2016.08.07
エトワール・ガラ 2016 Aプログラム
オーチャードホール
バレエ
「エトワール・ガラ 2016 Aプログラム」幕間。 前半は6演目、ちょっと若手男子頑張れ〜的な所も。 普段あまり惹かれない「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」がよくて、これがパリオペの力なのかと納得するやら感心するやら。 https://t.co/z8okS3kWD32016-08-07 15:22:03 GMT+9:002016-08-07 15:22:03 GMT+9:00
「グラン・パ・クラシック」 ルーヴェはエケとはあまり踊ってないのだろうか、サポートがちょっとひどかった。特に回転の軸がとれないみたいで見ててハラハラ。グランフェッテ、シングル、シングル、足を伸ばしたままのシングル、そのままダブルを綺麗に回ったのに最後サポート入った途端にぐらっと。2016-08-07 15:25:31 GMT+9:002016-08-07 15:25:31 GMT+9:00
「エトワール・ガラ A」終演。 第2部はなかなか満足。 でもでも、しつこく言うけど、「ル・パルク」を AB の両方でやるなら、片方外して「モレルとサン=ルー」をやってくれて良かったんですよ? https://t.co/zDdyveWLuK2016-08-07 17:30:03 GMT+9:002016-08-07 17:30:03 GMT+9:00
第2部はヌレエフ版の「くるみ割り人形」から。 ボラックとルーヴェ、なかなか頑張ってましたが、それでも大変そうだなと思ってしまう振付。 フィギュアスケートのレベル4ステップみたいに、多くの要素を入れてしかも左右両方でやらせるという。2割遅いスピードでも普通は踊れないぐらいの内容。2016-08-07 17:33:15 GMT+9:002016-08-07 17:33:15 GMT+9:00
「クローサー」 プログラム覚えてなくて、なんだっけこれと思ったのだが、踊りはじめて、なんかユニクロのCMみたいだなと感じた途端に、あ、ミルピエじゃんと。 伝わるかどうかわかりませんが、ミルピエってユニクロ感ありませんか? あまり見てないのにこういう事言うのもアレですけど。2016-08-07 17:35:26 GMT+9:002016-08-07 17:35:26 GMT+9:00
「クローサー」 長い、というツイートを読んでいたのですが、その通りでした。 でも、アバニャートを見ていると、踊り続ける中でどんどん削ぎ落とされて最後に辿り着くというのをやりたかったのかなと思わないでもなく。 他人を意識した下着ではなくて、誰も見ない事前提の肌着一枚まで。2016-08-07 17:40:06 GMT+9:002016-08-07 17:40:06 GMT+9:00
「クローサー」 自分はミルピエの振付とパリオペは相性悪いと思うんだよな。アバニャートはかなり良かったけど、ベザールはどうもしっくりこず。 特に男性パートは、ユニクロの肌着でダラダラっとするみたいな、ダサ可愛さが欲しいんだけど、パリオペ男子だとどうしてもエレガントになってしまって。2016-08-07 17:42:16 GMT+9:002016-08-07 17:42:16 GMT+9:00
「Sanzaru」 ティアゴ・ボアディンの振付をアッツォーニとリアブコが。 凄かった。スーパーハイビジョンノイマイヤーというか、物凄い精度で踊る事を前提に作られた作品。 この2人がオリジナルキャストじゃないかと思うのだが、どうだろう。他にもこれ踊れるカップルいるならそれも凄い。2016-08-07 17:47:24 GMT+9:002016-08-07 17:47:24 GMT+9:00
「Sanzaru」 見猿聞か猿言わ猿をモチーフにした作品で面白かったのだが、自分がテクニカルな部分にちょっと圧倒されてしまって、作品全体としてみきれなかった感じがあるのが残念。その角度の足で軸が微動だにしないってどういう事?とか。 A プロもう一回見とくべきだったかと反省。2016-08-07 17:52:12 GMT+9:002016-08-07 17:52:12 GMT+9:00
大石さんの「See」とボアディンの「Sanzaru」を見て思ったのだが、ノイマイヤーの舞踊言語を習得したダンサーが多数いるという事が、新しい振付家たちにとっても大きなメリットなんだろうなと。 素材としてアッツォーニとリアブコが与えられたら料理の腕も振るいますよねというか。2016-08-07 17:55:26 GMT+9:002016-08-07 17:55:26 GMT+9:00
「瀕死の白鳥」はジルベール。 動き自体はそれなりに鳥っぽいのだが、内面としては白鳥を演じるのではなくて、白鳥に象徴されるバレリーナを演じているように感じた。 彼女の踊りに対する考え方というか、覚悟みたいなものを感じたような気がして、短いけれどもかなりグッときました。2016-08-07 17:58:40 GMT+9:002016-08-07 17:58:40 GMT+9:00
マクレガー「感覚の解剖学」。 エケには申し訳ないが、マルシャンが素晴らしく気持ち悪くて全く目が離せなかった。下手隅に座ってるだけのところでさえ気持ち悪さが残っているという。 他の演目でもいいダンサーだと思ったのだけれど、変則的な体の使い方もここまで上手いとはと感嘆。2016-08-07 18:02:06 GMT+9:002016-08-07 18:02:06 GMT+9:00
「アザー・ダンス」 アルビッソンは大柄で下半身がやや太いのだが、それゆえのゆったりと優雅な表現があって結構好き。ただ、パートナーが問題なんだよな。ガニオのサポートは良くなったとはいえ、ちょっと重量オーバー感が。 ガニオ、ソロとかサポートのない部分の方が生き生きしてました。2016-08-07 18:05:08 GMT+9:002016-08-07 18:05:08 GMT+9:00
「ル・パルク」 アバニャート、あまり見た事ないのだが、女優肌なのかな。 個人的にはこういう女絶対無理、というような、ドロドロの女を見事に演じてました。 で、その性格設定がペッシュをとても魅力的に見せるわけですよ。あの柔和な顔の中の優柔不断と優しさと包容力。一言で言えばワンコ感?2016-08-07 18:14:52 GMT+9:002016-08-07 18:14:52 GMT+9:00
「Sanzaru」は、ノイマイヤーの振付よりさらにピンポイントでここに入れろという、針の穴を通すような精度で作ってそれを実施しちゃうという尖りまくりの作品に思えた。 チューンされたF1マシンというか、もはやドライバーにあわせて設計されたサイバーフォーミュラマシンみたいな。2016-08-07 22:50:24 GMT+9:002016-08-07 22:50:24 GMT+9:00
「ル・パルク」 実はどういう話か全然知らないのですが、今日はストーカー女風味も感じたり。例のリフトが首に縄をつけられての逃避行みたいに見えたりして、サイコサスペンスというか「トム・アット・ザ・ファーム」系息苦しさが。 他の方も書いてましたが、あそこで拍手する人々、余裕あるよなぁ。2016-08-07 23:05:02 GMT+9:002016-08-07 23:05:02 GMT+9:00
「スターバト・マーテル」 アバニャートとペッシュのコンビは結構好き。アバニャートは聖母というには女の匂いの強い役作りに感じたのだが、それがペッシュを魅力的に見せていたと思う。 どうも自分はパリオペ男子が引退少し前あたりからツボに入ってくるみたいで、ペッシュは数年前からストライク。2016-08-07 23:16:47 GMT+9:002016-08-07 23:16:47 GMT+9:00
「シンデレラ・ストーリー」 ノイマイヤー好き好きといいながら、この作品もストーリーを知らず、原題が「A Cinderella Story」なのを初めて知ったという始末。 でも、予備知識なしでパドドゥを見ても物語を想像させてくれるのが舞踊のよさですよねと正当化したりして。2016-08-07 23:22:41 GMT+9:002016-08-07 23:22:41 GMT+9:00
「シンデレラ・ストーリー」 アッツォーニとリアブコは変幻自在。昨日はあんな人外だったのに今日は恋する乙女で幸福感があふれてて。 そして、ほんとそれどうなってるの?というような事を平然とやってくる。女性の回転を軸を倒した形でサポートして、その軸のままリフトにいくとか、目を疑った。2016-08-07 23:26:14 GMT+9:002016-08-07 23:26:14 GMT+9:00
ビゴンゼッティの「カラヴァッジョ」をボラックとガニオが。 美少女とおっさんみたいな雰囲気で好みでした。体格的にガニオが楽そうなのもあるのだけれど、彼の色気というのは女性に対して受け身の時の方が発揮されるような気がしていて、強気美少女に押されるパターンもいいんじゃないかと思ったり。2016-08-07 23:31:43 GMT+9:002016-08-07 23:31:43 GMT+9:00
「三人姉妹」 アルビッソンはなかなか好み。体格もあって成熟した女性の色香というのが出やすい気が。ベザールはサポート悪くないと思うのだがアルビッソン相手でマクミランはちょっときついか。最後のリフトのもたつきと歯を食いしばった表情からすると上げ損なった気がするんだが、どうなんだろう。2016-08-07 23:35:39 GMT+9:002016-08-07 23:35:39 GMT+9:00
「グラン・パ・クラシック」 自分はエケの口元の使い方が苦手で。唇を引き締めたり舌で唇舐めたりが妙に気になって。 ルーヴェは逆で、息が上がってる呼吸音がするのに顔面にまったくあらわれないのが見事。どうやって呼吸してるんだろう。舌で唇舐めるのを一瞬の後ろ向きの間にやってたような。2016-08-07 23:49:00 GMT+9:002016-08-07 23:49:00 GMT+9:00
こういうこと気にしてるの自分だけの気がするんだけど。 ルーヴェのタイツ、なぜか股下の縫い目が前から見える位置にくるのだ。他の人はまっすぐ立つとほとんど見えないのに、彼だけ股間の下のところに縫い目が見えて継ぎが当たったような感じで。お尻が小さくてタイツが少し前側にくるとかだろうか。2016-08-07 23:53:41 GMT+9:002016-08-07 23:53:41 GMT+9:00
衣装で言えば、「スターバト・マーテル」だったとおもうが、女性のスカートに穴が空いていたのも気になった。直前にどこかでひっかけてしまったのか、遠征先だと共布がなくてうまく補修できないのか。 あ、薄くて透ける生地だから共布あっても目立たないように補修するのは無理なのかも。2016-08-08 00:04:54 GMT+9:002016-08-08 00:04:54 GMT+9:00
エトガラ。 モロー降板、男PDD2つキャンセル、プログラム色々変更と、個人的には開始前に盛り下がったのだけれど、全体としては悪くなかった。 女性陣はボラックが結構好きなタイプになりそうな感じなのと、「クローサー」と「ル・パルク」でアバニャートの表現の幅に惹かれたのが収穫。2016-08-08 01:18:22 GMT+9:002016-08-08 01:18:22 GMT+9:00
パリオペ男性陣。 自分は、若手の伸び伸びした時期は好きで、中堅時代はツボにはまらなくて、30後半ぐらいから引退後が一番楽しくなるみたい。 今回はベザールが伸び悩みな感じ。古典系エレガンスだけではいけない演目のときに少しつらいかな。 ガニオは相変わらず女性との組み合わせが難しい。2016-08-08 01:27:10 GMT+9:002016-08-08 01:27:10 GMT+9:00
ジェルマン・ルーヴェ。 非の打ち所がない外見といっていいのではないだろうか。一人で踊っていると動きも良く線も美しいのだが、サポートに関してはまだまだというのは、パリオペ男子あるあるな気が。 今回は古典系ばかりで、よく似合っていたのだが、現代物も一つぐらい見たかった。2016-08-08 01:33:13 GMT+9:002016-08-08 01:33:13 GMT+9:00
ユーゴ・マルシャン。 ちょっと面白い資質のダンサーではないかと思う。手の使い方がとても幅広くて、空間をうまくとらえてる感じをうける。大柄でリフトもうまいが、回転系のサポートも上手。その上で、個人的に一番面白かったのがマクレガーというのがね。どこへ向かうのかが楽しみなダンサーです。2016-08-08 01:40:46 GMT+9:002016-08-08 01:40:46 GMT+9:00
アルビッソンは「ランデヴー」が良かったのだけど、他はなかなかパートナーに恵まれない感じで。今回組まなかったマルシャンならあの重量いけるのか、それでも重いかなぁ。 個人的には女性二人でも見てみたい。ボラックと「ウィキッド」みたいなのやってくれたら楽しそうなんですけど。2016-08-08 01:47:32 GMT+9:002016-08-08 01:47:32 GMT+9:00
エトガラに「ラ・シルフィード」と「アザーダンス」とミルピエの「クローサー」を入れてきたのは、来年のパリオペ来日の宣伝を兼ねてるのかな。 自分は3つともまぁまぁぐらいだったので、宣伝効果としてはどうだったのだろうと気になったりして。2016-08-08 02:00:35 GMT+9:002016-08-08 02:00:35 GMT+9:00