2019.01.05
ロミオとジュリエット
K バレエカンパニー
ライブビューイング
K バレエカンパニー「ロミオとジュリエット」in Cinema を見てきた。 基本的にはマクミラン版などに似た構成。特徴的なのはロザラインを大きな役にした所。キャピュレット夫人の姪ということだが、ティボルトとは兄妹ではないのか男女の関係を匂わせる感じがあって、ティボルトの死後の慟哭も彼女が。2019-01-05 14:58:41 GMT+9:002019-01-05 14:58:41 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ロザラインを出すのは面白い趣向だが、あまりうまくいかなかった感じが。 なぜか衣装が安っぽくて、キャピュレット家のメンバーよりも街の女達に似た感じが。そして、ロミオをはじめ、いろんな男と踊るので、そこも安い女っぽくて。ティボルトの死で退場なのでオチもないし。2019-01-05 15:04:28 GMT+9:002019-01-05 15:04:28 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ロザラインを出す事で苦しくなったのが、舞踏会の直前にロミオがロザラインと踊り、すぐにジュリエットとの出会いになる部分。 ロミオがロザラインから、若くて美しくて綺麗な衣装を着た本家の娘という完全上位互換な従姉妹に乗り換えるという、うっわー、な話になっちゃう。2019-01-05 15:07:16 GMT+9:002019-01-05 15:07:16 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 もしかして熊川くんって、ロイヤル時代にマクミランのパ・ド・ドゥはあまり踊ってないのかな。振付がマクミランよりも古典に近い要素で構成されていたような。難儀なリフトはあまりなく安心して見てられますが、その分ドラマティックさは抑え目かも。 墓所ではあまり踊らず。2019-01-05 15:21:05 GMT+9:002019-01-05 15:21:05 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 僧ジョンが出てくるのだけれど、なんと、手紙を持っていく途中で殺されちゃうという端折り方で(笑) 手紙を書くのがジュリエットなので、もしかしてそこをやってみたかった? と邪推したり。 ジョンがモンタギューと二役、ロレンスがヴェローナ大公と二役なのが面白い。2019-01-05 15:26:36 GMT+9:002019-01-05 15:26:36 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ジュリエットは浅川さん。大人っぽい顔立ちの方で、多分メイクでも頬骨の高さを強調する位置にチークを入れていたんじゃないかと思うのだが、結果として映像で見ると少女性が薄れていたような。 どこかのシーンで松田聖子を思い出したのだが、パーツが似てたりするのかな。2019-01-05 15:36:27 GMT+9:002019-01-05 15:36:27 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ロミオは宮尾さん。ロザラインが実際に登場することによって、自分史上最高に移り気なロミオに見えてしまった。 それも従姉妹同士で乗り換えだから、結局、キャピュレット夫人の家系の顔が好きなのかよ、それならティボルトでもいいじゃん! とか、余計な思考が(笑)2019-01-05 15:40:06 GMT+9:002019-01-05 15:40:06 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 パリスは栗山さん。育ちの良い貴公子で、見合い相手としては文句なしの方では? と思っちゃう。ロミオが移り気なだけに、一途そうなこっちにしておきなよと。 墓所のシーンで、パリスからロミオに斬りかかって、返り討ちで死ぬのはうまい演出。2019-01-05 16:18:18 GMT+9:002019-01-05 16:18:18 GMT+9:00