2019.07.18
ロダン 〜魂を捧げた幻想
エイフマン・バレエ
東京文化会館
バレエ
エイフマン・バレエ「ロダン 〜魂を捧げた幻想」@東京文化会館、幕間。 いや、これはすごいよ! 前半は45分なのだが、ずっと心拍上がりっぱなしで。 ロダン役のオレグ・ガブィシェフ、よく、あんなに歪んだ線で踊れるなという、バレエのラインじゃない所を使って、彼の美意識のありかを体で表す。 https://t.co/9EywkYbxIm2019-07-18 20:00:15 GMT+9:002019-07-18 20:00:15 GMT+9:00
「ロダン」 通路前の中央もつぶして、ごっついカメラを6台も入れて撮影してるから、気になって聞いてみたら、NHK だそうです。 まだ放映予定は決まってないそうですが、ありがとうございます! NHK様!!2019-07-18 20:02:59 GMT+9:002019-07-18 20:02:59 GMT+9:00
「ロダン」終演。 個人的にはメチャクチャ満足したのだが、皆さまにオススメするかは迷うところ。ロダンが、ものすっごくいいんだけど、死ぬほどのクズ男ですから。 一応、ロダン、カミーユ、ローズの三角関係の話ではあるんだけど、どちらかといえば、芸術家と芸術と女達という勝ち目のない三角関係。2019-07-18 21:14:12 GMT+9:002019-07-18 21:14:12 GMT+9:00
「ロダン」 ロダンは誰と踊っていても相手を見ている時間が短くて、すぐに宙を見つめ出したり、体のパーツにフォーカスしたりと、芸術にとらわれていく。どう考えても人としてダメでしょ、というぐらいの天賦の才の副作用。 よく、あんな変なところばかり見ながら難しい踊りやるよなというのは驚異的。2019-07-18 21:18:46 GMT+9:002019-07-18 21:18:46 GMT+9:00
「ロダン」 ロダンとカミーユとローズ、それぞれに振付言語を変えてあるんだけど、ローズはクラシックに近い美しい動きで、それゆえにロダンにとっては全く美しく見えていないというか、彼の芸術にとってはあまりにも凡庸だという事がわかる、というのにゾクゾクしてしまった。2019-07-18 21:22:26 GMT+9:002019-07-18 21:22:26 GMT+9:00
「ロダン」 これは自分が男性贔屓だからというのもあるだろうけど、この作品においては、ロダンは天才だが、カミーユはそれほどでもない感じが。 少なくとも、ロダンは才能と引き換えの日常生活における異常行動が見られるが、その点においてはカミーユは常人とかわらなく描写されていると思う。2019-07-18 21:26:33 GMT+9:002019-07-18 21:26:33 GMT+9:00
「ロダン」 カメラ、完全に黒布で覆ってあって機材は見られなかったのだが、かなりのサイズだったので、 8K 用かな? もしかしたら、世界で初めて、エイフマンバレエを 8K で収録したのかも。2019-07-18 21:29:13 GMT+9:002019-07-18 21:29:13 GMT+9:00
「ロダン」 トレイラーとかでも有名な、人体を使って彫刻を再現するシーン。もちろん迫力あったのだが、自分でも驚いた事に、あそこでさえロダンばっかり見ちゃうんだよね。そんなに大きく動くわけでもないのだが、何かに取り憑かれた感じが強くて目が離せない。2019-07-18 21:48:23 GMT+9:002019-07-18 21:48:23 GMT+9:00
「ロダン」 メインキャストが4名、群舞が男女半々で24名。 全員が長身の群舞も見ごたえあったのだけど、もう、脳がキャパいっぱいいっぱいで、なんとなく箸休め的に見てしまった。ごっついリフトとかも入ってたのに。明日はもう少しまともに見られると思う。2019-07-18 21:53:00 GMT+9:002019-07-18 21:53:00 GMT+9:00
「ロダン」 開幕前にもエイフマン氏の挨拶があったのだが、カーテンコールに出てきたら、うっわ小さい! と。いや、まわりが大きすぎるんだけど。 ひとりだけ踵のある靴を履いていたから、身長でいえば女性ダンサーの一番低い人あたりじゃないかな。2019-07-18 21:55:37 GMT+9:002019-07-18 21:55:37 GMT+9:00
「ロダン」 男女関係においては、とにかく酷い男ではあるんですが、人が物体にしか見えなくなる呪いにかかってるんだからしょうがないよねと許してしまう所もあったり。 芸術の才能というのは、そういう事でもあるというのが、エイフマンの解釈なのかな。というか、エイフマンにも人がそう見えてたり?2019-07-18 22:27:46 GMT+9:002019-07-18 22:27:46 GMT+9:00
「ロダン」 「考える人」ってポーズとしては変じゃないですか。彫刻を一瞬だけ見せて、再現してくださいといったら、多分、ほとんどの人が間違えると思う。 そういうロダンの人体に対する美意識を、エイフマンは彫刻以上にロダンの役に振り付けたのかなと思ったのだった。 https://t.co/iSOjIrAfU5 https://t.co/AuzUC9CMgr2019-07-18 22:54:52 GMT+9:002019-07-18 22:54:52 GMT+9:00
「ロダン」 自分の視点が男性贔屓だからかなとも思ったのだが、やはりロダンに対する批判の視点はあまりないよね。 ロダンはひとでなしですが、天才だからしょうがないし、女2人も最初っからああいう男だってわかってたでしょ? あえて選んだんでしょ? というような感じを受けてしまって。2019-07-19 00:21:14 GMT+9:002019-07-19 00:21:14 GMT+9:00
「ロダン」 細部をきちんと見られていないので根拠薄弱なんだけど、ロダンは基本的に人体に対する興味だけが強くて、個別の人間の集合体である作品なら作れるが、人間同士の関係性を表現した作品にはカミーユのインスピレーションを必要とした、という解釈がされてるのかもと思った。2019-07-19 01:26:53 GMT+9:002019-07-19 01:26:53 GMT+9:00
「ロダン」 プログラムの作品解説に、2幕の葡萄酒造りの祭で、ローズに初めてあったロダンが彼女の足を捏ね回すのが愉快、というような事が。 自分はあそこを、最初からこういう男だろ? 人として好かれたわけじゃないのがわかるだろ? というシーンだと思って見たので、愉快に見る人もいるのか、と。2019-07-19 01:52:09 GMT+9:002019-07-19 01:52:09 GMT+9:00