2018.09.17
バレエ・ロレーヌ公演
国立振付センター バレエ・ロレーヌ
KAAT ホール
バレエ
国立振付センター バレエ・ロレーヌ「バレエ・ロレーヌ公演」@ KAAT 大ホール。 カニングハム、フォーサイス、ベンゴレア/シェニョーのトリプルビル。 国立振付センターとはなんぞや? とググってみたら、早稲田の文学部演劇映像コースのサイトにこんな pdf が。 https://t.co/s8Oaq2EUaV https://t.co/tbSGNNQivH2018-09-17 19:37:11 GMT+9:002018-09-17 19:37:11 GMT+9:00
最初はベンゴレア/シェニョーの「DEVOTED」。 緑のレオタード系の衣装の女性達がトゥシューズで踊るのだが、なかなかにインタレスティングな作品。 ポワントでかなり踊れる人と、あまり踊れない人を混ぜてあって、ジェローム・ベルの「Gala」っぽい感じも受けたが、ああいう悪趣味感はなし。 https://t.co/6fBP9Cj15X2018-09-17 19:46:38 GMT+9:002018-09-17 19:46:38 GMT+9:00
「DEVOTED」 ダンサーの体格が様々で。 ポワントで一番クリアに踊っていたのがアジア系の方、彼女への振付が京劇っぽく感じて中国系なのかと思ったら日本人でした。SAKIKO OISHI さん。 一方、ちょっと〜、ポワントで立って大丈夫なの? ぐらいに太めの方もいて。普通のバレエ団には絶対いない体型。2018-09-17 19:54:41 GMT+9:002018-09-17 19:54:41 GMT+9:00
「DEVOTED」 中盤、3人が両足でポワントで立ち腕を頭の上で合わせてバランスのポーズをとり、その周りをもう1人が延々と回る。 中央でポーズをとる2人、片方 Oishi さんで見事なまでに微動だにしなくて、もう片方はかなりグラグラしつつ時々足の位置を変えたり、ほんの少しだけ踊ったり。2018-09-17 20:00:40 GMT+9:002018-09-17 20:00:40 GMT+9:00
「DEVOTED」 最初は、あんなにグラグラする人にやらせなくても、と思ったのだが、しばらく見ていると、それも振付の一部なんだろうなと。微動だにしない方と、グラグラする方、そもそも足の位置が違うのだ。 ここらへんはフランス的なのかな。ポワントで立つ事に対する批評性が含まれてるような。2018-09-17 20:37:33 GMT+9:002018-09-17 20:37:33 GMT+9:00
「DEVOTED」は、シェネで長い距離を移動する振付が多いのだが、上半身の動きはそれぞれに特徴的な面白さが。 ジャンプ系のパは、飛距離を出さない/出せないような振付にしてあるのも興味深かった。 なぜバレリーナはトゥシューズを履くのか? という問いかけのようでもあり。それでこのタイトルなの?2018-09-17 20:53:23 GMT+9:002018-09-17 20:53:23 GMT+9:00
2つ目は「STEPTEXT」。 最初があれだったので、どんなダンサーが出てくるのかと思っていたら、標準的なバレエ体型の方々で、妙にがっくりしたりして。 いや、もしや、腰の太いおっちゃんとか出てくるかと期待しちゃってて(笑) 男性3人女性1人なので、男同士パートも結構あって楽しかったです。 https://t.co/QGiqx0aPuV2018-09-17 21:03:26 GMT+9:002018-09-17 21:03:26 GMT+9:00
「STEPTEXT」 自分はフォーサイスは全然見てないし、どういうものなのかもわかってないのだけれど、これはすっごく真面目に踊ってて、そういうものだろうか? と。 島地さんの、あの、えーっと、チャラい、じゃなくて、えーっと、あ、遊び心のある感じがあると、印象がガラッと変わるのではと思った。2018-09-17 21:07:59 GMT+9:002018-09-17 21:07:59 GMT+9:00
最後は「SOUNDDANCE」。 マース・カニングハム、名前だけは知っているけど、生で見るのは初めてだと思う。頑張って踊ってるけどなんだかゴチャゴチャした感じも、という。 シェネではないが、回転しながらの移動が結構あって、「DEVOTED」と対にして組んだのかなと思ったり。 https://t.co/xG69ughLd32018-09-17 21:15:27 GMT+9:002018-09-17 21:15:27 GMT+9:00
「SOUNDDANCE」 トレイラーだとわかりにくいが、ゆったりとした上半身の衣装は生地が面白くて。シルクっぽい艶があるのだが、柔らかい化繊なのかな? わずかに動くだけで沢山のひだができる。背景の美術の事を考えると、それがひとつのモチーフなのかも。 https://t.co/gik2G1dtoJ2018-09-17 21:21:09 GMT+9:002018-09-17 21:21:09 GMT+9:00
バレエ・ロレーヌ公演は、フランスからそれなりの人数を呼んでると思うのだが、そう思うと6000円というのは結構低価格では。 あー、ただ、コストパフォーマンスとしてどうだったかは、人それぞれかも。自分は、興味深くてそこはよかったけど、ダンスとしてガツンという感じではなかったので。2018-09-17 21:24:35 GMT+9:002018-09-17 21:24:35 GMT+9:00
「STEPTEXT」 あ、書き忘れ。 男性二人が向かい合わせで腕を組んで進む部分、片方は後ろ向きになるのだが、二人とも足元は見ないのに距離が近いので足先がぶつかったり触れ合ったりしてるのが可愛かった。 それだけです(笑)2018-09-17 21:28:33 GMT+9:002018-09-17 21:28:33 GMT+9:00
バレエ・ロレーヌは2回公演だったのだが、公式リツした方の写真を見ると、カニングハムはメンバー総入れ替え、フォーサイスは半分入れ替え。 一方で「DEVOTED」はメンバー固定なのだが、クリエイションの時のメンバーが結構残ってるんじゃないだろうか。Oishi さんはオリジナルメンバーの気がする。2018-09-17 22:32:33 GMT+9:002018-09-17 22:32:33 GMT+9:00
「DEVOTED」 バレエ・ロレーヌの公式ページには、オリジナルのダンサーへの言及はない。 ところで、このサイト、言語が FR と UK の二択なのだが、そういうものなのか。うまく表現できないが、英語じゃなくてイギリス語と書いてあるみたいな違和感があるのだが。 https://t.co/j4xLSRKycR2018-09-17 22:35:58 GMT+9:002018-09-17 22:35:58 GMT+9:00
公式リツ2件をみて、あれ? と思って見直したら、さっき「STEPTEXT」のキャストは半分入れ替えと書いてしまったけど、男性1人(多分長身の方)以外は入れ替えだった。 こういう作品だと、キャスト次第で全然違った印象になりそうだから、感想を比べるのも難しいよね。2018-09-18 01:43:10 GMT+9:002018-09-18 01:43:10 GMT+9:00