2018.08.26
Summer/Night/Dream
JAPON dance project
新国立劇場中劇場
バレエ
JAPON dance project「Summer/Night/Dream」@新国立劇場中劇場。 チケット見て気づいたのだが、これが 2018/19 シーズンのオープニングになるわけか。 個人的には、イマイチではなくてイマニぐらいでした。 プラスポイントも結構あるんだけど、マイナスも多くて差し引きマイナスに。 https://t.co/oSrfPXBFAm2018-08-26 16:11:21 GMT+9:002018-08-26 16:11:21 GMT+9:00
第1幕は、ある程度プロットを追ったつくり。振付もそれなりだし、ダンサーのレベルは高いので、各シーンは見てて楽しい。 第2幕はヌード色の衣装と仮面をつけた12人で。米沢さん柳本さんが欠場。最後の5分は見応えがあった。 カーテンコールは14名全員参加。米沢さんだけ3番なのが面白かった。2018-08-26 16:32:40 GMT+9:002018-08-26 16:32:40 GMT+9:00
JAPON dance project「Summer/Night/Dream」 個人的にはマイナスポイントがいっぱいあった公演。 ネガティヴな事を色々書くつもりなので、公演終わってから一晩時間を置いてみた。 新国立の舞踊系 2018/19 シーズンはこれがオープニングなのか、ちょっと幸先悪い感じだなぁ、と思ったりして。2018-08-28 00:20:17 GMT+9:002018-08-28 00:20:17 GMT+9:00
衣装が苦手なやつで、開幕早々に参ったなぁと。 立体加工してある生地とか厚手の生地とかを使った、体の線が消えちゃう衣装が苦手なんだよね。メインの女性は比較的いいんだけど、モブ女性の袴の腰板みたいなのも邪魔だし、男性陣の衣装はさっさと脱いでくれないかなと思いながら見てしまった。2018-08-28 00:28:00 GMT+9:002018-08-28 00:28:00 GMT+9:00
第1幕は「真夏の夜の夢」のプロットを追っているようなのだが、全然話がわからず。アブストラクトな振付としては面白いと思うんだけど、自分には振付から関係性が全然読み取れなくて。 典型的なのがヘレナとディミトリアスのパートで、協力しあって踊っているようにしか見えないので、関係性が謎。2018-08-28 00:33:30 GMT+9:002018-08-28 00:33:30 GMT+9:00
一箇所だけ笑いを取るシーンがあるのだが、女性が小柄な男性に無理矢理キスして、男性が硬直する事で笑わせる演出。アーシア・アルジェントの件の直後に、無批判な文脈でこういうの見せられるとキッツイよねー。 へー、ヨーロッパで活躍してるダンサーさん達でも、倫理観はこんな感じなのねー、と。2018-08-28 00:37:02 GMT+9:002018-08-28 00:37:02 GMT+9:00
「真夏の夜の夢」は、結構あちこちアレな戯曲だよなと思っているのですが、これを見たら、逆に結構好きな部分が結構あるんだなと実感したのでした。 今回のは、自分の好きな部分を全く拾ってない作品だったので、なんで「真夏の夜の夢」を選んだんだろうなと疑問に思ったりもしたのだけれど。2018-08-28 00:41:33 GMT+9:002018-08-28 00:41:33 GMT+9:00
第1部は14名、第2部は米沢さん柳本さんが抜けた12名。 第2部の装置は、第1部の衣装を宙吊りにしたものなのだが、15着ある。モブ衣装が8着あったから降板した奥田さんの分なのだろうけど、この、14と12と15というのが、雑だよなぁと思ってしまって。 自分的には全部14で揃えるのとでは星1つ違うかな。2018-08-28 00:46:42 GMT+9:002018-08-28 00:46:42 GMT+9:00
第2部は最後以外はあまり踊らないので、劇団系のアートパフォーマンスですか? みたいな。こういうのって、目立つ人が良くてもダメで、端っこの人にどれだけ存在感があるかが勝負だと自分は思うので、 NDT III とかヴッパタール舞踊団とかがやればカッコつくんだろうけどなぁ、と。2018-08-28 00:51:11 GMT+9:002018-08-28 00:51:11 GMT+9:00
パーツとしてのダンスは見応えあったし、小池さんは圧倒的な存在感。自分は津川さんのリフトのポジションがすごく好きみたい。アッツォーニやアイシュヴァルトと近い枠かな。 あ、遠藤さんの腹肉が見られたのも楽しかった。時々ポヨンポヨンしてましたね。 服部さんの踊りのキレと、あと胸筋も。2018-08-28 00:59:47 GMT+9:002018-08-28 00:59:47 GMT+9:00
柳本さんはパックだという事で期待していたのだが、衣装が自分的には微妙だった事に加えて、なぜかオーベロンとの絡みが萌えなくてちょっと残念。真夏と言えばそこでしょ、という趣味なので(笑) 第1部最後のヌード服パートが一番好みだったかも。コンテンポラリーらしい身体性と振付の合致。2018-08-28 01:09:09 GMT+9:002018-08-28 01:09:09 GMT+9:00
第1部と第2部と吊られている衣装の、14-12-15 の残念感って伝わりますかね。 これが、14-12-14 か 14-12-12 なら、いろんな深読みをしたくなるし、自分はベタな 14-12-12 が好みですが、15 が入ってる時点で、あー、そこらへんは別にどーでもいー作りなのね、雑、となっちゃうんです。2018-08-28 01:17:29 GMT+9:002018-08-28 01:17:29 GMT+9:00
新国立は最近コンテンポラリーがあまりないので、ダンサーさんにとっては非常に良い機会だったのでは。 「不思議の国のアリス」もそうだけど、古典の要素だけでは踊れない作品も増えていると思うのだが、オーストラリアでは7キャストあったアリスが新国立では2キャストというのは、そういう事かなと。2018-08-28 01:28:07 GMT+9:002018-08-28 01:28:07 GMT+9:00
第1部の終盤ではライサンダーとディミトリアスが仮面をつけるのだが、体格が全然違うし、動きも間違えようがない。 なので、うっわ、顔以外で区別できないんなら、まぁ、どういう組み合わせで結婚してもいいんじゃないですか? そっくりな顔に騙されるジークフリードの方がマシでは、みたいに。2018-08-28 02:06:11 GMT+9:002018-08-28 02:06:11 GMT+9:00
仮面をつけると誰だかわからなくなるという舞台上の嘘は、演劇の文脈では簡単に出来ると思うのだが、舞踊だとなかなかツライよね。 基本的に身体での表現なわけで、表情の方が派手な人は顔芸とか言われちゃうジャンルじゃないですか。 似た体格で、似た踊り方の出来る人達でやったら、面白かったかも。2018-08-28 02:12:35 GMT+9:002018-08-28 02:12:35 GMT+9:00