2019.05.11
シンデレラ
スターダンサーズ・バレエ団
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
バレエ
これから、スターダンサーズ・バレエ団「シンデレラ」@テアトロ・ジーリオ・ショウワ。 ここは、開演20分前から総監督の小山さんによる10分ほどのプレトークがあるのだが、毎回面白い。 マイムの説明がおきまりなのですが、若い子には出せない風格というか、マイムひとつの表現力が強いんだよね。2019-05-11 13:52:06 GMT+9:002019-05-11 13:52:06 GMT+9:00
今日のプレトークでは、ネズミさん(小さいぬいぐるみバージョン)も登場。 この版では、ネズミ達がシンデレラに踊りを教えるシーンがあるのだが、ネズミが踊りを知っているのは、継母が娘達に踊りを教えるシーンを見ていたからだと。 そういう細かい辻褄合わせがしっかりしてるの、好きだなぁ。2019-05-11 13:54:35 GMT+9:002019-05-11 13:54:35 GMT+9:00
「シンデレラ」幕間。 この版、個人的にはかなり好みで。 シンデレラはあまり種類を見てないのだが、王子がシンデレラに惹かれる理由をきちんと描いてあるのって、珍しくないですか? 冒頭が街に舞踏会の告知がでるシーンで、そこで老婆に優しくするシンデレラの後姿に王子が目を止めるという演出。 https://t.co/0eyOKTZOSQ2019-05-11 14:51:43 GMT+9:002019-05-11 14:51:43 GMT+9:00
「シンデレラ」 姉2人は女性で、しかもシンデレラのドレスをわざと破って暖炉に捨てるとか、なかなかえげつない事もするのですが、父親が仕事人間で家庭を顧みないから継母と継子にはフラストレーションが溜まっているのが姉妹喧嘩になったりシンデレラにあたったり、という設定なので共感できたりも。2019-05-11 14:56:41 GMT+9:002019-05-11 14:56:41 GMT+9:00
「シンデレラ」終演。 スタダン鈴木稔版は最後の展開がいい。探していた人がシンデレラだとわかった後、躊躇うシンデレラの心が踊りを通して開かれていくところもいいし、みすぼらしい服を仙女がドレスに変えようとするのを王子が止めて、そのままのシンデレラが好きだと告げるのは素晴らしいと思う。2019-05-11 16:37:36 GMT+9:002019-05-11 16:37:36 GMT+9:00
「シンデレラ」 王子が恋に落ちるのはプロローグ、一方でシンデレラについては、2幕の舞踏会からグラン・パ・ド・ドゥの踊りによって恋の変遷を表現するロミジュリっぽい演出。 今日は渡辺恭子さんと池田くんだったのだが、GPDDのアダージオがとても良かった。古典系の振付の中での恋心の表現。2019-05-11 16:46:41 GMT+9:002019-05-11 16:46:41 GMT+9:00
「シンデレラ」 ドロッセルマイヤーなどでおなじみの鴻巣さんが臣下役。コメディ系の役所ですが、踊りもかなりあって、とにかく演技が細かくて好きなのです。 馬の乗り方も抜群にうまいよね。王子と友人達は、鴻巣さんに習ってもう少し修行しましょう。2019-05-11 16:53:41 GMT+9:002019-05-11 16:53:41 GMT+9:00
スタダンの「シンデレラ」は好きなプロダクションなのだが、男性陣の衣装はいまひとつなんだよな。 王子と友人が街で着てるマントを体にまくやつは謎だし、舞踏会の男性群舞も、軍服系を薄手の生地で作ると(中の肉体でパツパツにしない限り)ダレーッとした感じが出ちゃう。2019-05-11 20:14:50 GMT+9:002019-05-11 20:14:50 GMT+9:00