2018.02.04
椿姫
ハンブルク・バレエ団
東京文化会館
バレエ
ハンブルク・バレエ団「椿姫」@東京文化会館、幕間。 今日は初日と同じキャストなのだが、細かい所が結構違うような。昨日の本家カップルを見た後だけに、何を変える選択をしたのかがわかりやすい。 もしかして、紫は曲のテンポ自体を少し遅くした? リフトのポジションチェンジをゆっくりとやる。 https://t.co/9s03xNwxoG2018-02-04 14:55:03 GMT+9:002018-02-04 14:55:03 GMT+9:00
「椿姫」幕間。 コジョカルのマルグリットは、娼婦という職業自体に嫌悪感があるというか、そもそも男が嫌いなのかもと。 仕事用の仮面をつけていれば、それなりに振る舞えるんだけど。N伯爵を平手打ちする所なんて、ホント嫌! みたいな(笑) なので、男好きのマノンの娼婦性に対して強い嫌悪が。2018-02-04 15:00:04 GMT+9:002018-02-04 15:00:04 GMT+9:00
「椿姫」幕間。 今日の紫はすごく好みだった。リフトのタイミングがかなり独特で、不意に持ち上げられてマルグリットが驚く、みたいな印象の所も。 ノイマイヤーのリフトの実施としては反則かもしれないのだが、流れを少し犠牲にして、動きを対話として解釈してるようで、発語者が切り替わる。2018-02-04 15:54:24 GMT+9:002018-02-04 15:54:24 GMT+9:00
「椿姫」 2幕も良かったな〜 自分が音に慣れたせいなのかもしれないけど、やはり音楽が少し遅いような気がする。特に白の前半と、ムッシューと組んで踊る部分。 コジョカルに合わせたバージョンなのかも。軽くてポジションキープが強いので、回転系じゃなければリフト時間を引き伸ばせる。2018-02-04 15:59:09 GMT+9:002018-02-04 15:59:09 GMT+9:00
「椿姫」幕間。 公爵が出て行けとマイムをした後、マルグリットから手を離したアルマンが、引き下がらず反対に公爵に詰め寄っていき、そこでマルグリットが彼を制止して抱擁に戻る、という流れだった。 ゲネや初日と違うバージョンだと思うが、これがトルーシュのアルマンだよな〜。2018-02-04 16:04:10 GMT+9:002018-02-04 16:04:10 GMT+9:00
「椿姫」 コジョカルのマルグリット。 プリュダンスに言わせたら、か弱そうな見かけに騙されちゃうけど、実は誰よりも芯が強くて、こうと決めたら絶対に引かないのはあなたなのよね、わかってるんだけど、ついお節介しちゃう、みたいな感じかも。2018-02-04 16:04:56 GMT+9:002018-02-04 16:04:56 GMT+9:00
「椿姫」終演。 満足だった〜 正統派とはかなり違う解釈だと思うんだけど、個人的には好み。娼婦や死のモチーフの扱いが軽い。 もしかして、コジョカルって困り眉の割に負けず嫌いだったりするのかな。正統解釈で二番煎じになるよりも、変格だけど自分たちらしく突き詰めるというような印象を受けた。2018-02-04 17:15:06 GMT+9:002018-02-04 17:15:06 GMT+9:00
「椿姫」 白のPDDは、見てて泣きそうに。セリフに近いくらいに感情のやりとりが明確に見えて。 最後の1つ前のリフト、背中合わせであげて回転しながら上げ下げするやつ。初日も上手いなぁとは思ったのだが、今日は神技クラスだったような。トルーシュ、大きくないのによくあんな事できるな。2018-02-04 17:33:33 GMT+9:002018-02-04 17:33:33 GMT+9:00
「椿姫」 2幕のマノンのエスコート、公爵なのね。初めて気がついた。フランコーニだけボタンが特殊で黒く見えるのだ。 これ、計算されてるのかはわからなかったのだが、初日はピッタリだったのがマルグリットが走ってる感じで、マノンとわずかにずれる。それが対立をリアルに感じさせてよかった。2018-02-04 18:00:48 GMT+9:002018-02-04 18:00:48 GMT+9:00
「椿姫」 マルグリットとマノンに比べると、アルマンとデグリューの方はあまり繋がりが濃くないと思うのだが、今日は黒の後のアルマンひとり寝のシーンで、デグリューが踊るのに合わせてアルマンが魘されるという演技をしてて、シーン全体がすっきりと入ってきた。 トルーシュくんの役作り好きだなぁ。2018-02-04 18:03:29 GMT+9:002018-02-04 18:03:29 GMT+9:00
「椿姫」 これ、人によっては致命的だと思うかもしれないんだけど、今日のマルグリットは死ぬ直前までかなりピンピンしてるんだよね。 黒の後に立ち去る所や、舞踏会でアルマンに振り回されるように踊るシーンで、意志の強さがあらわれた硬質な動き方をする。 個人的にはそれが良かったのですが。2018-02-04 18:13:37 GMT+9:002018-02-04 18:13:37 GMT+9:00
「椿姫」 一番最後に赤のドレスを着るシーン。意識も目的もはっきりしていて、顔色の悪さをカバーするために少しだけ紅を差す。 その後の舞台上のマノンとデグリューが素晴らしくてですね。去る者と残される者の姿を見て、マルグリットは残された時間でやるべき事を思って走り去るんだなと。2018-02-04 18:22:30 GMT+9:002018-02-04 18:22:30 GMT+9:00
「椿姫」 初日も良かったと思うのだけれど、今日は役を生きている感じがとても強くて、やはり回数を重ねていく事での深化があるよなと。 パリオペの時みたいに3キャストで5公演ぐらいやってくださっても良かったんですよ? と思っちゃうんだけど、ハンブルクだとそこまで集客できないのかな。2018-02-04 18:46:10 GMT+9:002018-02-04 18:46:10 GMT+9:00
「椿姫」 今日のマルグリットは、黒でよろめいてしまったけれど、アルマンに憎まれたままで世を去ると決めたんじゃないかなと。ムッシューとの約束の履行でもあり、アルマンのためでもあると信じて。 それを覆したのがデグリューだと思うのだ。マノンを失う悲しみと同時に、そこには幸福もあるのだと。2018-02-04 18:56:20 GMT+9:002018-02-04 18:56:20 GMT+9:00
「椿姫」 白の最後のひとつ前のリフトが気になって動画を漁ったら、動きが少しづつ違うんだな。今日の浮遊感は小柄な2人専用に近いのかも。 https://t.co/qm1jJvZwlm https://t.co/IBWKuE7PpK https://t.co/rdtYEx9hkk https://t.co/O8ZBIQXtEu https://t.co/jM0lWJlkiM https://t.co/ogCOZzlnBR2018-02-05 01:36:46 GMT+9:002018-02-05 01:36:46 GMT+9:00
しかし、ハンブルク・バレエはなかなか本家で映像化しないよね。 「椿姫」なんてキャスト違いで何枚も円盤出したっていいと思うんだけど。 っていうか、キャスト違い5組収録ボックスとか出しても買う人結構いるでしょ。2018-02-05 01:41:29 GMT+9:002018-02-05 01:41:29 GMT+9:00