2018.08.05
世界バレエフェスティバル Aプログラム
東京文化会館
バレエ
「世界バレエフェスティバル Aプログラム」@東京文化会館、幕間。 開始から2時間で、半分が終わったところ。Aプロ最終日なので時差ボケとかも終わってるかなと思っていたのだが、5日目で少しお疲れかも、という人もいたりして。ガラで出番は少ないとはいえ、毎日4時間の公演やるのも大変だよね。 https://t.co/tQrdUdwnCK2018-08-05 16:09:27 GMT+9:002018-08-05 16:09:27 GMT+9:00
Aプロ終演。盛りだくさんの4時間半で楽しかったけど、すごく充実してたとまでは感じなくて、まぁAプロだからこんなもんですかね。 パリオペ勢がいまひとつというか不適材不適所に思えて、プログラム組んだの誰よ? と。 カーテンコールで上半身裸のボッレとゴメスが並んでたのが眼福でした(笑)2018-08-05 18:45:14 GMT+9:002018-08-05 18:45:14 GMT+9:00
自分用メモとして、全演目、一言ぐらいづつコメントしておこうかと。 最初の「ディアナとアクテオン」は、推しが出てるので彼ばっかり見ててごめんバデネス。アクテオンの衣装が良く出来てて、革にみえる生地で端は断ちっぱなし、縫目がひとつも見えない作り。襟元に模様が入ってるのもよかった。2018-08-05 19:12:07 GMT+9:002018-08-05 19:12:07 GMT+9:00
カマルゴくん、前半はちょっと元気がない感じもして、真面目に踊ってますという印象。ヴァリエーションの入りの体を逆側に倒すジャンプ、軸を完全に倒した540は、どちらも立派。 一番最後、下手にはける時の鹿バックルみたいなジャンプが見事だったのだが、あれ、下手サイドだと見えないのでは?2018-08-05 19:12:08 GMT+9:002018-08-05 19:12:08 GMT+9:00
アイシュヴァルトとリアブコの「ソナタ」はウヴェ・ショルツの振付らしい音を細かく使ったハードなリフトの多い作品で、かなり好みだった。 自分は基本的にリフト大好きなんですが、きちんと表現の一部になっている事も重要だと思っていて、その点でこの2人は文句なしの音楽性のあるリフトでした。2018-08-05 19:18:51 GMT+9:002018-08-05 19:18:51 GMT+9:00
コチェトコワとシムキンの「ジゼル」は、前2つでちょっと集中力使っちゃって、なんとなくぼんやり見てしまった。 「アポロ」はノヴィコワとホールバーグ。バランシンの振付は比較的男性がおざなりだと思うのだけど、ホールバーグが踊るとなんだかエロくなりますねと感心してしまった(笑)2018-08-05 19:32:53 GMT+9:002018-08-05 19:32:53 GMT+9:00
第1部の最後は「コッペリア」をロイヤル組で。あまり興味がない演目なんだけど、もうニコニコしてしまった。 ボネッリも可愛いかったけど、自分はサラ・ラムの踊りがとても好きなんだな。計算されつくされた、というと語感が悪いですが、考え抜かれた踊りなんじゃないかと思う。見てる人を幸せにする。2018-08-05 19:38:00 GMT+9:002018-08-05 19:38:00 GMT+9:00
第2部はサレンコのソロでスタート。邪推ですみませんが、相棒見つからないから、とりあえず「瀕死の白鳥」でもやっておくか、みたいな。うまく言えないだけど、とりあえず感、を感じてしまった。 演目的に、ついつい、一世一代の! みたいなのを期待しちゃうせいもあるかな。2018-08-05 19:42:37 GMT+9:002018-08-05 19:42:37 GMT+9:00
「カラヴァッジオ」はボッレの美しささもさることながら、ロイヤルのファーストソリストのメリッサ・ハミルトンも素晴らしく、かなり踊りこんでるのか同調性も高くて、何から何まで含めてさすがボッレ様! と。 ビゴンゼッティの作品、あまり見てないのだけれど、あちこちでやってくれないかな。2018-08-05 20:04:21 GMT+9:002018-08-05 20:04:21 GMT+9:00
パリオペ勢トップはヌレエフの「くるみ割り人形」。 ルーヴェは全開という感じではなかったような。波があるタイプなのか、もしかして遠征の調整が下手なのかな。 ボラックはなんとなく足技がシャープ過ぎで、金平糖の精(得意技:連撃ローキック)みたいな。コンテンポラリーを踊って欲しいんだけど。2018-08-05 20:09:06 GMT+9:002018-08-05 20:09:06 GMT+9:00
「…アンド・キャロライン」は、ダニエル・プロイエットを連れてきてくれてありがとうございます、デュポン様! という。 シェルカウイの「TeZukA」で、紅一点の方が怪我で降板した時に、自分の役と女性の役を全部踊るという八面六臂の大活躍を見せた方なのだが、WBF でも見られるとは。2018-08-05 20:15:08 GMT+9:002018-08-05 20:15:08 GMT+9:00
「ファラオの娘」は、特にどうという作品でもない気がするんだけど、アレクサンドロワとラントラートフが踊ると可愛いよね。 アレクサンドロワって、お姉様なのに可愛い、という、ちょっと珍しい属性じゃないですか? カーテンコールで、ラントラートフを引っ張るのにもキュン死しかけた(笑)2018-08-05 20:18:30 GMT+9:002018-08-05 20:18:30 GMT+9:00
第3部はロホとエルナンデスの「カルメン」から。 なんとなくしゃっきりせず。 ロホは、そんなに頑張ってスカート短くしなくても、みたいな。物理的にというよりもキャラクター解釈的に。 エルナンデスは、演技は濃い目なのに、体があまり感情を語らないような。サポートに慎重になりすぎなのかな。2018-08-05 21:00:58 GMT+9:002018-08-05 21:00:58 GMT+9:00
ベジャールの「ルナ」をエリザベット・ロスが。背中の大きくあいた白の全身タイツで。 どの瞬間を切りとっても乱れがなく、見ていると、何が難しい事で何が難しくない事なのかがわからなくなる。高く足を上げることの簡単さ、ただ歩くことの難しさ。 踊るというのはそういう事なのかもしれないけれど。2018-08-05 21:18:31 GMT+9:002018-08-05 21:18:31 GMT+9:00
ノイマイヤーの「アンナ・カレーニナ」をラウデールとレヴァツォフのカップルが。 アンナが読んでる本をぶん投げるシーンが2度もあって、お前、いかに頭の悪そうな大型犬だからって、やっていい事と悪い事があるぞ? 今夜は晩飯抜きだからな? とか思って集中できなかった。本を投げるの地雷なんです。2018-08-05 21:22:00 GMT+9:002018-08-05 21:22:00 GMT+9:00
ボーダーとサラファーノフの「タランテラ」は、良かったと思うんだけど、昨年とても気に入った上演が2つあった演目なので、そっちを思い出してしまったり。 男性のタンバリンって難しいよね。カラオケ行ったらマイクよりもタンバリン離しません、ぐらいのキャラにならないと、持たされてる感じが。2018-08-05 21:28:36 GMT+9:002018-08-05 21:28:36 GMT+9:00
フェリとゴメスの「アフター・ザ・レイン」は美しかった。 ウィールドンの振付ってピンとくるよりこない方が多いんだけど、普通に踊るとあまり面白くないが、非常に高いレベルで踊れば結構いい、のかもしれないなと思ったり。 自由度が高めでダンサーには人気があるというミルピエ系とか?2018-08-05 21:41:40 GMT+9:002018-08-05 21:41:40 GMT+9:00
第4部はノイマイヤーの「ドン・ジュアン」から。初見で設定がわからないのだが、アッツォーニには幻影や死神のような雰囲気を感じてゾクゾクした。 しかし、このペアは本当にメチャクチャだよな。どう言えばいいのかわからないのだが、リフトに入らないんだよね。「入る」という切れ目がない。2018-08-05 21:49:17 GMT+9:002018-08-05 21:49:17 GMT+9:00
コジョカルとコボーの「シェエラザード・パ・ド・ドゥ」はリアム・スカーレットの新作初演。TL での評判が悪くて心配だったのだが、個人的にはなかなかでした。 コボーを完全にサポートにまわして徹底的にリフトという構成で、スカーレットらしい女性の美しいポジションも多くて。2018-08-05 21:52:43 GMT+9:002018-08-05 21:52:43 GMT+9:00
コボーはスキンヘッドのカツラ(?)なのかな。頭のところに段差があるのがちょっとアンドロイドっぽくて、型落ちで明日には廃棄処分のアンドロイド奴隷と、今まで尽くしてくれた事を懐かしむ姫君の最後の踊り、みたいな切なさを勝手に感じてしまったり。 最近 Detroit にはまってるからですね(笑)2018-08-05 21:55:11 GMT+9:002018-08-05 21:55:11 GMT+9:00
フォーサイスの「ヘルマン・シュメルマン」をセミオノワとフォーゲルが。 うーむ、バレエの人のコンテンポラリーだよな、と。演歌歌手のJPOP、みたいに読んでください。 セミオノワの方がコンテンポラリーっぽく感じたのだが、もしかしたら胸が大きいおかげでバレエっぽさが減っていたせいかも。2018-08-05 21:58:15 GMT+9:002018-08-05 21:58:15 GMT+9:00
「マノン」の寝室、ジルベールとマクミランを踊るには、ガニオは体重が足りないんじゃないかなと思う所があって。リフトが少しふらついたりするのは、なかなか技術ではカバーしきれないんじゃないだろうか。 この感想は、推しのマルシャンを呼んでくれれば良かったのに、と思ってるせいもありますね。2018-08-05 22:07:14 GMT+9:002018-08-05 22:07:14 GMT+9:00
トリは「ドン・キホーテ」というのがお約束なんだけど、ウルド=ブラームとエイマンにドンキやらせなくてもよくない? と思わずにはいられなくて。高度な技術を外連味なく端正に踊るのが持ち味の2人だと思っているので。 そして衣装もかなりどうかと。ありものベースに一晩で突貫でデコったみたいな。2018-08-05 22:10:58 GMT+9:002018-08-05 22:10:58 GMT+9:00
自分はパリオペ担ではないので、こういう事をいうのは微妙に気が引けるんだけど。 ボラックとウルド=ブラームでくるみ割りとドンキやるんだったら、今日のプログラムとは逆の方が見てて楽しかっただろうなと思ってしまう。トリは必ずドンキというルールで、くるみ割りじゃダメなんだろうか。2018-08-05 22:17:45 GMT+9:002018-08-05 22:17:45 GMT+9:00
「ヘルマン・シュメルマン」 数日前から TL に女性の衣装の話題が出ていて、CND で見たときがどうだったのか思い出そうとしたのだが、まったく思い出せず。昔のツイートさがしてみたら、ダン・ヴェヴォートの大臀筋の話は書いてたが女性の衣装には興味なかったっぽい(笑) https://t.co/kGOfXP1gfJ2018-08-06 00:33:28 GMT+9:002018-08-06 00:33:28 GMT+9:00
「ヘルマン・シュメルマン」 女性の衣装、上はシースルーの生地なのだがインナーを着ない事が多いらしい。 露出の問題もあるけど、セミオノワはインナーで抑えないと胸が邪魔で踊りにくいんじゃないかなと思ったりして。実際どれくらい踊りに影響するものなのか全くわからないで言ってますが。2018-08-06 00:37:33 GMT+9:002018-08-06 00:37:33 GMT+9:00
ウィールドンの「アフター・ザ・レイン」は、2013年の「ロイヤル・ガラ」で「雨の後に」という邦題でヌニェスとソアレスが踊ったのを見ていたようだ。全然おぼえてないんだけど、そのときも良かったと思ったみたい。 https://t.co/XKdPiiqNW52018-08-06 00:46:01 GMT+9:002018-08-06 00:46:01 GMT+9:00
世界バレエフェスティバルでは、女性限定でコーセーからのプレゼントを配っていたのですが、自分の観測範囲では、女性限定である事に疑問を呈していた方はお一人だけで。 なるほど、化粧は女性のもの/女性は化粧するべき、というのは多くの女性にとってはかなりしっかり内面化されてるんだろうなと。2018-08-06 01:14:24 GMT+9:002018-08-06 01:14:24 GMT+9:00
これは、単なる邪推で、何一つ根拠はないのですが。 世界バレエフェスティバルの会場の中で、一番、基礎化粧品にお金をかけているのがロベルト・ボッレ様だったとしても自分は驚きませんね。 いや、だって、お金には不自由してないだろうし、何より43歳でアレですよ?2018-08-06 01:17:56 GMT+9:002018-08-06 01:17:56 GMT+9:00
コーセーのブースの看板からすると、モイスチュア リポソームを推してたのかなと思うのだけど、何より男子楽屋には差し入れしたんでしょうか、というのが気になったりして。 あのメンツの誰か一人でも、これすごくいいねとかって SNS で宣伝してくれたら、効果すごいでしょ。 https://t.co/gTdMLfbz0M2018-08-06 01:27:37 GMT+9:002018-08-06 01:27:37 GMT+9:00