2018.11.30
ジュリアス・シーザー
ナショナル・シアター・ライブ
ライブビューイング
ナショナル・シアター・ライブ「ジュリアス・シーザー」を見てきた。 ブリッジ・シアター、すっごい劇場だわ。さすが、ニコラス・ハイトナーが建てただけある。 1階をアリーナにして、客を群衆にした演出だとは聞いてたのだが、床が 180cm x 120cm に分割された小セリになってるのだ。全面青山劇場か!2018-11-30 23:14:55 GMT+9:002018-11-30 23:14:55 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 本編が休憩なしの2時間で、前座にバンド演奏が4,5曲あるので、1階客は2時間半近くの立ち見観劇。臨場感抜群で見てる間は楽しくてしかたないだろうけど、終わったら疲れはててそう(笑) スタッフワークもすごかったなぁ。暗闇の中、人をかき分けてセット移動という無茶ぶり。2018-11-30 23:20:51 GMT+9:002018-11-30 23:20:51 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 演出は、現代衣装に銃。 登場人物も半分を女性にしてあるのだが、これが、効果的というか、いやーな感じというか、なるほどベン・ウィショーにブルータスをやらせるなら、こう組むか! みたいな。 孤高のブルータスで、個人的にはマーク・アントニーとカップリングかも。2018-11-30 23:33:40 GMT+9:002018-11-30 23:33:40 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」は蜷川版の吉田鋼太郎キャシアスと阿部寛ブルータスがラブラブでしかたないバージョンが頭に残ってたので、今回のは、こういう解釈もあるのか! と、面白かった。 しかし、あれですね、ハイトナー氏は、やだわこの女〜というのを冷酷にやりますわね。 https://t.co/U4XtfUGaOb2018-11-30 23:40:29 GMT+9:002018-11-30 23:40:29 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 男女混合編成にした難点は、シーザーとブルータスの奥方達がかなりダメに見えちゃう事。男女の役割が固定された文化だと思えば気にならないんだけど、演出で男女均等にしてあると、うっわ、役に立たない女、って。 どっちか片方を男にするとこまで踏み込んでも良かったかも。2018-11-30 23:50:20 GMT+9:002018-11-30 23:50:20 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 「ハングメン」のデヴィッド・モリッシーがマーク・アントニーを。リーアム・ニーソン系のヒゲのおじさまで、民衆の煽り方が素晴らしくて、うっわー、きったねーなー、と(笑) ブルータスの純真さ誠実さとの対比。最後の2人、照明があたらないのだが、じっくり見たかった。2018-12-01 00:01:56 GMT+9:002018-12-01 00:01:56 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 ベン・ウィショーのブルータスって、ちょっと想像できなかったのだが、彼のために戯曲を解体して解釈しなおした感じ。そして、それに応える演技で。 演出のハイトナーは「ヤング・マルクス」を昨年大晦日までやって、これが今年の1月20日初日だっていうんだから、超人だな。2018-12-01 01:35:24 GMT+9:002018-12-01 01:35:24 GMT+9:00
「ジュリアス・シーザー」 戯曲は、he と she を変えてある以外にもアレンジしてあるのかがわからず。二人称は you が多かったような気がするが、thou から置き換えてあるのか、原文からそうなのか。 字幕で「銃」とか「撃つ」となっていた部分、英語は weapon とかっぽくて、原文のままなのかなとも。2018-12-01 02:07:08 GMT+9:002018-12-01 02:07:08 GMT+9:00