2017.08.27
マクミラン没後25周年記念公演
小林紀子バレエ・シアター
新国立劇場オペラパレス
バレエ
小林紀子バレエ・シアター「マクミラン没後25周年記念公演」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 トリプル・ビルで、最初はアシュトンの「バレエの情景」。 うーん、なんだかすごくゴチャゴチャした感じが。実施の精度が出てないのもあるけれど、もともとそういう作品なのかも。歴史的価値は感じる。 https://t.co/oHAb8uOdow2017-08-27 15:48:38 GMT+9:002017-08-27 15:48:38 GMT+9:00
「バレエの情景」 歴史が全然わかってないので、違うかもしれないけど、シンフォニック・バレエのはしりみたいな作品という印象。 幾何的なフォーメーションを多用してるんだけど、対称性を高くしたり、揃えたりずらしたりの差異をつけることが、スッキリ見せることと両立しきってないような。2017-08-27 15:54:52 GMT+9:002017-08-27 15:54:52 GMT+9:00
マクミランの「ラ・ファン・デュ・ジュール」。 これまた、なかなか変な作品で、面白かった。冒頭、なぜかくるみ割り人形のお菓子の国を思い出したのだが、パステルカラーの衣装と人形振りのせいかな。 後半の男性、サテンのスーツなのだけど生地の張りがなくてシワが出ちゃうのがもったいなかった。 https://t.co/BMZG39wXWG2017-08-27 18:02:31 GMT+9:002017-08-27 18:02:31 GMT+9:00
マクミランの「ラ・フィン・デュ・ジュール」。 中盤の女性2人を男性10人で延々リフトするパート、こういうのがノイマイヤーの「人魚姫」に繋がっていったんだろうな、なんて思ったりして。 男性が複数でリフトすると、黒衣っぽくなって役柄が薄れて見えるのは、なかなか避けがたいものか。2017-08-27 18:09:09 GMT+9:002017-08-27 18:09:09 GMT+9:00
「ラ・ファン・デュ・ジュール」は男性2人が海外ゲスト。 ガタイ系のジェームス・ストリーター、ENB のコッペリウスで見てるはずなんだけど、全然気づかなかった。 アクラム・カーンの「ジゼル」でアルブレヒトやったそうだが、ヒラリオンやって殺されて欲しいのにと思った体専の自分(笑) https://t.co/zdDnn3zix82017-08-28 00:21:01 GMT+9:002017-08-28 00:21:01 GMT+9:00
最後は「春の祭典」。 マクミラン、こういうのも作ってたのか。アボリジニをモチーフにした、原始的なイメージの振付。面白かった。 1962年の作品だから、ベジャールの春の祭典(1959)とボレロ(1961)の影響があるようにも。 群舞、角度が甘くなると手抜きに見える、体力必須の振付。 https://t.co/AbnnV1XFCK2017-08-27 18:17:41 GMT+9:002017-08-27 18:17:41 GMT+9:00
「春の祭典」は、PC を考えると、これから上演するのは難しくなるんじゃないかなと。今のうちに見ておけて良かった。 黒いボディースーツに縮毛のカツラ、アボリジニモチーフで原始性の表現とか、当事者以外がやっちゃダメだというのが、現在の流れじゃないかと思うので。2017-08-27 18:20:54 GMT+9:002017-08-27 18:20:54 GMT+9:00