2019.06.28
The Great Tamer
ディミトリス・パパイオアヌー
さいたま芸術劇場
ダンス
ディミトリス・パパイオアヌー「The Great Tamer」@さいたま芸術劇場。 ジャンル分けが難しくて、パフォーマンスとしか言いようがないかな。男性7人女性3人による100分。面白かった! えーっと、全裸につぐ半裸につぐ全裸アンド全裸、ぐらいに脱ぎますので、苦手な方はご注意を。 https://t.co/YQcft7nQpB2019-06-28 21:49:23 GMT+9:002019-06-28 21:49:23 GMT+9:00
「The Great Tamer」 明確なストーリー仕立てではないし、音楽も「美しく青きドナウ」一曲なので、何をやったのかとか順番とかが頭の中であっという間にごっちゃになってしまう。夢の中のような作品。 個人的に気に入ったのは、靴を挟んだ男2人、ギプス、アトラスくんの足リフト、とかかな。2019-06-28 21:52:08 GMT+9:002019-06-28 21:52:08 GMT+9:00
「The Great Tamer」 トレイラーで気になってた、体の上で水晶玉を上下させるやつ。透明な板で抑えてるのかな? 1度目の出番の後、よく見えなかったのだが、片方が割れちゃってたみたいなんだけど、大丈夫だったんだろうか。 2度目の出番が1人だけだったのは、そのせいか、もともとそうなのか。2019-06-28 21:57:13 GMT+9:002019-06-28 21:57:13 GMT+9:00
「The Great Tamer」 女性の方とかは書きにくいのではないかと思って書いておきます。 全裸の男性が何も気にせず歩き回ったり、寝転がったり、大股開きで座ったり、ブリッジしたりしますので、まぁ、男湯ですらそこまで正面から見るような事はないですよ、みたいなアングルがあったりしまして。2019-06-28 22:01:38 GMT+9:002019-06-28 22:01:38 GMT+9:00
「The Great Tamer」 ダンスとしては、ビーナスをやった男性の、腕を柔らかく使った踊りが面白かった。その後の金属(?)の筒を使った部分もよかったけど、腕だけのところは神業的な凄さが。 ポストトークでストリートダンサーと紹介されてた方、かもしれないけど、違うかも。見分けがついてない……2019-06-28 22:07:51 GMT+9:002019-06-28 22:07:51 GMT+9:00
「The Great Tamer」 ひとつだけ気になった部分。 以下ネタバレ。 床から腕や足を掘り出す所、足が両方とも右足じゃなかった? そんな所を気にするなって話かもしれないが(笑)2019-06-28 22:12:20 GMT+9:002019-06-28 22:12:20 GMT+9:00
「The Great Tamer」 セットや大道具小道具、何もかもが非常によくできていて。魔術的なというのとは違うんだけど、雑にラフにやっているように見えて計算され尽くされている。 こんなにばら撒いてどうすんの? みたいなシーンもあるんだけど、ちゃんと片付くし。 あのセット、中身詳しく見たいなぁ。2019-06-28 22:18:34 GMT+9:002019-06-28 22:18:34 GMT+9:00
「The Great Tamer」 凄く難しい事をやってるわけではない、というか、単純と言える部分さえあるのだが、驚きのあるシーンが多い。 終盤の、全裸の女性と男性の医者(?)のパートなんかは、ワンアイディアをあれだけ長くゾワゾワさせられるシーンに仕上げるのって演出力だよなぁと。2019-06-29 00:47:33 GMT+9:002019-06-29 00:47:33 GMT+9:00
「The Great Tamer」 さっきチケット見て気づいたのだが、「就学児~12歳以下は保護者同伴」なのね。 まぁ、チンコにつぐチンコにつぐチンコにつぐチンコチンコチンコチンコだったから、そうもなるか。 結構いろんな舞台を見てる方だと思うのだけど、これだけチンコ露出が多い舞台は初めてだった。2019-06-29 00:53:13 GMT+9:002019-06-29 00:53:13 GMT+9:00
「The Great Tamer」 あれだけ男性を全裸にできるのって、あまり踊らないからなんだろうなとも思った。踊るシーンは基本的に服を着ているのだが、動きが激しくなってぶらんぶらんしたりすると、さすがにみっともないもんね。 女性の胸もそうだけど、踊りは制御だから、筋肉じゃない部分は使いにくい。2019-06-29 01:05:05 GMT+9:002019-06-29 01:05:05 GMT+9:00
「The Great Tamer」 自分は会場の観客の中では最も他人のチンコを見慣れた層に属してたんじゃないかと思うので、皆さんそういう所でお笑いになるんですかー、みたいに思ったりもして。 強い演出意図があって男性を全裸にしてると思うのだが、評論家勢の文章とかには全然出てこないのが、へー、って。2019-06-29 01:23:24 GMT+9:002019-06-29 01:23:24 GMT+9:00
「The Great Tamer」 自分が全裸の効果を一番強く感じたのは矢のシーン。あれ、パンツ一枚履いてるか履いてないかで、無防備感が全然違うと思うんだよな。矢の前では下着なんて物理的には何の助けにもならないんだけど、大袈裟に言えば、原初の恐怖と、文明の守護、ぐらいの差。2019-06-29 01:48:12 GMT+9:002019-06-29 01:48:12 GMT+9:00
「The Great Tamer」 全裸、特に男性を使うのって、やはり演出としては攻撃的な選択じゃないですか。なので、演出家のその選択に対してきちんと反応するのが良い評ではないかなと思うのだけど。 web とかで見られる日本語記事は、そこらへんを完全にスルーのものばかりしか見かけなくて。2019-06-29 02:03:33 GMT+9:002019-06-29 02:03:33 GMT+9:00
「The Great Tamer」 ネタバレですが。 やっぱり両方右足だ。 見てる時は気づかなかったが、左足のポーズは左足じゃできないよな。 https://t.co/pJUoEtBpPF https://t.co/vQdtruY9zS2019-06-29 02:24:00 GMT+9:002019-06-29 02:24:00 GMT+9:00
「The Great Tamer」 1日経って思い出すと、やっぱりギプスのシーンが好きだなぁ。 かなり試行錯誤して小道具と外し方を作り上げたんだろうと思うのだけど、いろんなものを重ねて見てしまって。 全体としてはインタレスティングな印象の作品だったのだけど、あそこだけは心が動かされた。2019-06-29 13:29:53 GMT+9:002019-06-29 13:29:53 GMT+9:00
「The Great Tamer」 ネタバレ。 イジメで死亡した男の子から発想された作品だと。ポストトークで、敵によってではなく友達によって殺された、という話が。 終盤の連続チンコのシーンで笑いが起きるんだけど、男の子の服を脱がして笑い者にするイジメを観客に再現させるというニュアンスもあるのかな。2019-06-29 13:46:59 GMT+9:002019-06-29 13:46:59 GMT+9:00
公式リツした乗越さんの記事の「股間の具材」で思い出した。 パパイオアヌーがオープンリーゲイだという事を知ったのは、作品を見てしばらく経ってからだったのだが、そう思うと、あの股間の連打は、(舞台)芸術における男性と女性の裸体の扱われ方に対する一つのテーゼなんだろうと思ったのだった。2019-08-20 02:26:16 GMT+9:002019-08-20 02:26:16 GMT+9:00