2018.07.30
Bright Step 2018
メルパルクホール
バレエ
「Bright Step 2018」@メルパルクホール。 海外で活躍している若いダンサー達によるグループ公演。意気を感じる所と、詰めの甘い所と、オモシロな所と、色々混ざってるのだが、若さあふれる楽しい公演でした。 冒頭が主催挨拶からはじまって、なんだか体育会系っぽいのも面白い(笑) https://t.co/zzEqTuagqk2018-07-30 21:31:44 GMT+9:002018-07-30 21:31:44 GMT+9:00
「Bright Step 2018」 メルパルクは、そろそろ改装してくれたりしないかな。 幕が上がった途端、ホリゾントに穴があったり、鉤裂き部分を繕ってあるのが目立ったりして、うわぁ、と。 フラット部分は避けつつ比較的前のど真ん中を取ったのだが、前の人々の頭でセンターの足元がどうやっても見えない2018-07-30 21:38:00 GMT+9:002018-07-30 21:38:00 GMT+9:00
「Bright Step」 第1部は普通のガラだったのだが、第2部がデザイナーとのコラボレーションでオリジナルの衣装。 個人的にはとても興味深い体験で。衣装が違うだけで、こんなにも頭に入ってこないのか! と。曲も踊りもお馴染みの古典なのに、なんの演目見てるんだっけ? あ、あれだった、となる。2018-07-30 21:41:20 GMT+9:002018-07-30 21:41:20 GMT+9:00
「Bright Step」の第2部の感想は、正直に言えば、キテレツ衣装大行進で脳がグラグラする、だったのですが。 その中で、奥村さん加藤くんの踊ったコンテンポラリーの衣装が唯一まともというか、ひとつだけ格段に良かった。カーテンコールにデザイナーの方が出てこなかったので、来日されてないのかな?2018-07-30 22:00:29 GMT+9:002018-07-30 22:00:29 GMT+9:00
「Consequences」の衣装は、黒のアンダーに、ゆったりした長袖のTシャツというシンプルで踊りを邪魔しないが細かいところは凝っていて、チャコールから黒へのグラデーションで染めた生地で襟ぐりは大きく、袖は長めで手首で少し余るデザイン。 フィット感はないのに動きの中で体の線が出るのが好き。2018-07-30 22:06:09 GMT+9:002018-07-30 22:06:09 GMT+9:00
「Bright Step」のお目当ては、1に菅井さん、2に加藤くん、だったのですが、2人ともいい踊りで満足。 加藤くんのパートナーの奥村彩さん、コンテンポラリーのソロを踊った刈谷円香さん、トリのバジルをつとめた大川航矢さんなどにも目を引かれました。 S席6000円なので、コスパもいいんですよ。2018-07-30 23:43:43 GMT+9:002018-07-30 23:43:43 GMT+9:00
菅井さんは「パリの炎」と「ドン・キホーテ」のジプシーダンス。 2つやるなら、片方はノイマイヤーかコンテンポラリーにしてくれれば、と見る前は思ったのですが、この2つで十分に満足でした。 考えてみれば、ノイマイヤーだと、菅井さんと同格にノイマイヤー踊れる相手が必要だから難しいか。2018-07-30 23:54:27 GMT+9:002018-07-30 23:54:27 GMT+9:00
「パリの炎」 毎回思うけど、菅井さん、面白いダンサーだよね。 身体能力が高くてテクニックも強く、最初の男女揃ったジャンプは、絶対に滞空時間で負けないから! という気合だし、グランフェッテは全部 1-1-2 で、しかも前半は足を完全に横に伸ばした状態までもって行ってからダブルに入る変則型。2018-07-31 00:10:37 GMT+9:002018-07-31 00:10:37 GMT+9:00
「パリの炎」 個人的に一番面白かったのが、バリエーションの部分。顔のつけ方が独特というか、若い人が古典を踊ると進行方向を見るか正面に笑顔を見せる時間が長いと思うのだけれど、菅井さんは顔の向きや視線をいろんな角度に変える事で表現を乗せている。 そこも現代的な印象につながるのかな。2018-07-31 00:15:19 GMT+9:002018-07-31 00:15:19 GMT+9:00
ドンキの「ジプシーの踊り」は、前半が菅井さんのソロで、後半が6人での総踊り。 菅井さんはキャラクターというよりコンテンポラリーに近い雰囲気があって楽しかった。レベランスに入る時も肩で風きって歩いてきて、下手にはけるために90度回った時に正面席に流し目くれたので、直撃で死にました(笑)2018-07-31 00:20:11 GMT+9:002018-07-31 00:20:11 GMT+9:00
「Consequence」は日本初演のコンテンポラリー。 パンフによると、振付の Juanjo Arques はオランダ国立バレエ団を中心に活動しているそうです。 加藤三希央くんのコンテンポラリーは元々好きなのだが、奥村彩さんも動きに細かいニュアンスがあってよかった。2018-07-31 00:37:21 GMT+9:002018-07-31 00:37:21 GMT+9:00
「My Neon Flicker」は、Paxton Ricketts という方の振付の世界初演作。 刈谷円香さん、肩まわりなどの動きが結構好きだったので、もっときちんと見たかった。というのは、センターの床に転がる動きが多くて、そこは全滅だったので。 ロウソクみたいな装置があったと思う、ぐらいに見えなかった(笑)2018-07-31 01:06:00 GMT+9:002018-07-31 01:06:00 GMT+9:00
「Bright Steps」の第2部は、なんでこの演目にこの衣装? バレエはあまり見ない方がデザインされたのかしら? みたいに感じるものが多くて、衣装を見せて演目当てるクイズやったら、かなり難しいのもあると思う。 ドンキの衣装で眠り、眠りの衣装で海賊、の方がよかったかもとか考えてしまった。2018-07-31 01:23:06 GMT+9:002018-07-31 01:23:06 GMT+9:00
「眠れる森の美女」の衣装は、姫と王子には全然見えなくて。失礼な事をいうと、フィギュアスケートの下位グループにありそうな感じのデザイン。 ただ、製作はかなりいいのでは。男性のベストが伸びる生地でもないのに動いても非常にうまく体に沿っていて、肩のカットもすごく好みの位置だった。2018-07-31 01:26:42 GMT+9:002018-07-31 01:26:42 GMT+9:00