2017.11.05
オセロー
東京芸術劇場プレイハウス
演劇
「オセロー」@東京芸術劇場プレイハウス、幕間。 昨日、当日券を追加してよかった。2度目だと字幕をあまり見ないでも話がわかるので演技に集中できるのだが、シェイクスピアだからこそ、セリフに肉体表現で違う事を重ねたりしているような。 今日は、イアーゴーによる無理心中の話にしか見えない。 https://t.co/zo87vyNPFi2017-11-05 14:26:36 GMT+9:002017-11-05 14:26:36 GMT+9:00
「オセロー」幕間。 字幕、文字数の関係もあるからしょうがないのだろうけど、かなり訳し落としがあるような。 アラブという言葉、字幕に出てくる時もあるけど、音ではアラビアン何ちゃらと言っているのにムーアと訳されていたり訳されていなかったりするケースが何度かあった。2017-11-05 14:28:38 GMT+9:002017-11-05 14:28:38 GMT+9:00
「オセロー」 オセローのキプロス到着、キャシオーにミハエルと言ってる気がして、戯曲見たらファーストネームがミカエルなのね。熱烈なハグの最後には耳元にキスまで。 喧嘩の後の解任のシーンでも最初はミハエルと呼んでいて、解任後はずっとキャシオーで呼ぶ。 ここら辺、字幕に出ないんだよね。2017-11-05 14:31:55 GMT+9:002017-11-05 14:31:55 GMT+9:00
「オセロー」 今日は前方席だったので、ラストが大迫力。視界が完全にカーテンで覆われるので、カーテンが揺れると世界がグラっと動いたような気分になる。 もしかして、本来はもう少し小さい劇場用のプロダクションなんだろうか? 近いと、巨人のオセローと小鳥のようなデズデモーナの対比も強烈。2017-11-05 15:57:30 GMT+9:002017-11-05 15:57:30 GMT+9:00
「オセロー」 イアーゴー、悪人というよりは、常に悲しさを纏いつかせている感じがあって。 嫉妬は魔物だなどと、オセローを口説くシーンでは自分の事を語っているようでもあり。 オセローを破滅させたいのは本当なんだろうけど、物語の始まる時点で彼自身はすでに破滅の後だったような気もした。2017-11-05 16:21:29 GMT+9:002017-11-05 16:21:29 GMT+9:00
「オセロー」 今日は結構キャシオーを見てたのだが、キプロス到着でオセローにハグされた後の満面の笑みとか、解任される時のしょぼくれ具合とか、ビアンカの前で四つんばいになってバウバウ言ってるのとか、前世はゴールデンレトリバーだったに違いないという可愛さだった。2017-11-05 16:24:50 GMT+9:002017-11-05 16:24:50 GMT+9:00
「オセロー」 こういう感想もどうかとは思うのだけど、総受の姫の性格の男に巨体と怪力を与えるからこうなっちゃうんですよ、神様もちょっと考えてから配分して? という話でした。 だって、デズデモーナが抵抗してるうちにエミリアが加勢に来て女性陣が勝てばハッピーエンド行けるじゃないですか。2017-11-05 16:48:17 GMT+9:002017-11-05 16:48:17 GMT+9:00
「オセロー」 ガラスに押し付けられたあとのイアーゴー、目を見開いたまま、何かぶつぶつと言い続けてるのだ。 もしかして、オリジナルのセリフをきちんと言っていて、最後の部分だけが観客に聞こえるようになってるとかなんだろうか。 あそこ、それなりにセリフあったと思うのであとで確認しよう。2017-11-05 16:58:13 GMT+9:002017-11-05 16:58:13 GMT+9:00
「オセロー」 酒盛りシーンの最後にグラスが落ちて割れてしまった。 イアーゴーがある程度処理したのだが、足の部分が残ったままで。 なんとキャシオー解任のシーンで、オセロー将軍が破片を拾い集めて袖に。確かに残り2人は動けないんだけど、あそこの演技と破片の掃除を両立させちゃうのに感嘆。2017-11-05 17:06:08 GMT+9:002017-11-05 17:06:08 GMT+9:00
「オセロー」 昨日は非常誘導灯がついていて、終盤セットが前方に移動してきてからガラスに映りこんで目障りだったので、アンケートに書いて帰ったのだけど、今日は消えていて、とても見やすかった。 もしかして、アンケート読んで対応してくれたのだろうか? なんにせよ、ありがたかったです。2017-11-05 18:32:52 GMT+9:002017-11-05 18:32:52 GMT+9:00
「オセロー」 オランダ語は欠片もわからないのだが、なんとなくドイツ語っぽい濁音系で子音の強い感じ。単語には英語と共通のものがあるのか、時々、わかるような気のする部分も。 英語ネイティブでドイツ語をかじっていて、英語戯曲を読んでいればそれなりにわかるんじゃないかと思ったりして。2017-11-05 19:09:16 GMT+9:002017-11-05 19:09:16 GMT+9:00
しかし「オセロー」は当日券で追加して良かった。 字幕ディスプレイがセンター上空という見やすい配置だし、自分は字幕読むのが速いと思うのだけど、それでも役者を集中して見るというのはやりにくくなるし、どうしてもセリフと字幕にタイミングのズレがあって脳内で調整するのにリソース割かれるし。2017-11-05 20:15:05 GMT+9:002017-11-05 20:15:05 GMT+9:00
「オセロー」 イアーゴーは、デズデモーナと会話をするときに接触が多くて、ぴったりくっついて座ったり、膝を触ってやんわりと手を外されたり。 1回目は気づいてなかったのだが、近くで見ると胸を触ってるシーンも。デズデモーナが下着なしで脇の大きくあいた服なので、直に触ってる感じがキツい。2017-11-06 01:32:26 GMT+9:002017-11-06 01:32:26 GMT+9:00
「オセロー」 戯曲をパラパラとめくったのだが、オセローがキャシオーを名前で呼ぶのが、副官解任のところだけしか見つからず、キプロス到着のハグキスシーンは? と思ったら、少し後の部分から引っ張ってきてるのかも。原文は検索できるから便利。 https://t.co/dqYPBhrPWd2017-11-06 01:37:28 GMT+9:002017-11-06 01:37:28 GMT+9:00
「オセロー」 オセロー将軍死後のイアーゴーとキャシオーって、ちょっとそそるんだよなぁ。三角関係の底辺2人萌え。 あれ、まって、この2人で「髑髏城の七人」のダブルパロいけるんじゃない? 捨蘭天の誰に当てるかでも、いろいろできそうだな。2017-11-06 01:49:56 GMT+9:002017-11-06 01:49:56 GMT+9:00
公式リツした「オセロー」に関する記事、面白かった。 自分の感想とは完全に逆の部分が2つあって、そうかー、なるほどなるほど、と。 背景や理屈つきの長めの文章だと、どこで感想が逆になったかということがわかりやすいのがありがたい。2017-11-07 01:19:53 GMT+9:002017-11-07 01:19:53 GMT+9:00
「オセロー」 演出家がアラブ系への差別に言及しているのに、自分はほとんどそれを感じなかったのだ。だって、メインの登場人物がオセロー大好きか、大好きの裏返しの大嫌いかじゃないですか〜。 多分、自分には、見えにくい人種差別の体感経験がないから、そこが拾えてないんだろうなと。2017-11-07 01:24:00 GMT+9:002017-11-07 01:24:00 GMT+9:00
「オセロー」 終盤の展開は男3人の密室劇で、社会も証拠も関係なく、ただ、オセローが何を信じ、どうするかを決断し、それを残り2人がどう受け止めるか、という話にみえた。 ポスト・トゥルースという呟きを見て納得したのだが、客観的真実よりも、権力者であるオセローが何を信じるかで動く密室。2017-11-07 01:29:20 GMT+9:002017-11-07 01:29:20 GMT+9:00
「オセロー」 女性に関しては、ほんと使い捨ての話だよなと。 女性が3人死んで、その夫と恋人の男3人が密室にいるのに、女性の復讐を考えてる男が1人もいないというね。 エミリアを殺すタイミングも、事実をオセローに知らせるのを待った上で、あとはうるさいから殺した、みたいな印象だった。2017-11-07 01:33:58 GMT+9:002017-11-07 01:33:58 GMT+9:00
はたと気づいたのだが、この前の「オセロー」は、自分にとってはヤクザ物枠なんだ。 大親分が若い嫁もらうのと若頭に経済ヤクザ抜擢するのを同時にやったものだから、昔からのナンバーツーがキレるという話。 見る時に、なぜか人種問題は完全に取りこぼしてるんだよな。2017-11-07 12:36:07 GMT+9:002017-11-07 12:36:07 GMT+9:00