2018.03.11
白い病気
KAAT 中スタジオ
演劇
「白い病気」@ KAAT 中スタジオ。 カレル・チャペックの反戦劇を串田和美演出で。 串田さん、個人的には最近の作品はいまひとつだったのだが、これは良かった。音楽劇という話もあって不安だったのだけど、合唱を使ったシーンがいくつかあるだけで、あとは断片化もされてないストレートプレイ。2018-03-11 15:43:12 GMT+9:002018-03-11 15:43:12 GMT+9:00
「白い病気」 メインの医者役を串田さんが。あちこちで噛んでたけど、飄々とした狂言回し的な役柄でもあるので、許容範囲かな。 軍事独裁国家の元帥を横田栄司さんが。カッコよかった〜。下手側だったので、終盤の絶叫シーンが近くて大迫力。あ、カーテンコールの衣装も可愛かったです。2018-03-11 15:55:10 GMT+9:002018-03-11 15:55:10 GMT+9:00
「白い病気」 45から50ぐらいで発症する死病が流行しだし、その治療法を開発した医者が要求するものは、という設定の話。 今回の演出では、病気に関する世代差はほとんど拾ってなくて、反戦的作劇に集中してたかな。 若い演出家で、死ぬ世代、死なない世代の差を強調する演出でも見てみたい。2018-03-11 16:00:44 GMT+9:002018-03-11 16:00:44 GMT+9:00
「白い病気」 一般家庭がひと家族出てきて、そこの最悪な父親役を大森博史さんがサイテーに演じてて良かった。 以下ネタバレ。 奥さんと2人での会話のシーン、千葉雅子さんが絶妙で、早い段階で、あ、そうなのかと思うのだけど、そこからの大森さんのセリフが酷くってね〜。すごいシーンでした。2018-03-11 16:45:33 GMT+9:002018-03-11 16:45:33 GMT+9:00
「白い病気」 調理シーンがあって、本物を使うものだから、とてもいい匂いがしてきて。 今日は昼を食べ損なったままでマチネを見てたので、ちょっと拷問に近いぐらい。食べる前に、今日もこれー? みたいな文句をつけるセリフがあったりして、そんな事言うなら俺によこせ、という気分だった(笑)2018-03-11 18:38:43 GMT+9:002018-03-11 18:38:43 GMT+9:00
「白い病気」 横田栄司さんの軍事独裁国家の元帥と、藤木孝さんの兵器工場の社長の男爵が盟友でして、互いの娘と息子を結婚させちゃうというアレな関係の上に、熱い友情を確かめ合っちゃうシーンもあったりなんかして、掛け算のスイッチが入ってしまった(笑)2018-03-12 00:27:20 GMT+9:002018-03-12 00:27:20 GMT+9:00