2017.07.30
バレエ・スプリーム Bプロ
文京シビックホール
バレエ
これから「バレエ・スプリーム Bプロ」@文京シビックホール。 ふと気がつくと、ここ数日で、ロミジュリのバルコニーを、マクミラン、ヌレエフ、ウエストサイド、ヌレエフと3バージョン4回見る事に。 時代の変遷に従って、男女の恋愛像の違いがあったりしそうだが、そういうの読んでみたいな。2017-07-30 14:00:38 GMT+9:002017-07-30 14:00:38 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム B」幕間。 昨日は、二度見なくてもいいかなとか言ったのですが、見に来てみればなかなか満足。最終日という事で、全体的に調子も上がってるし、気合も入ってるような。 両軍のトリの対決、パリ・オペラ座がそれを出すなら、ロイヤルはコレだ、という、違いが面白い。2017-07-30 15:48:32 GMT+9:002017-07-30 15:48:32 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 今日はかなり満足したんだけど、どうしてもリフトに少し不満が残っちゃうな。 これ、そもそも、もっと体重差がないと完全には決まらないリフトなんじゃないだろうか。片腕に載せるのとか、回転方向切り返すのとか、男性がもっと重くないとシャープにはいかない気がする。2017-07-30 15:49:23 GMT+9:002017-07-30 15:49:23 GMT+9:00
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」が凄かった。 エイマンがダイナミックで、少しだけ足音たてたり、バリエーションの最後わずかに滑ったりしたんだけど、こういう熱さもある演目なのか と目を開かされた。 そしてウルド=ブラームは、いつどの瞬間も美しい。 ラストのリフト、今日は完璧だった。2017-07-30 15:49:51 GMT+9:002017-07-30 15:49:51 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」は、キトリとバジルというより、ヤーナとスティーヴン。先輩、バリエーションの最後は無音でジャンプ追加して、フィニッシュに音を戻したり。 1部が究極のチャイパドで終わって、3部が眠りなら、2部のラストは芸術性を犠牲にしてでも外連味満点で盛り上げましょうという選択。2017-07-30 15:55:36 GMT+9:002017-07-30 15:55:36 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム B」 最後の眠りのディベルティスマンは、構成としては文句を言いたい所もあるけれど、踊りとしては見応えあった。 あ、でも、ジェルマン王子がローズアダージョをそつなくこなしてたのはちょっと残念。今日はフランス王子組の仲良しさはあまり見られませんでした(笑)2017-07-30 16:58:18 GMT+9:002017-07-30 16:58:18 GMT+9:00
ローズアダージョ、今日はみなさんそつなくやってましたが、これ、完全に出来レースだよね。本命がエラくんで決まってるのに、箔づけのために3人呼ばれてるという。ルックスのルーヴェ、リフトのマルシャン、そして手も取ってもらえないのにちゃんと回転のサポートする大人な先輩(笑)2017-07-30 17:04:55 GMT+9:002017-07-30 17:04:55 GMT+9:00
青い鳥とフロリナ姫、そういえばどういう話なのか知らないなとググったら、王子が魔法で青い鳥に変えられるらしい。 あ、なーるほど、サンベくんが元王子で、マルシャンは王子が鳥時代に友達になった、本物の鳥なのね、なんて思ったりして。2017-07-30 17:07:30 GMT+9:002017-07-30 17:07:30 GMT+9:00
ボラックのオーロラ、なんとなくキャラじゃない感じがするんだよな。 個人的には嫌いじゃないんだけど、足グセ悪そうなお姫様だな、みたいな。足が長すぎるのか、そこはかとなくキックっぽく見えたり。 あ、白猫似合うんじゃないかな。 エイマンと2人で、ネコミミだけの猫2匹とかカワイイと思う。2017-07-30 17:28:50 GMT+9:002017-07-30 17:28:50 GMT+9:00
ボネッリって、そんなに見たことなくて、いまいちピンときてなかったのだが、今回のジークフリードとデジレを見て、おおっ、こういう方だったのか! と。 少し翳のあるキャラクターの方が面白いのかな。白鳥は全幕を見てみたくなったのだが、来シーズンからスカーレット版に変わっちゃうんだよね。2017-07-30 17:33:35 GMT+9:002017-07-30 17:33:35 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム」 演目としては本当に素晴らしいものもあったのだが、ガラ全体の作りとしては、ゲストダンサー集めて踊ってもらった以上のプラスアルファが感じられずに残念だった。 多分、アーティスティック・ディレクターを置いてないというのが、自分の好みから外れる原因なんだろうな。2017-07-30 21:18:54 GMT+9:002017-07-30 21:18:54 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム」 元々は、オーレリー・デュポンとマックレーが各組の代表として発表されていたのが、デュポンが降りて、替わりの代表も発表されず、結局、監督もキャプテンもなしで試合してます、みたいな感じになったような。 エイマンかウルド=ブラームを代表にするだけでも違ったかも。2017-07-30 21:19:27 GMT+9:002017-07-30 21:19:27 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム」 ドンキはまだ良かったのだが、眠りのディベルティスマンは消化不良な感じがして、なんでかなと考えたら、フィナーレと一緒にしてるのがいけないのではと。 無理矢理全員出すから、眠りとしてのラストは破綻するし、かと言ってフィナーレとしては地味だし、虻蜂取らずな事に。2017-07-30 21:20:16 GMT+9:002017-07-30 21:20:16 GMT+9:00
例えば、「エイマン&マックレー present 『バレエ・スプリーム』」みたいな形で、総合演出としてAに先輩、Bにエイマンの名前を出す、というところまで交渉できれば、全然印象の違ったガラになったのではと思うのだけど。 その分、金も時間もかかるとは思いますけど。2017-07-30 21:22:09 GMT+9:002017-07-30 21:22:09 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム」 第1部はうちのココが売り、第2部は相手チームのコレが見たい、第3部は一緒にやるならこれが面白い、みたいな三部構成を、Aを先輩、Bをウルド=ブラームかエイマンにプログラム作ってもらったら、どんな演目が並んだかな。 オープニングとフィナーレは各組代表振付で。2017-07-30 21:22:36 GMT+9:002017-07-30 21:22:36 GMT+9:00
去年今年と東京でやってる大きなバレエ・ガラは大体見てると思うのだが、中でもつくりが杜撰なのが JA の「オールスター・バレエ・ガラ」と、NBS の「バレエ・スプリーム」というのは、問題あるんじゃないかな。 大手がキャストの力だけに頼った興行してたら、衰退する一方では。2017-07-30 21:23:32 GMT+9:002017-07-30 21:23:32 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム」 今回の個人的収穫は、ボネッリの魅力に目覚めたことと、チャイパドを分かった気になれた事かな。 パリオペもバランシンも得意科目じゃないのにこういうこと言うのもなんですが、ウルド=ブラームとエイマンのチャイパドって、今、世界最高峰なのではないだろうか。2017-07-30 21:48:13 GMT+9:002017-07-30 21:48:13 GMT+9:00
「タランテラ」 今日はヘイワードもタンバリンにうまくヒットしてよく鳴っていた。不思議なんだけど、音楽にぴったりのヘイワードよりも、ややフリーダムなタイミングでタンバリン叩くサンベの方が楽しそうに見えるんだよな。 実は、あまり正確ではないというのが楽しい雰囲気には必要だったりする?2017-07-30 21:50:40 GMT+9:002017-07-30 21:50:40 GMT+9:00
「真夏の夜の夢」 昨日はキャスティングがどうも、と思ったんだけど、今日は、おねしょたで真夏って新しくない? つまり、エグハリでもピタトニでも、真夏の夜の夢のダブルパロできるって事でしょ? と、わけのわからない方向へ妄想が進んで楽しかった。2017-07-30 23:18:10 GMT+9:002017-07-30 23:18:10 GMT+9:00
「バレエ・スプリーム B」 サレンコのキトリのバランスには、思わず拍手が起こる。 ウルド=ブラームのオーロラのバランスには、拍手したがりさんの拍手を抑え込む力がある。 同じ長いバランスでも、表現の仕方によって反応が違うのが当然で。 とにかく手を叩きたい人もいるみたいだけど…2017-07-30 23:27:18 GMT+9:002017-07-30 23:27:18 GMT+9:00
あ、そうか。マルシャンの青い鳥の入ったトロワ、ある意味ファニーガラ枠なんだ。多分、二度と見られない演出と組み合わせ。2017-07-31 02:00:59 GMT+9:002017-07-31 02:00:59 GMT+9:00