2019.08.10
エリザベート
帝国劇場
ミュージカル
「エリザベート」@帝国劇場。 愛希れいかさんのシシィ、とても普通の女性っぽい。社会的に抑圧された女性が自我に目覚めると力を発揮できるという、最近の女性エンパワメント系の解釈なのかな。 井上田代の両手に花で、好き放題ワガママな一生を送って羨ましいですわねー、みたいなところも。 https://t.co/qstbJoRtKj2019-08-10 22:48:58 GMT+9:002019-08-10 22:48:58 GMT+9:00
「エリザベート」 井上トート、先日見たケリー・オハラを思い出すような声の使い方の自在っぷり。 体内にアンプ内蔵してるんじゃないかという、体に力を入れて大声出すんじゃなくて、なにかのスイッチ回すと声が大きくなるみたいな。 性格的には単純に作ってあるのかな。恋の駆け引きとかはやらない。2019-08-10 22:52:12 GMT+9:002019-08-10 22:52:12 GMT+9:00
「エリザベート」 三浦涼介くんのルドルフがとても好みだった。長身なのに体を小さく使うのがうまくて、寄る辺のない子供の雰囲気が強い。舞踊系の人に近い肩の線の変え方をする。 世界の行く先を見通す目があるのに、それを変える力は持たない、カサンドラ的な先天的不幸体質で、狂気もはらむ視線。2019-08-10 22:59:33 GMT+9:002019-08-10 22:59:33 GMT+9:00
「エリザベート」 闇広はゾクゾクしながら見てしまった。井上トートは、人ではないものしか持ち得ない声、という感じで、三浦ルドルフはそれを神託的に受け取って精神が揺らぎ、体が少年と青年の間を行ったり来たりするような。三浦くん、181cm あるのにとても小さく見えたり、身長相当に見えたり。2019-08-10 23:03:31 GMT+9:002019-08-10 23:03:31 GMT+9:00
「エリザベート」 普段は「僕はママの鏡だから」を、鏡合わせの相似形の2人だと思って聞くのだが、三浦ルドルフだと、自分は鏡像に過ぎない、一人の人間としては存在していない、というような含みを感じて。 わからないわ、と言われた時に、ちょっと笑ったと思うんだけど、そこで心が壊れたのかなと。2019-08-10 23:09:38 GMT+9:002019-08-10 23:09:38 GMT+9:00
「エリザベート」 三浦ルドルフが好みだった分、シシィには厳しくなってしまった。 そもそもあんな繊細な子を放っておいてあちこち好き放題飛び回ってんのかよ! という所に、「私たちは鏡同士」とか歌われると、お前は息子の気持ちを1mmもわかってない! 死後でさえも浮かばれない! となっちゃって。2019-08-10 23:12:55 GMT+9:002019-08-10 23:12:55 GMT+9:00
「エリザベート」 突如として腐るんですが。 ルドルフの死後、シシィが死を受け入れようとするのをトートが断るじゃないですか。 基本設定ぶち壊しで申し訳ないんだけど、今日は、あー、ルドが死んだということは冥界新婚状態だもんね、そこに母親に来られても困るよねー、とかいうのが頭をよぎって。2019-08-10 23:22:03 GMT+9:002019-08-10 23:22:03 GMT+9:00
「エリザベート」 涼風さんのゾフィーは、わかりやすい悪役っぽすぎたかな。ルキーニの指揮する人形芝居だと思えばいいのかもしれないけど、退場時にハイハイ消えてくれて結構です、ぐらいにしか思えなかったのは残念。 コメディ担当でもあるから難しいんだけど、もっと自分の正義を持っている人でも。2019-08-11 00:34:21 GMT+9:002019-08-11 00:34:21 GMT+9:00
「エリザベート」 ゾフィーを、正義と愛に満ちた慈悲深い造形でやったら、かなり怖いと思うんだけど。 そのうち、花總さんとかで、そういう恐ろしいゾフィーやらないですかね。にこやかに諭すように話すのだけど、自分の意見は絶対に曲げないという。2019-08-11 00:38:30 GMT+9:002019-08-11 00:38:30 GMT+9:00
「エリザベート」 田代くんのフランツは、育ちの良い甘ちゃんに見えるんだよね。自己肯定感も強ければ、様々な問題も愛で解決できると思ってる。 どうしてあの母親からああいう育てられ方をして君みたいな性格になるんだい? と思ったのだが、父親存命の頃は両親が超ラブラブだったとかだろうか。2019-08-11 00:45:45 GMT+9:002019-08-11 00:45:45 GMT+9:00
「エリザベート」 田代フランツの青年時代と三浦ルドルフを並べると、世界に対する態度が全然違うじゃないですか。 劇中では悪役のゾフィーに育てられたフランツは世界が味方だと思ってるのに、ゾフィーに育てられなかったルドルフの方が世界に居場所を見つけられないという。2019-08-11 00:50:37 GMT+9:002019-08-11 00:50:37 GMT+9:00
「エリザベート」 冒頭の井上トート、恋に落ちてるのはわかるんだけど、その理由が人間には全然わからないもののような気がして。 例えば、DNA の配列に今まで見たことのないやつが入ってるとか、出会った時の髪の毛の本数が素数だとか、そういう超越的(?)な理由。2019-08-11 01:51:35 GMT+9:002019-08-11 01:51:35 GMT+9:00