2018.05.09
ヌレエフ・ガラ
ウィーン国立バレエ団
オーチャードホール
バレエ
ウィーン国立バレエ団「ヌレエフ・ガラ」@オーチャードホール。 予定通りでも3時間のところ、カーテンコールが終わったら21:45ぐらいでした。 開演時間ギリギリに着いたのだけど、入口にチケット引換列がかなりあったので、どこかでまとめてチケット売ったのかな? そのせいか開始が結構押してた。 https://t.co/kmmPSkrP9D2018-05-09 22:06:23 GMT+9:002018-05-09 22:06:23 GMT+9:00
「ヌレエフ・ガラ」 初日なので、来日直後の調整不足の感じは否めなかったけれど、演目のバラエティもあり、なかなか楽しかった。 前方3列を売らないセッティングだったのだが、後半ではそこに座ってる人がいたりして。東急さんはロビーでの飲食とかにはうるさいくせに、こういうのは放置なのね。2018-05-09 22:09:17 GMT+9:002018-05-09 22:09:17 GMT+9:00
「ヌレエフ・ガラ」 自分でちょっと驚いたのだが、ウィーン国立はそんなに見てないはずなのに、ルグリ、木本、チェリェヴィチコ、ペシ、シショフ、ラツィク、ソスノフスキーがわかって、今回、ファイフェルリックを覚えたから、男性の上位陣はかなり見分けられるという。 なんでだろう?2018-05-09 22:19:46 GMT+9:002018-05-09 22:19:46 GMT+9:00
「ヌレエフ・ガラ」 しかし、ヌレエフという人は、デタラメな脚力だったに違いない。 フィギュアスケートで言えば、どんなステップしててもポンとダブルアクセル跳べるし、どんなジャンプのランディングからでもダブルループぐらいはいける、とかいう、膝から下のバネが半端ない感じの振付。2018-05-09 22:23:47 GMT+9:002018-05-09 22:23:47 GMT+9:00
「ヌレエフ・ガラ」 こういうのを見ると、自分の趣味がよくわかりますね。 前半で好きだったのは「Opus 25」「ソロ」「ペール・ギュント」「マーマレーション」で、バランシンやマクミランの「コンチェルト」はよくわからず。 ノイマイヤーには点が厳しいので「ヨゼフの伝説」もちょっとなー、と。2018-05-09 22:55:54 GMT+9:002018-05-09 22:55:54 GMT+9:00
「ヌレエフ・ガラ」 後半は「赤のジゼル」が個人的には一番でした。 「ヌレエフ・セレブレーション」は、皆様よくがんばってました、努力は買います、敢闘賞! ぐらいの感じかな。どうしても頑張ってる感じが出ちゃうんだよね。とくに男子。2018-05-09 22:59:19 GMT+9:002018-05-09 22:59:19 GMT+9:00
「ヌレエフ・セレブレーション」の冒頭、バジリオくんのサポートがヒヤヒヤもの。怪我だけはしないでぐらいのレベルで、見てて心臓に悪かったのだけど、最後までよく頑張りました。 橋本さんがすごくて、あれだけ危なっかしくても全く動揺を見せず、相手を励ますように微笑んだりして、神々しかった。2018-05-09 23:04:02 GMT+9:002018-05-09 23:04:02 GMT+9:00
エノ・ペチ振付「Opus 25」。 自作 PDD で、本人の表現が非常に良かったのだが、その分、女性が少し見劣りしたような。ペチがかっこいい上にヒゲだったので目が曇ってるかも知れませんが。 振付の才能って、本人が踊る事で表現する能力と、他人に踊らせる能力とは、結構別のものなのかもと思ったり。2018-05-09 23:10:58 GMT+9:002018-05-09 23:10:58 GMT+9:00
「ヨゼフの伝説」 チェリェヴィチコが、Tバックのダンスベルトに、両面裸エプロンみたいな前後が同じ形でサイドが紐だけの衣装で。これなら着てない方がマシじゃないですかね、と思ってたら、そうなりました(笑) ノイマイヤーっぽいとかぽくないとか以前に、練習不足な感じで、流れが足りなかった。 https://t.co/6lXnzcnNd72018-05-09 23:16:52 GMT+9:002018-05-09 23:16:52 GMT+9:00
ファン・マーネンの「ソロ」は、タイトルに反して男3人の踊り。同時には踊らず、順番に一人ずつ踊るからかな? 木本くんのコンテンポラリー系、すごく好きなんだよな。動きのひとつひとつに表情があって。今回も3人の中でひとつ抜けてたと思う。また、ブベニチェクの「カノン」踊ってくれないかなぁ。2018-05-09 23:21:53 GMT+9:002018-05-09 23:21:53 GMT+9:00
「ペール・ギュント」はエドワード・クルーグ振付。 バランシンでは何とも思わなかったヤコブ・ファイフェルリックを、一気に気に入ってしまった。肩から腕の使い方がとてもうまくて。自分は肩を上手に使う人って好きなんだよな。 あと、チラっと見える背中が異常に美しくてビックリしてしまった。2018-05-09 23:27:19 GMT+9:002018-05-09 23:27:19 GMT+9:00
エドワード・リアンの「マーマレーション」はかなり好きだった。これ、抜粋じゃなくて全部を見てみたい。 ラツィック中心に男9名がメインのパートだったせいもあるけれど、振付がかなり趣味に合うんだな。群舞の使い方もうまいし、ごっついリフトもありますし。 https://t.co/71Nk2PH7rP2018-05-09 23:41:53 GMT+9:002018-05-09 23:41:53 GMT+9:00
「マーマレーション」にはファイフェルリックが上半身裸で参加してたのですが、背中というか肋骨から下から腰までが芸術的だった。写真撮って色調補正して、ロダンの作品ですって言ったら信じちゃうな。 踊ってるときに後ろ姿だけで、あ、ファイフェルリックだ、とわかったりして。2018-05-09 23:54:29 GMT+9:002018-05-09 23:54:29 GMT+9:00
後半の最初は「シーニュ 白鳥」。 振付のプロイエットはシェルカウイ「TeZukA」の未知夫で、怪我した女性の代役も見事に勤めた方。 そう思って見たせいもあるが、女性のソロなのに、動きに女装の男性のような雰囲気があって面白かった。映像使うのもシェルカウイ系かも。ただ、ちょっと長かったかな。 https://t.co/e29x5ytkrU2018-05-10 00:06:47 GMT+9:002018-05-10 00:06:47 GMT+9:00
「赤のジゼル」の抜粋を、エシナとシショフで。 エイフマンは全然見られてないのだが、こういうのを見ると全幕も見たくて仕方がなくなる。オールバックにノースリーブのシショフもかっこよかったけど、それ以上にエシナの踊りが。なんというのかな、そこしかないところに線を引いてる感じ。2018-05-10 00:10:57 GMT+9:002018-05-10 00:10:57 GMT+9:00
「ストラヴィンスキー・ムーブメンツ」は、デミソリストのアンドラーシュ・ルカーチの振付作品。面白いところもあるんだけど、団内作品なのに精度が低くて振付を生かしきれてなかったかも。 ややこしい繋ぎが多いんだけど、クリアに決まらなくて、流れが止まっちゃう感じがもったいなかった。2018-05-10 00:17:48 GMT+9:002018-05-10 00:17:48 GMT+9:00
「ヌレエフ・セレブレーション」 ソスノフスキーがアブデラーマンを踊ったのだが、あんなに背中の柔らかい方だったのか。アントルラッセで、足の高さもさることながら、背中から踵までのラインが素晴らしく美しくて目に焼き付いてしまった。2018-05-10 00:20:02 GMT+9:002018-05-10 00:20:02 GMT+9:00
ルグリ先生は「ランデブー」と「シルヴィア」だったのですが、ルグリ先生が踊っていらっしゃる、という以上のプラスアルファは感じなかった。 両方とも相手役はツィンバル。なにがいけないわけじゃないんだけど、物足りなく思っちゃう方だった。プティにもノイマイヤーにも見えないというか。2018-05-10 00:27:58 GMT+9:002018-05-10 00:27:58 GMT+9:00
昨日の「ヌレエフ・ガラ」、K の生徒さんが出てる「シーニュ」だけ勝手に3列目に座って、終わったら数列後ろの自席へ戻った中年女性が。 もしや生徒さんの関係者かなと下衆の勘繰りをして、大層な名前のガラだけど実態は学芸会かよ、と一人で不愉快に。勝手に想像して不愉快になるの無駄なんだけど。2018-05-10 18:18:28 GMT+9:002018-05-10 18:18:28 GMT+9:00
自分が、外国のバレエ団の招聘公演が好きなのは、ひとつには、身内の学芸会を見に来てます、という雰囲気がほとんどないからかも。 国内バレエ団だと、ステージ状のクオリティとは別に、客席のせいで、あー、学芸会に金払って来ちゃったよ〜、みたいな状況になる事が時々あるのでね…2018-05-10 18:26:35 GMT+9:002018-05-10 18:26:35 GMT+9:00