2019.09.21
白鳥の湖
バレエ・アム・ライン
オーチャードホール
バレエ
バレエ・アム・ライン「白鳥の湖」@オーチャードホール、幕間。 いや、もう、全っ然わからない(笑) 話は予習してあるのでわかってはいるんだけど、細部が掴めなくて。 何より、どうしてこの音楽でそういう振付になるのかというのが、自分には理解不能。 あと、キャスティングもかなり謎。 https://t.co/Cntw5t4n562019-09-21 20:08:46 GMT+9:002019-09-21 20:08:46 GMT+9:00
「白鳥の湖」終演。 全編を見ると、なんとなくモヤーっとわからないでもないような気にはなったのだが、自分はこういう現代性とは相性が悪いので、趣味にはあまりかぶらなかったかな。 現代的な舞踊評論の方に紐解いてほしいな。ダンサーなら、児玉北斗さんの分析をお聞きしたい。2019-09-21 21:33:58 GMT+9:002019-09-21 21:33:58 GMT+9:00
「白鳥の湖」 1階席は、6割ぐらいの埋まり方かな。後方はかなり空いていて、左右の端は売らなかったのだと思う。 自分は前の方を取ったのだが、周りでは、1幕は埋まっていた席が2幕になると空席になってたり、空席に2幕開始前に他から客が移ってきてたり。 まぁ、これで25000円は、超強気だよね。2019-09-21 21:38:32 GMT+9:002019-09-21 21:38:32 GMT+9:00
「白鳥の湖」 踊りが全然に頭に入らなかったのだが、思いつく原因は2つかな。 ひとつは現代性なんだと思うのだが、体の線を長く使うとか、音楽を叙情的に拾うとかをしないので、とにかくせせこましく見える。古典のベタさを避けてるように感じたのだが、もしかして、すっごく踊りにくいのでは。2019-09-21 21:47:29 GMT+9:002019-09-21 21:47:29 GMT+9:00
「白鳥の湖」 これは完全に偏見で、なおかつPCじゃないんだけど、書いちゃう。 マーティン・シュレップァー氏、クリストファー・ウィールドンと同じタイプでしょ。古典的な女性の美しさに対する琴線がほぼゼロなゲイ。 自分と趣味が合わないだけかもしれないんだけど、女性への振付が面白くなくて。2019-09-21 21:52:51 GMT+9:002019-09-21 21:52:51 GMT+9:00
「白鳥の湖」 日本公演4回のうち3回が同キャストなので、これが正キャストだと思うが、なかなか凄い。 オデットの継母、ロットバルト、その手下の悪役側をアジア系で固めてあり、王宮勢は式典長1人だけがアフリカ系。 人種をこうやって使えるのは、ドイツの観客は無批判には見ない信頼があるからかな。2019-09-21 22:57:23 GMT+9:002019-09-21 22:57:23 GMT+9:00
「白鳥の湖」 キャスト人数は多くないのに、身分制度がガッチリ見える構造になっていて。例えば、1幕の男性は、王子、ベンノを含む貴族4人、平民3人、その下2人で、ズボンの丈を見るだけでも判別できる。 そして、王子が最下層の2人に優しいというのがまた、階級社会の表現として優れてるよなと。2019-09-21 23:03:22 GMT+9:002019-09-21 23:03:22 GMT+9:00
「白鳥の湖」 あ、王子の友人の中で、白シャツにサスペンダーの方が凄く性癖でした。顔もですが、短めの半袖白シャツにYバックHフロントのサスペンダーというフェチい衣装。 ベンノと残りの貴族2人が同じような衣装なのに、彼だけ違うのはどういう設定なのか。2019-09-21 23:11:06 GMT+9:002019-09-21 23:11:06 GMT+9:00
「白鳥の湖」 2幕でオデットが踊ってる間に、王子の横に立ったオデットの祖父が、自分の手を王子の手にそっと滑り込ませて、王子と手を握りあうのだけれど、あれは何なの? ウブな恋人同士がやる仕草の模倣にしか見えなかったのだが、どういう意味があるんだー!2019-09-21 23:15:11 GMT+9:002019-09-21 23:15:11 GMT+9:00
「白鳥の湖」 全体的に同性同士で踊るパートが多いのは好み。 王子とベンノもかなり一緒に踊って、互いにリフトしあったりもするのだが、2人とも異性愛規範を非常に強く内面化していて、ベタベタする割に恋愛方向には頭が行かない感じが。 王子生存バージョンなので、ベンノとよろしくやってください。2019-09-21 23:18:57 GMT+9:002019-09-21 23:18:57 GMT+9:00
「白鳥の湖」 白鳥の中に1人だけ目立つソロを踊る役があって、あれはどういう設定の役なんだろう。例えば、オデットに恋してた女性、という設定で見てもいいのかな? 女性パート全部の中で、4幕の彼女のソロが一番好きだったかも。2019-09-21 23:22:17 GMT+9:002019-09-21 23:22:17 GMT+9:00
「白鳥の湖」 バレエ団としては、NA以上にコンテンポラリー寄りなのかも。PCじゃないのはわかってるから言いにくいんですが、全体に女性が長身、胸も大きい方もいて、重量的にリフト多い演目は難しいのでは。 踊りを揃える気は皆無っぽく、角度とかの問題じゃなくて、振り自体が結構フリーダムだった。2019-09-21 23:56:30 GMT+9:002019-09-21 23:56:30 GMT+9:00
「白鳥の湖」 王子とオデットは頭一つ以上身長差があって、さすがにリフトも重そうではなかったのだが、なぜか持ち上げて運搬してる感じが強くて。 多分、実施よりも振付の問題だと思うんだけど、グワッと持ち上げたり、ゆがんだ体勢のまま運んだりという印象が。2019-09-22 00:22:07 GMT+9:002019-09-22 00:22:07 GMT+9:00
「白鳥の湖」 この版は初演準拠でオデットとオディールを違う方が演じるのですが、似てる似てないとかの前にサイズが全然違うので、もう、王子のボンクラさも極まれり、みたいな。 設定を知らなかったら、2幕で一目惚れ、3幕でも一目惚れ、それで4幕でヨリを戻そうとか調子良すぎって話に。2019-09-22 00:27:42 GMT+9:002019-09-22 00:27:42 GMT+9:00
「白鳥の湖」 ツイートは全然褒めてなくて申し訳ないですが、興味深い部分も多かったのです。 現代ドイツの舞台全般の流れとかを全然知らないので、そういう文脈を理解した上で見ると、何を描きたかったのかがもっとわかるんじゃないかと思ったりして。 多分、自分の趣味よりも「新しい」んだと思う。2019-09-22 00:32:24 GMT+9:002019-09-22 00:32:24 GMT+9:00
「白鳥の湖」 1幕のベンチに座っていた男性2人組。自分は、大きい方の方は軽度の知的障害かそれに類する設定なのかなと思って見ていた。それで、小さい方は兄弟か親戚か。 キャストの人種振り分けもそうだけど、安全圏を確保しずらいノンバーバルでこういう事をやるというのは、先鋭的なんだろうなと。2019-09-22 00:38:54 GMT+9:002019-09-22 00:38:54 GMT+9:00
「白鳥の湖」 鍵付きの方から、公式インスタのセカンドキャストの写真を教えていただきました。ありがとうございます。 こちらは、オデットがアジア系、王子がアフリカ系という、ファーストと逆転のキャスティング。 両方見たら、自分の中の人種的偏見を痛感させられるよな。 https://t.co/jxWNQh0Aww2019-09-22 01:30:31 GMT+9:002019-09-22 01:30:31 GMT+9:00
「白鳥の湖」 NTLive なんかを見ていると、役柄と人種を関係なく配役するというタイプのPCがあるじゃないですか。もちろんそれは大事な事なんだけど、一方で人種的偏見って強固に内面化してる人が多いわけで、その問題意識も含めて配役するという方向性もあるわけだよな。2019-09-22 01:32:52 GMT+9:002019-09-22 01:32:52 GMT+9:00
「白鳥の湖」 なんかやたらとダラダラと書いてしまったが、身も蓋もない事を言うと、演出面では結構面白かったんだから、これで振付がもう少しでいいから好みだったら全然印象違ったと思うんだけどなぁ、という。 いや、だって、バレエだからさー、やっぱり振付の要素は大きいじゃないですかー。2019-09-22 01:44:54 GMT+9:002019-09-22 01:44:54 GMT+9:00