2016.10.24
るつぼ
シアターコクーン
演劇
「るつぼ」@シアターコクーン、幕間。 いやー、おっもしろい! 前に新国立劇場で見たのとは全然違う話みたい。 前半は、黒木華と松雪泰子の女傑2人が5マイルの距離を超えての殴り合い。その合間で堤真一がオロオロするという(笑) 黒田育世の振付による少女達のシーンもとても良い。2016-10-24 20:10:45 GMT+9:002016-10-24 20:10:45 GMT+9:00
「るつぼ」終演。 もう、すっごく楽しかった!! 以下ちょっとネタバレ。 炎のような黒木華と氷のような松雪泰子が正ヒロイン堤真一を奪い合い、その横で副ヒロイン溝端淳平が泣き崩れるっていう。素晴らしいね! いやー、舞台は演出次第だなぁと。前に見た宮田慶子版とは話が全然違って見えた。2016-10-24 22:00:44 GMT+9:002016-10-24 22:00:44 GMT+9:00
「るつぼ」 実はキャスティング見て、ちょっと心配だったんですよ。 黒木華のアビゲイルは当たり役間違いなしと思ってたのだけれど、神への信義に悩む堤真一とか、優しくも純粋な清教徒の松雪泰子とか、ちょっと想像できないじゃないですか。 こう作るから、堤さんと松雪さんだったのか!と。2016-10-24 22:06:30 GMT+9:002016-10-24 22:06:30 GMT+9:00
「るつぼ」 振付に黒田育世さんがクレジットされてて、少女達の振付と多分ステージングもしてるのだと思うのだけれど、演出とあいまって物凄い迫力。 特に2幕の裁判所シーンは凄まじくて。男共は馬鹿ばっかりだな、という話なんだけど、あれだけやられると巻き込まれる説得力がある。2016-10-24 22:12:44 GMT+9:002016-10-24 22:12:44 GMT+9:00
「るつぼ」 ネタバレ。 2幕の法廷シーン。 ジョン・プロクターとアビゲイルの直接対決があるのだけど、お前は何もわかってないな、そこでお前にできるのは色仕掛けでアビゲイルを落とすことだけなんだよ、と説教したくなってしまった(笑) 勝ち目あるとしたらその線だけだよな。2016-10-24 22:43:14 GMT+9:002016-10-24 22:43:14 GMT+9:00
「るつぼ」 女性二人も良かったが、堤さんもうまくハマったなぁと。 妻が体調が悪いからって、住み込みの少女に手を出して、浮気がばれた後は謝りはするものの反省の色は薄め。っていうかお前ばれてないだけで常習犯じゃないのかという色男。 だからこそ、最後に掴むものが大きく見える。2016-10-24 22:47:47 GMT+9:002016-10-24 22:47:47 GMT+9:00
「るつぼ」 演出はジョナサン・マンビィという方。オールド・ヴィックや RSC にもいたと書いてあった。 前半では台詞回しがちょっとというような人たちがいたので、やはり日本語に対する壁があってチェックしきれてないのかなと思ったのだが、後半では全く感じず。他の作品も見てみたい。2016-10-24 22:53:05 GMT+9:002016-10-24 22:53:05 GMT+9:00
「るつぼ」 違う人だったら申し訳ないのだが、アン・パトナムの秋本奈緒美さんかな。1幕の牧師の娘の部屋に押しかけてくる女性の一人。他に出番なくて台詞量は多くないんだから何度も噛まないでよ、変に大仰な芝居つける前にそっちが先でしょ、と思ってしまった。2016-10-24 23:03:18 GMT+9:002016-10-24 23:03:18 GMT+9:00
「るつぼ」 キーパーソンの一人であるメアリー・ウォレンの岸井ゆきのさん。前半はちょっとあやうい感じのところがあったけれど、後半はとても良かった。 2幕、舞台の両端にいるんだけど、アビゲイルと目に見えない糸でつながっているようで関係性の揺れが見える。2016-10-24 23:10:50 GMT+9:002016-10-24 23:10:50 GMT+9:00
「るつぼ」 ネタバレ。 最後のところの名前に対するこだわりがやっぱりよくはわからなくて、何を言ってるんだお前はサインをするという事の意味がそもそもわかっとらんのと違うかみたいな気分がどうしてもあったのだが、それを譲れない真摯さみたいなもので押し切ってもらえたかな。2016-10-24 23:34:37 GMT+9:002016-10-24 23:34:37 GMT+9:00