2018.09.28
華氏451度
KAAT ホール
演劇
「華氏451度」@ KAAT ホール。 役者7人で休憩なしの約2時間。 長塚圭史脚本、白井晃演出ということで自分の期待が高すぎたのかな。原作をきちんと2時間にまとめましたね、みたいな印象でした。 初日なのもあって、キャラクターに深さを感じないというか、筋書き通りに進んでるなぁと。 https://t.co/NG3ISpvrlQ2018-09-28 21:44:25 GMT+9:002018-09-28 21:44:25 GMT+9:00
「華氏451度」 舞踊っぽい動きが何箇所かあるのだが、いまひとつしゃっきりしなくて。ステージングは誰なんだろうと思ったらクレジットされてない。誰か振付かステージングの人を入れたら、ぐっとと良くなるシーンがあるかもと。 美波さんのアレとかアレとか、うー、もったいない! と思ってしまった。2018-09-28 22:05:45 GMT+9:002018-09-28 22:05:45 GMT+9:00
「華氏451度」 劇場に入ると舞台を囲むような巨大な本棚のセットがあり、これは自分みたいな本が酷い目にあうのが見てられない人間にとっては超グロなのではとヒヤヒヤしてたのだが、一箇所以外は平気でした。 本が、スポンジか何かのポヨンポヨン跳ねる素材で出来てるので、何が起きても平気という。2018-09-28 22:16:59 GMT+9:002018-09-28 22:16:59 GMT+9:00
「華氏451度」 「1984」の時にも思ったのだが、昔のディストピアSFよりも、現代日本の方が暗い世界だよね。 別に誰が弾圧してるわけでもないのに雑誌が休刊になったばかりで。 それは人々が本を買わなくなったからなんだろうなと思ったりして、近年あまり本にお金を使わなくなった自分を反省したり。2018-09-28 23:40:22 GMT+9:002018-09-28 23:40:22 GMT+9:00
「華氏451度」 個人的には、ラストはちょっとなぁと。 ああいう形で○○○○を出すと、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○、みたいになりませんか? https://t.co/oemem3mTCS2018-09-29 00:39:06 GMT+9:002018-09-29 00:39:06 GMT+9:00
「華氏451度」の舞台、本がぬいぐるみ状態なんだよね。 自分としてはそのおかげでグロくなるのが避けられてて助かったのはあるのだが、話のキーになる残虐性も全然感じなくなってて。 本のぬいぐるみを椅子やクッションに使う事も多くて、本ではない物だという事をあちこちで感じさせる演出。2018-10-01 23:55:46 GMT+9:002018-10-01 23:55:46 GMT+9:00
「華氏451度」 本は基本的には開かないぬいぐるみ状態で、いくつかは厚いスポンジ数枚がページになってるリアル系ぬいさんと言えばいいのかな。 一つだけ、紙のページのついた本があって、それを使うシーンは、うわぁ、やめてくれぇ、と思いながら見てしまう。 自分にとって、本とは何なんだろう、と。2018-10-02 00:00:11 GMT+9:002018-10-02 00:00:11 GMT+9:00
自分は、ノートのページを破るのって全然平気なんですよ。ところが、実際は白紙でも、本という設定になってると、ページを破られるのを見てるだけで心拍上がっちゃう感じが。 本を投げて床にドスンと落ちるのも苦手なんだけど、本のぬいぐるみがポンと跳ねるのは平気で。 何をもって本だと思うのかな。2018-10-02 00:06:27 GMT+9:002018-10-02 00:06:27 GMT+9:00
「華氏451度」に関しては、最後に出てくる人々に関して、そんな都合いいわけないだろ! と思わずにはいられなくて、その結果、終盤が、あっそうですか、みたいになっちゃうのだった。 本を所持して何度も読み返す、という事と対極にある設定だからかも。2018-10-02 00:11:47 GMT+9:002018-10-02 00:11:47 GMT+9:00
「華氏451度」 今更気付くのも間抜けな話だが、演劇の人ならではの本の扱い方なのかも。 舞台って、本番上演時には台本はいらないわけじゃないですか。 もちろん、公演期間中に見直したりはするんだろうけど、本質的には本の中身が別の形で実現されて本がいらなくなるという事で。2018-10-02 00:19:44 GMT+9:002018-10-02 00:19:44 GMT+9:00