2018.05.28
歴史劇の現場から 2 -新国立劇場の『ヘンリー五世』をめぐって-
東京工業大学西9号館ディジタル多目的ホール
トーク
「歴史劇の現場から 2 -新国立劇場の『ヘンリー五世』をめぐって-」@東京工業大学西9号館ディジタル多目的ホール。 北村紗衣先生、新国立の制作の三崎力さん、俳優の下総さんをパネリストに迎えた2時間のシンポジウム。 北村先生の40分のレクチャーをはじめ、興味深い話も多く、楽しかった。 https://t.co/fY2YpN2eME2018-05-28 20:11:32 GMT+9:002018-05-28 20:11:32 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 司会は小泉先生。シェイクスピアが専門という事もあり、とても的確な進行振りでよかった。 一方、最初と最後を受け持った谷岡先生は、前回に引き続き言う事がちょっとアレで。ああいう立場なのに固有名詞や人名をいい加減に紹介するとか、ちょっと信じられないのだけど。2018-05-28 20:16:02 GMT+9:002018-05-28 20:16:02 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 北村先生の「『ヘンリー五世』を楽しむために」は、もうちょっとゆっくり喋ってくれても、とは思いつつ、とても面白かった。深い知識をもった専門家がわかりやすく楽しく話してくれるのはいいですよね。最後の求愛シーン、自分も浮かない顔が気になっていたので、なるほどと。2018-05-28 20:50:34 GMT+9:002018-05-28 20:50:34 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 北村先生が「インデペンデンス・デイ」「マトリックス」「パシフィック・リム」「バーフバリ」などの、劣勢時に兵を鼓舞する演説には、「ヘンリー五世」のクリスピンの演説の影響があると。なるほど〜 蓋を開けたら圧勝だった、という展開はさすがに踏襲されてないけど(笑)2018-05-28 21:00:36 GMT+9:002018-05-28 21:00:36 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 ネタバレ。 最後の巨大な旗は、演出家が最初からこだわったポイントだと。美術の島次郎さんが中劇場は大きいから5間10間(9mx18m)ないと巨大な印象にならないといって、あのサイズに。 中央の血痕、北村先生は初夜のシーツ、三崎さんはある国の国旗、などともいってました。2018-05-29 01:41:24 GMT+9:002018-05-29 01:41:24 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 北村先生が、くまのぬいさん4匹を連れてきていたのだが、それぞれが、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドのモチーフで、すごくイメージがつかみやすかった。 イングランドはパディントンで、あのコートと長靴をみると、雨がよく降るのがわかるとか。2018-05-29 01:58:51 GMT+9:002018-05-29 01:58:51 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 最後のパネリストの皆様の挨拶で、北村先生が「わからない事があったら学者を頼っていい」と言ってくださって、メールやツイッターで質問に答えるからと。 象牙の塔にこもるのではなくて、社会への受容というのを大事に考えてる、とおっしゃってて、ちょっと感動しちゃった。2018-05-29 02:04:48 GMT+9:002018-05-29 02:04:48 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 北村先生のレクチャー、ひとつだけ気になったのは、スライドの箇条書きの記法が一定してない事。箇条書きの書式を使う部分と、手で記号を入れてる部分があるんだと思うのだが、○と●と■が混在していてインデントもされたりされなかったりで。 文系の人は気にしないのかな?2018-05-29 02:08:00 GMT+9:002018-05-29 02:08:00 GMT+9:00
「歴史劇の現場から 2」 制作の三崎さんの話で面白かったのが、このシリーズはかなり成り行きで続いてきたが、それが結果としていい形になったと。 最初の「ヘンリー六世」は三部作なので演劇の年間8本のうち3本が埋まるから、なんて理由もあったとか(笑) できれば「リチャード二世」もやりたいと。2018-05-29 02:14:41 GMT+9:002018-05-29 02:14:41 GMT+9:00