2018.09.11
シティ・オブ・エンジェルズ
新国立劇場中劇場
ミュージカル
「シティ・オブ・エンジェルズ」@新国立劇場中劇場、幕間。 30年近く前のトニー賞作品を福田雄一さんの上演台本・演出でやるので、かなり覚悟をきめて見に来ていたのだが、前半はとにかく長かった。コメディなんだけど、自分が笑ったのはただ一箇所、カッキーが笑わされちゃってた部分だけで。 https://t.co/bV12pXa34H2018-09-11 20:22:21 GMT+9:002018-09-11 20:22:21 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」幕間。 1幕は95分なのだが、最後の曲になるまでに2時間ぐらいはあったように感じて、早く最後に行かないかなと(笑) ただ、最後の10分は良かったな。この曲が聞きたかったというのもあるけど、その導入部から、作家としてのスタインがきちんと立ち上がっていて。2018-09-11 20:25:18 GMT+9:002018-09-11 20:25:18 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 後半は結構良かった。曲だけは知っていたのだが、なるほど、こういう終わり方なのかと。好みの構造で満足。 フィナーレもいいですね。あれで、前半のグッダグダを結構許しちゃう(笑) まぁ、オリジナルに近いプロダクションで見たかったと思わずにはいられないが。2018-09-11 21:44:56 GMT+9:002018-09-11 21:44:56 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 自分は福田雄一さんとは笑いのセンスが全く合わないようで、ほとんど笑える部分はなかったのだが、客席では結構笑ってる人も。 演出に関しては、シーンごとのブツ切りにしか思えないのだが、元がきちんとできたミュージカルだと、それでもなんとかはなる感じ。2018-09-11 22:00:02 GMT+9:002018-09-11 22:00:02 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 オリジナルの演出がどうだったのかはわからないのだが。 現実世界と映画内の二重構造を最後に収斂させる作りなので、個人的には二重構造を繊細に演出したものが見てみたい作品。白井晃さんとかで。 そういう意味では、福田さんは最も不適だろうなと思っちゃう。2018-09-11 22:03:52 GMT+9:002018-09-11 22:03:52 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 佐藤二朗さんのファンの方には、間違いなくオススメできると思う。 自分は全く興味なかったので、ただただ出番長いなぁと思ってやり過ごしていたのですが、新感線で橋本じゅんさんがああいう役柄をやってたら爆笑してたとは思う。2018-09-11 22:14:21 GMT+9:002018-09-11 22:14:21 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 柿澤くんがひとつ抜けていたのだが、まぁメンバー的には当然だよね。 山田孝之くん、前半は頑張ってます感が強かったけど、後半はそれなりに。ただ、キャラクターに感情移入させる所まではいかなかったかな。彼がどうリアルになっていくかを演出で見せて欲しかった。2018-09-11 22:18:44 GMT+9:002018-09-11 22:18:44 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 梅棒の楢木さんがアンサンブルに入っていて、ダンスキャプテンなのは納得だったのだけど、1幕も2幕もオープニングナンバーを歌っていたのは驚いた。最後に彼の役名がわかって、1幕冒頭はどう解釈すればいいんだろうと思ったのだが、深く考えるようなシーンでもないか。2018-09-11 22:25:43 GMT+9:002018-09-11 22:25:43 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 脇のキャストは出来が凸凹というか、いいシーンもあるけど、なんだコレは? みたいな所もあって。そういう演出なんだろうな。 マロリー登場のシーンの渡辺麻友さん、うっわ、アイドル喋りにアイドル歌い! と逆に感心したぐらい。瀬奈さんとの対決シーンは好きだった。2018-09-11 22:34:27 GMT+9:002018-09-11 22:34:27 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 美術が土岐研一さん。自分にとってはイキウメでおなじみで、いつも感心する部分のあるセットを作られる方なのだが、今回は普通のセットだったな。 この話の構造で、美術に土岐さんを使えるなら、もっと何かできるんじゃないの? と思ったりしたのだけれど。2018-09-11 22:52:53 GMT+9:002018-09-11 22:52:53 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 1990年のトニー賞でのパフォーマンス。アレンジバージョンなので、ラストにどうやって持って行ったかがわからないのだが、実は結構力技系の演出なのかも。 映画の話だけど、構造的には舞台の魔法で成り立たせる話なんだよね。 https://t.co/xYw4nNVJgZ2018-09-11 23:32:24 GMT+9:002018-09-11 23:32:24 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 I'm nothing without you は、動画やスクリプトを見ても、脇キャラがセリフを言うのが見つからないのだが、最後のアレは福田版のオリジナルなのかな。それともどこかの時代で足されたのか。 アレでラストの解釈はかなり変わると思うのだけど。 https://t.co/SsLdSlrhRW2018-09-12 02:01:19 GMT+9:002018-09-12 02:01:19 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 まさかとは思うけど、metoo いじりのネタをやりたいから、あのシークエンスを最後に追加したとかじゃないよね。 metoo の扱いのマズさを別にしても、自分はスクリプト通りであそこ全部なしの方が遥かに好みなんだよな。海外上演と両方見ている方の感想が知りたい。2018-09-12 02:14:19 GMT+9:002018-09-12 02:14:19 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 オリジナルは二重構造だが、福田版は結果として三重構造なのか。オリジナルの脚本を日本版演出家が自分の好きな俳優のために書き換えるという、メタな外枠が追加されている。 最終場での追加部分が、修正前の脚本の方が良かったという話なのは、皮肉なんだろうか。2018-09-12 07:24:13 GMT+9:002018-09-12 07:24:13 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 脚本を変更させられる事に対する不満を描いた作品を、大量に脚本変更して上演するなんて、脚本家が怒るんじゃないかと思ったりしたのだが、Larry Gelbart は2009年に亡くなられてるのか。 劇中に合わせて、脚本:福田雄一&Larry Gelbart と表記したら面白かったかも。2018-09-12 07:37:04 GMT+9:002018-09-12 07:37:04 GMT+9:00
「シティ・オブ・エンジェルズ」 どうせなら、脚本家をラリー、映画監督をユウイチ、と名前を変更して上演したら悪趣味でいいかも。 そうなると、ラストは脚本家と妻の衣装をモノクロにして、あれは現実での勝利ではなく、死によって映画の中の世界へ導かれた、という方向で着地させたくなるな。2018-09-12 08:06:02 GMT+9:002018-09-12 08:06:02 GMT+9:00