2017.06.30
ジゼル
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「ジゼル」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 昨日は小野福岡組。ジゼルって、心臓では死にそうにない人とか、実際、剣で胸を突く版とかもあるけれど、小野ジゼルは序盤から死の影というか、長くは生きられない覚悟の上でメンタリティが形成されていったような気配がある。 https://t.co/q02K54IKhZ2017-06-30 20:10:52 GMT+9:002017-06-30 20:10:52 GMT+9:00
「ジゼル」幕間。 花占いのシーン、我ながらこれだけ何度も見ててはじめて気づくのもどうかと思ったのだが、あれは、アルブレヒトの嘘の上にしかジゼルの幸福はないという事の象徴なんだな。 あそこ、残りの命が少ないからこそ、ごまかしだとわかってても笑顔を見せてしまう、というような。2017-06-30 20:14:12 GMT+9:002017-06-30 20:14:12 GMT+9:00
「ジゼル」終演。 2幕は所々でウトウトしてしまった。金曜夜は一番集中力足りないから、仕方ないか。プレミアム・フライデーで早上がりだったら、一眠りしてからこられるんだけど、そんなわけもなく。 王道を存分に、といった感じ。なので、こいつやっぱり殺しといた方がいいのでは、みたいな気も。2017-06-30 21:29:06 GMT+9:002017-06-30 21:29:06 GMT+9:00
「ジゼル」 ウィリ。先週の本島米沢コンビは岩と氷と鋼で出来ていて、今日の細田小野コンビだと月の光と風と水、みたいな。 ハンスの死因も、墜落死と溺死ぐらいの差がありそう。 同じ振付なのに、こんなにイメージ違うように踊れちゃうんだよな。キャラクターではなくて原材料レベルで違う。2017-06-30 21:38:33 GMT+9:002017-06-30 21:38:33 GMT+9:00
「ジゼル」 1幕の狂乱の場、一度倒れてから起き上がったら、首の角度が変というか、一度外れた人形の首をすこしズラしてつけちゃったみたいな違和感があって、ものすごく怖かった。 それまでを完璧なポジションでやる方だからこそ、わずかに角度変えて見せるだけで、あんなにも壊れて見えるのかも。2017-06-30 22:38:50 GMT+9:002017-06-30 22:38:50 GMT+9:00
「ジゼル」 自分は福岡さん嫌いじゃないんだけど、この手の役だと、お前が悪いんだよお前が! ウィルフリードには甘やかされすぎだし、ハンスと代わって一度死んで反省してこい! みたいな気分になるのはなぜだろう(笑) 頼り甲斐がありそうなのに、女を裏切るというのが地雷なのかも。2017-06-30 22:48:20 GMT+9:002017-06-30 22:48:20 GMT+9:00
「ジゼル」 本島バチルドは貝川公爵の妹ぐらいの感じ。小野ジゼルに顎クイするところはドキッとしてしまった。もうさー、ジゼルを正妃にしてあげてよー、アルブレヒトなんか愛人で十分じゃん、みたいな方向へ(笑) 菅野ハンス、微妙なキモさがあって、さすが。ジゼルに嫌われるのわかるなーって。2017-06-30 22:54:05 GMT+9:002017-06-30 22:54:05 GMT+9:00
「ジゼル」 アルブレヒトとウィルフリード。 なんというか、福岡くんと宝満さん、みたいな。なんだろう、従者のウィルフリードが負けてやってるというか、庇護者でもある感じがして。 アルブレヒト、お前、甘やかされて育ってるなー、ちょっと説教してやるから、そこに座れ!ってなる(笑)2017-06-30 23:00:52 GMT+9:002017-06-30 23:00:52 GMT+9:00
「ジゼル」 ペザントの池田さん。この方を見ると、東京魔人学園の美里葵を思い出すんだよな。そういう役をやってくれないだろうか。 正ヒロインの生徒会長、いつも笑顔だが、そのうふふ攻撃は武闘派男子も怯えさせる。治療ユニットかと思えば、本気を出すとえげつない攻撃力で、人呼んで地獄の聖母。2017-06-30 23:57:10 GMT+9:002017-06-30 23:57:10 GMT+9:00
「ジゼル」 2キャスト見たのだが、それぞれの役の役作りが全然違っていて、しかも完成度が高くて、見応えがあった。キャストの組み合わせで違った話に見えるというのが古典の力の一つだよなと。 あと、1幕の村人たちなどアンサンブルがとても演劇的だったのだが、新国立では久しぶりかも。2017-07-01 01:11:25 GMT+9:002017-07-01 01:11:25 GMT+9:00