2017.02.09
『マッチ売りの話』+『passacaglia』
Noism1
さいたま芸術劇場小ホール
ダンス
Noism1「『マッチ売りの話』+『passacaglia』」@さいたま芸術劇場小ホール。 2本続けての上演で60分ちょっと。 前半は筋立てが消化できなかったのもあって、まあまあぐらいだったのだが、後半が死ぬほど好みで、久々に参りました! となった。いやー、満足!!2017-02-09 20:53:53 GMT+9:002017-02-09 20:53:53 GMT+9:00
「マッチ売りの話」 冒頭の井関さん、微妙に傾いている気がしたんだけど、もしかして、足が横向いてたりとかするんだろうか。最後の部分をやるためだけに、それくらいドSな事をやらせそうな気がするんだよな金森さんは(褒めてます)。 腕しか見えない衣装は腕のラインに対する絶対的な信頼の証。2017-02-09 21:01:21 GMT+9:002017-02-09 21:01:21 GMT+9:00
「マッチ売りの話」 予習ゼロだったので、誰がなんの役だか全然わからず。井関さん、中川さん、吉崎くんは判別できたのだが、役柄はあとでキャスト表みて、うーん、なるほど? みたいな。 吉崎くん、すっかり Noism の体になった気がする。削ぎ落とされたシャープな肉体。2017-02-09 21:08:05 GMT+9:002017-02-09 21:08:05 GMT+9:00
「passacaglia」はアブストラクトな作品なんだけど、自分は Noism に関してはここのラインが一番好きなのかも。なぜか、ストーリーがない方が物語や関係性が豊かに広がる気がする。 井関さんと中川さんのパ・ド・ドゥが、もんのすっごくて。世界バレエフェスでも目玉クラスでは。2017-02-09 21:15:02 GMT+9:002017-02-09 21:15:02 GMT+9:00
「passacaglia」 中川さん、こんなに色っぽい人だったっけ、なんて思ったり。前はもっと無機的というか人形系の色気だったと思うのだが、肉感的に。 中盤の井関さんとのシーン、去年見たノイマイヤーの「マーラー3番」を思い出したり。生まれたばかりの無垢なアダムと女神。2017-02-09 21:18:42 GMT+9:002017-02-09 21:18:42 GMT+9:00
Noism は熟練度というか精度というかでは、ちょっと他の団体の追随を許さないのでは。 前半の全員が視界が狭い中で踊るのも、金森さんったら〜、となったけど、後半のパ・ド・ドゥで、視線が相手を全然見ないのに重力少ないんじゃないかってリフトをバンバンやるのは、畏怖に近かった。2017-02-09 22:18:10 GMT+9:002017-02-09 22:18:10 GMT+9:00
「passacaglia」 ひとつだけ、ちょっと残念だったのは、衣装の靴下が、すっごく普通のソックスにみえたこと。 衣装がシースルー系のもので、男性陣は汗で濡れて張り付いちゃったりしてちょっと隠微な感じもあったりしたのだが、そこにスポーツソックス、みたいなギャップが。2017-02-09 22:27:11 GMT+9:002017-02-09 22:27:11 GMT+9:00
さい芸の小ホール。 中央部はもっと平らだったような記憶があったのだが、意外と段差があって、どこからでも良く見えたのではないかな。 A 列なしで、BC をパイプ椅子にしてたから、そこらへんで高さを調節してたのかも。 金森さんだと舞台が見えない心配しなくていいのだが、素晴らしい事だ。2017-02-09 23:43:16 GMT+9:002017-02-09 23:43:16 GMT+9:00
「passacaglia」 分析力がなくて、どこがどうとは言えないのだが、ちょっと振付言語に変化があったかな? と思ったり。 時々線が柔らかくなるというか。 金森さんの振付、硬質というか、曲線にしても雲形定規でピシッと引いてるイメージがあるのだが、もう少しグニャッとした瞬間が。2017-02-10 00:12:15 GMT+9:002017-02-10 00:12:15 GMT+9:00
「passacaglia」 今日は近い席だったのもあって、井関中川のお二人が出てるところは、まわりを見る余裕がほとんどなかったのだ。目をそらすのが無理、という。 新潟公演を見た方のツイート読んで、後ろの席を追加しといたのは大正解だったなと、ありがたい気持ちでいっぱいです。2017-02-10 00:16:27 GMT+9:002017-02-10 00:16:27 GMT+9:00