2017.09.09
20世紀の傑作バレエ
東京バレエ団
東京文化会館
バレエ
東京バレエ団「20世紀の傑作バレエ」@東京文化会館、幕間。 セカンドキャストなのだが、キリアンの「小さな死」は今日の方が面白かったかも。席がいいのと、2度目なのもあるけど、半端に出来が良くない方が、何をしたいかが伝わるという側面もあるかなと。完全には出来てないんだけど、わかる。 https://t.co/Q4Q2WK993e2017-09-09 14:32:10 GMT+9:002017-09-09 14:32:10 GMT+9:00
「小さな死」は、男性6人がフェンシングの剣を使うのだが、昨日も今日も手具の落下が。変なとこをもって扱うし、足を使う部分もあるので難しいんだろうけど、落ちると音が響くから目立つんだよね。明日は頑張りましょう。2017-09-09 14:38:00 GMT+9:002017-09-09 14:38:00 GMT+9:00
「アルルの女」 今日は川島さんと柄本くん。昨日とは全然違った話に見えた。多分、今日の方がオーソドックスなんだろうけど、フレデリお前サイッテーだな! みたいな(笑) 今日は真正面だったせいで、幕が開いたあとしばらく群舞陣が貼り付き笑顔で硬直してるのが怖くて。春祭の生贄なのかもと。2017-09-09 16:32:26 GMT+9:002017-09-09 16:32:26 GMT+9:00
「アルルの女」 ボッレフレデリは絶望からの身投げで、窓の下で誰かいい男が受け止めてあげて〜と思ったりもしたのだが、柄本フレデリは、おい、お前、窓の向こうは崖でその下は川じゃねえだろうな? 周囲を村の衆に囲まれてるから決死のダイビングで逃亡かよ、みたいな気にも。死の色が薄いのかな?2017-09-09 16:33:14 GMT+9:002017-09-09 16:33:14 GMT+9:00
「アルルの女」 最後のパ・ド・ドゥの冒頭、上野さんだと、ほらほらジメッとした空気をとっぱらって一発やるよ、覚悟決めて脱ぎな? みたいな押しの強さがあるのだけど、川島さんだと控えめな女なので、フレデリが脱ぐ時に、お前、結局やる事はヤル気なのかよ、マジでサイッテーだなと。組合せの妙。2017-09-09 16:39:18 GMT+9:002017-09-09 16:39:18 GMT+9:00
「春の祭典」 生贄は入戸野くん伝田さん。昨日とは全然違う話だが、こちらもとても納得。 伝田さんは、普通の仲良し5人娘の1人に白羽の矢が立ったような。 終盤は彼女に神が降りるんだな。神威で男衆がひれ伏す。儀式が終わると焼き切れて廃人になりかねないから生贄なのかと思わせる踊り。2017-09-09 16:50:28 GMT+9:002017-09-09 16:50:28 GMT+9:00
「アルルの女」 群舞の微妙に不気味な感じ、何か見覚えがあるよなと考えたのだが、ニジンスカの「結婚」だ。 さあ、君達も人生の墓場へようこそ! 今さら嫌がっても逃がさないよ? っていう(笑) 通しで見たのがはじめてなので、南欧系の明るい感じで上演するとどうなるのか気になる。2017-09-09 17:03:38 GMT+9:002017-09-09 17:03:38 GMT+9:00
「アルルの女」 後半でヴィヴェットが出てくるところの音楽、自分も初日の上野さんの時はこれって怖い人か怪獣が出てくる時の劇伴だよと思ったのだが、二日目は全然そういうことを思わなかったんだよな。 視覚情報で音楽の解釈が変わるのかな。2017-09-10 23:57:58 GMT+9:002017-09-10 23:57:58 GMT+9:00
「アルルの女」 フレデリの造形がかなり違ってて面白かったのだが、柄本フレデリは新しい恋に落ちたら今の彼女が厭わしくなるタイプで、ボッレフレデリは今の彼女への思いと両立するタイプ。 別の言い方をすれば、二股ができないのが柄本フレデリで、余裕でオッケーなのがボッレフレデリ。2017-09-11 00:50:00 GMT+9:002017-09-11 00:50:00 GMT+9:00
前に「ジゼル」のアルブレヒトを見た時にも感心したのだが、ボッレの、二股かけてるのに悪びれないというか、かえって純真にさえ見えるというのは、なにがどうなってるんだろう。 恋愛に対する考え方みたいなものを、一度お聞きしてみたい。2017-09-11 00:55:19 GMT+9:002017-09-11 00:55:19 GMT+9:00