのだけれど。ゴルデーワ&グリンコフに近いペアだと思うのだ。2016-08-03 22:51:14 GMT+9:002016-08-03 22:51:14 GMT+9:00
ペレン&シェミウノフ。 頭一つ身長差があるので「スパルタクス」はリフトが超絶。投げあげの片手リフトとか、ワンハンドワンハンドのスターリフトからの難しいポジションチェンジとか、テーブルトップで柔軟性を見せるポジションとか、フィギュアスケートのオリンピックで見られるかどうかの難易度。2016-08-03 22:55:03 GMT+9:002016-08-03 22:55:03 GMT+9:00
「ボヴァリー夫人」は、ペア系のアクロバティックリフトは入らず、ダンスリフトが多いしっとりした演目。こちらもとても良かった。ペレンの身体制御が精密なところが好きなのですが、シェミウノフの体の大きさと筋力が合わさると一層見応えがある。 体の大きな男が好き、というのもあります。はい。2016-08-03 22:59:42 GMT+9:002016-08-03 22:59:42 GMT+9:00
ルジマトフは、さすがに身体能力は衰えがあってジャンプや回転は全盛期ほどではないのだろうけど、とにかく体のコントロールが素晴らしい。 フィリピエワとの「シェヘラザード」は美神二人といった風情。あー、わかるわかる、こんな奴隷が近くに転がってたら、ついつい手も出しますよって。2016-08-03 23:03:53 GMT+9:002016-08-03 23:03:53 GMT+9:00
ルジマトフは、顔は、そうですね、本橋馨子や竹田やよい系かなと思うのだけれど、今の身体は仏像に近い感じを受ける。結構筋肉がしっかり付いてるのだけれど、両性具有の雰囲気があるのは、しなやかで曲線の残像の残る動きと、静を大事にするせいかな。彼の手を見ると、山岸凉子の絵を思い出すのです。2016-08-03 23:10:44 GMT+9:002016-08-03 23:10:44 GMT+9:00
「ゴパック」はネトルレンコ。 1分あるかないかのバリエーションで、セットの幕の上げ下ろしの方が長かったんじゃないかって感じなのだけど、とにかくジャンプしっぱなしという、ロシア男の脚力自慢みたいな演目で、代打出場だったのですがよく頑張って大喝采をもらってました。ガラにはいいですね。2016-08-03 23:15:38 GMT+9:002016-08-03 23:15:38 GMT+9:00
「赤と黒」のパ・ド・ドゥをマルコフスカヤとチャシェグロフで。これもよかった。 振付がウヴェ・ショルツで、相変わらずの偏執狂的な音の拾い方なのだが、それがきちんとドラマにもつながる踊り方で、いつか全幕を見たいと思わせてくれた。 あ、女性が男性を平手打ちするのも好きです(笑)2016-08-03 23:18:34 GMT+9:002016-08-03 23:18:34 GMT+9:00
マトヴィエンコ夫妻、個人的にはデニス氏は良かったのだが、アナスタシアさんがイマイチ。あとひとつのところで緩い感じで、こう言ってはなんですがプリンシパルではないのがわかるというか。 デニスのバジルはさすが。アラスゴンドの足が終始直角の高さ、そこから足を引き寄せてまた長々と回って。2016-08-03 23:22:38 GMT+9:002016-08-03 23:22:38 GMT+9:00
ルジマトフとフィリピエワの「シェヘラザード」。 この組だと、王様が帰還した時に怒るのって、浮気はいいが、どうして俺の見てるところでやらなかった!じゃないのかと(笑) なんだろう。百合カプに混ぜてほしい、じゃなくて、やおいカプ的横から見ていたい組み合わせというか。尊い、と言うのか。2016-08-04 00:09:45 GMT+9:002016-08-04 00:09:45 GMT+9:00