2019.03.09
ラ・バヤデール
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「ラ・バヤデール」@新国立劇場オペラパレス。 小野ニキヤと米沢ガムザッティの対決が非常に楽しかった。 どうしてもソロルを奪い合わなければいけない必要性があったというより、互いに虎の尾を踏むのと逆鱗に触れるのをやりあってしまい、結果としての龍虎対決みたいな。 https://t.co/wgRRk2jbem2019-03-09 21:11:21 GMT+9:002019-03-09 21:11:21 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 小野ニキヤ、ガムザッティに負けず劣らずというか、生まれながらの地位みたいなものに甘やかされてない分、より気位が高いのではと。 譲れないものは1ミリたりとも譲らないし、手に入らないなら死んだ方がマシだったり。 死後は一転して人形系。あれは影にすぎない気がする。2019-03-09 21:36:01 GMT+9:002019-03-09 21:36:01 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 米沢ガムザッティは、ソロルへの恋情がやや子供っぽいというか、女の情念対決になって泣き落としとかにしておけば面倒になって勝負降りそうな。 ニキヤが刃物に手を出しちゃったのが間違いの元だよね。あそこの負けが火をつけて、ニキヤを倒すためには何でもするというモードに。2019-03-09 21:39:09 GMT+9:002019-03-09 21:39:09 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 福岡さんのソロルは、なんっつーか頼りないクズねぇという、いい男2人がしょーもない女を取り合うという構図を、見事に男女逆転させて見せてくれてるような。 体型がスッキリしてた気がするんだけど、個人的には古典の中でソロルは最も太くてもいい役のひとつなんだよね。2019-03-09 21:47:53 GMT+9:002019-03-09 21:47:53 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 蛇から後の龍虎対決がすっごかった。 ガムザッティのせいじゃないから本来は対決しない道もありそうなのに、2人とも状況を徹底的に利用して相手を潰しにかかるという。 逆に言うと、パパと大僧正の行動が違っていれば、世俗の女王ガムザッティと、神殿の支配者ニキヤの可能性も。2019-03-09 21:55:57 GMT+9:002019-03-09 21:55:57 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 まわりがなんとなく薄い感じ、小野米沢が超充実していたせいもあるかなと思ったのだが、多分、プロダクションとしてそういう作りなんだろうな。 花籠の所で、まわりの人々が少しずつニキヤに同情的になっていく所とか、小野さんの正ヒロインオーラによる効果線みたいであった。2019-03-09 22:11:37 GMT+9:002019-03-09 22:11:37 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 影の第3バリエーションが木村さんだったのだが、面白い人だよなぁと。一人だけ人格が濃く見えて、ゾンビの群れに紛れようとしてる人間みたいな。 踊りを派手に作ってるとかではなくて、キャラクターを通さないと踊れない回路の持ち主とかなのかなと思ってしまった。2019-03-09 22:23:40 GMT+9:002019-03-09 22:23:40 GMT+9:00
「ラ・バヤデール」 ガムザッティが、蛇は自分のせいじゃないとソロルに訴えるシーン。真実なのにちょっとだけ嘘っぽい。多分、その嘘っぽさは、ニキヤに見せるためのもので。お前は私の罠にかかって死んでいくんだ、どうだ、悔しいだろうと。 その死を、自ら選んだ形にする事で逆転させるのがニキヤ。2019-03-09 22:37:21 GMT+9:002019-03-09 22:37:21 GMT+9:00
っていうかさー、米沢ガムザはどうせソロルとくっついたってすぐに飽きそうなんだからさー、ニキヤよ見事な覚悟だったソロルはそなたのものだとか言って解毒剤渡してあげて、ニキヤの忠誠を得た方が絶対よかったってー、などとしょうもない妄想を(笑)2019-03-09 22:47:36 GMT+9:002019-03-09 22:47:36 GMT+9:00