2019.08.23
ロミオとジュリエット
ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19
ライブビューイング
ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19「ロミオとジュリエット」を見てきた。 ロイヤルの代名詞と言ってもよく、数多の上演がある中でも、名演の一つと言ってよい出来栄えなのではないでしょうか。 バレエはただ一つの正解のあるものではないけど、作品としての完成形の一つだったと思う。2019-08-23 22:47:38 GMT+9:002019-08-23 22:47:38 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 主役のヤスミン・ナグディとマシュー・ボールをはじめ、キャストが充実していて、万全の体制でのシネマシーズンラスト。 エイヴィスの名人芸のティボルトに、ズケッティのマキューシオがよく食らいついてて楽しかった。 あと、推してるハウエルズが神父なのも嬉しかった。 https://t.co/CbCgh3RTab2019-08-23 22:54:07 GMT+9:002019-08-23 22:54:07 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 2幕は「マキューシオとティボルト」だよねと思う時があるんですが、今日はいままで見た中でも一二を争うぐらいにその傾向が強くて。 ティボルトが鬱屈したアル中気味のやさぐれオヤジで、マキューシオが若くてオッサンからかうの大好きでさー、もー、たまらなかったです。2019-08-23 23:07:12 GMT+9:002019-08-23 23:07:12 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ナグディとボール、昨年の「ロイヤルエレガンスの夕べ」のバルコニーが個人的にはいまひとつだったので、さほど期待してなかったのだが、とても良かった! お手本というのとはちょっと違うんだけど、そうなんだよ、マクミランはこうやって踊って欲しいんだ! という満足感。2019-08-23 23:14:23 GMT+9:002019-08-23 23:14:23 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 マクミランのリフトはきちんと入るだけでも及第点にしちゃいそうになるんだけど、本当はそこがスタートで、その上にどういう表現をするかが見たいんだよね。 今日のバルコニーは、「恋の軽い翼」がロミオではなくジュリエットに与えられたようで、現代的な解釈も感じたり。2019-08-24 02:11:53 GMT+9:002019-08-24 02:11:53 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ナグディとボールは個人の能力もだがパートナーリングもとても良くて。シーンごとの踊りわけやニュアンスの変え方もうまく、特に寝室でのリフトの重さというか、型としては綺麗に上がっているのに感情表現としては沈み込む感じを受けたのには、これが本家ですよねーと感嘆。2019-08-24 02:20:48 GMT+9:002019-08-24 02:20:48 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ラストシーン、もしかしてバルコニーのラストの再現なのかなと思った。死の瞬間として、ロミオに寄り添った記憶より、下にいるロミオに向かって手を差し伸べていた記憶を選んだという。 考えてみれば、結ばれたのはティボルトの死後だから、完全な幸福の記憶ではないよね。2019-08-24 02:33:25 GMT+9:002019-08-24 02:33:25 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 プロダクションとして少し変えてある? それとも照明が変わった? あるいは映像の撮り方の問題? と時々気になった。 少なくとも、2016年の日本公演は全体的にもっと明るかったと思う。今日は2幕のティボルト登場とか、階段降りかけてる所でやっと気づいたぐらい。2019-08-24 02:37:59 GMT+9:002019-08-24 02:37:59 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 もやもやっとした印象にすぎないのだが、なんとなくジュリエットだけが一人称で、ロミオを含めた他の役は三人称っぽかった。 キャストの組み合わせなのか、映像での切り取り方なのか、元々の作品構成がそうなのか。ジュリエットだけにモノローグがあるような。2019-08-24 12:40:15 GMT+9:002019-08-24 12:40:15 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 バレエで人称というのも変な話なんだが。 3幕で神父を訪ねる前のジュリエット1人のシーンは一人称に思えるし、なぜか3幕全体がジュリエットの一人称的三人称っぽいんだよな。物語が彼女に強くフォーカスしていて、そのまわりだけが描写されるからかな。2019-08-24 12:47:39 GMT+9:002019-08-24 12:47:39 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 マシュー・ボールのロミオが、なんとなく三人称っぽいのもあるかも。見られるための存在というか。 自分に共感させる役作りというより、ヒロインに共感させるための役作りなのかな。 何考えてるのかわからないけど、他者として見て惹かれる事に説得力がある。2019-08-24 12:51:05 GMT+9:002019-08-24 12:51:05 GMT+9:00
ロイヤルのロミジュリ、幕間にインタビューなんかも入るのですが、今回は武器部門の方が。リハーサル公開の動画でもインタビュー受けてた Max Brown さん。 今回のライブビューイングでは、神父のジョナサン・ハウエルズと並んで、好みのルックスなのです。 https://t.co/1VQw57YFnO https://t.co/eP7fIt2STU2019-08-24 20:24:50 GMT+9:002019-08-24 20:24:50 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 前にも書いた気がするんだけど、キャピュレット卿のこの衣装、やけにセクシーじゃないですか? 貫頭衣っぽいのに膝丈という無防備さがヤラシイのかな。股間がスースーしそうな感じで。袖の方が長いというのも妙に変態っぽいというか。 https://t.co/X5FfPmnEyi https://t.co/BEubxHxbxD2019-08-24 21:08:10 GMT+9:002019-08-24 21:08:10 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 照明、やっぱり昔と違う。 2幕のティボルト登場、吉田都版と高田茜版を見比べたら、昔は全体的に明るい上にスポット当たってたから明確に見えていたのだが、2019年版は酒瓶持ってるかどうかわからないぐらいに暗い。 あそこの階段降り部分、人それぞれで面白いんだけどなぁ。2019-08-25 23:45:46 GMT+9:002019-08-25 23:45:46 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 このジャンプ、2度とも同じジャンプがデフォルトで、人によっては2度目を1回転するジャンプにかえるのだが、ズケッティは2度目に投げキッスしてませんでした? 個人的にはここのマキューシオは余裕綽々に演じて欲しいので、すごくツボだったのだ。 https://t.co/kjUXKMuTbM https://t.co/E1Ees19Qtw2019-08-26 00:19:44 GMT+9:002019-08-26 00:19:44 GMT+9:00
公式リツした「ロミオとジュリエット」のコーチシーン。 こういうのを見るたびに、つくづく感情表現って技術なんだよなと。極端に言えば、一生懸命に踊るとか、キャラクターの感情に同化するとか、そういう精神論よりも、腕を下げない事の方が重要なわけで。2019-08-26 00:36:46 GMT+9:002019-08-26 00:36:46 GMT+9:00
自分はロイヤルのリハーサル動画が好きなのだが、その理由の一つが、この振付にはこういう感情が載せられているから動きとしてのポイントはこれ、みたいな感情表現の技術を口頭と実践で説明してくれるところ。 全幕になると、その上にキャラクター像を構築してくるのがロイヤルの楽しさだよなと。2019-08-26 00:44:41 GMT+9:002019-08-26 00:44:41 GMT+9:00
公式リツ。 「ティボルトとマキューシオ」をボールとサンベで、なんて回があったのか! 2人ともプリンシパルになっちゃったから、この組み合わせはなかなかなさそうだけど、数年後にシネマ用特別キャスティングとかでやってくれませんかね?2019-08-26 01:42:36 GMT+9:002019-08-26 01:42:36 GMT+9:00