2018.07.08
ウヴェ・ショルツ・セレクション
東京シティ・バレエ
ティアラこうとう 大ホール
バレエ
東京シティ・バレエ団の創立者50周年記念シリーズ「ウヴェ・ショルツ・セレクション」@ティアラこうとう 大ホール。 ウヴェ・ショルツのシンフォニック・バレエのダブルビルなんて、5年前なら考えられなかった公演じゃないかと思うのだが、作品を大事にしてここまで育て上げた事が、まず素晴らしい。2018-07-08 16:01:10 GMT+9:002018-07-08 16:01:10 GMT+9:00
「ウヴェ・ショルツ・セレクション」 前半はメンデルスゾーンの弦楽八重奏を使った「オクテット」。 第1楽章、黒髪の男性が細かい所で微妙で。フォーメーションで10cmズレるとか、首の振りがつかないとか、音と少し合わないとか、細かい所なんだけど全体の出来がいいだけに目立ってた。2018-07-08 16:01:10 GMT+9:002018-07-08 16:01:10 GMT+9:00
「オクテット」はショルツとしてはおとなしめの振付かも。あまりアクロバティックな部分はない。その分、第2楽章のパ・ド・ドゥをどう踊るかがポイントかも。ここは音を正確に拾うのに加えて強い叙情性があるといいんだけど。ちょっと眠くなっちゃう危険性のあるパートなんだよね。2018-07-08 16:01:11 GMT+9:002018-07-08 16:01:11 GMT+9:00
「ベートーヴェン 交響曲第7番」は、正確性で言えば世界でも類を見ないレベルの上演だったのでは。 いや、他の上演は映像をひとつ見ただけですが。 この振付だと、舞台に乗っている一番下手な人がどれだけ正確に踊れるかがはっきり見えちゃうから、全員のレベルをここまで揃えたのは立派という他ない。2018-07-08 16:07:27 GMT+9:002018-07-08 16:07:27 GMT+9:00
「ベト7」 男性陣、本当によく頑張った。一般に、女性に比べると揃いきらないのが普通じゃないですか。 ソリストの2人組のシンクロ率の高さも素晴らしかったし、群舞陣もとてもよく揃っていた。第1楽章の8人で順に横に伸び縮みする繰り返し、全部完璧に入ってたと思う。再演を繰り返し、ここまで到達。2018-07-08 16:12:06 GMT+9:002018-07-08 16:12:06 GMT+9:00
自分はシンフォニック・バレエは比較的苦手で、バランシンはあまり良くわからないのだけど、ショルツは結構好きで。 偏執狂的な振付とか、難儀なリフトが多いとかもあるけど、もしかして、男性の扱いがいいというのもあるかもと思いました。バランシンは、男はぞんざいだったりするじゃないですか。2018-07-08 16:14:44 GMT+9:002018-07-08 16:14:44 GMT+9:00
「ベト7」は4回みていて、初演の感想には、完璧にはほど遠いが、なんて書いていたのだが、5年でここまで完成されたのはすごい事だよな。 作品の解釈としては他の方向もあるだろうけど、振付を正確に踊りきるという方向を極めたというか。次の上演で何を加えてくるかも楽しみ。 https://t.co/nTOlt3TmSo2018-07-09 01:34:17 GMT+9:002018-07-09 01:34:17 GMT+9:00
「ベト7」 個人的にひとつだけ気になったのが佐合さんのピアス(イヤリングかも)がちょっと大きい事。メインの女性3人は大きめのをつけてたと思うのだが、その中でも一回り大きいのか、耳の形や位置なのか、やや目立ちすぎな感じで。 衣装が揃いなので、アクセサリーを頑張りすぎると高齢に見える。2018-07-09 01:41:59 GMT+9:002018-07-09 01:41:59 GMT+9:00
東京シティさんは、上演中にまわりの観客が話したりしてイラッとする事が結構あったのだが、今日はそういう事が全然なく集中して見られてよかった。 観客も成長しているという事なのかも。2018-07-09 01:47:06 GMT+9:002018-07-09 01:47:06 GMT+9:00