2019.10.27
ロメオとジュリエット
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
新国立劇場バレエ団「ロメオとジュリエット」@新国立劇場オペラパレス、幕間。 米沢さんのジュリエットがすっごく好みだ。もっと本人の身体特性に近いキャラクターでやってくるのかと思っていたのだが、音楽と振付を徹底的に分析して、どうコントロールするかを考え抜いて、緻密に作り上げた印象。 https://t.co/NCMRbBmIX52019-10-27 15:11:50 GMT+9:002019-10-27 15:11:50 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 ジュリエットのひとつひとつの踊りに、明確な意味づけがされていると思う。 最初にパリスと踊る時の良家のお嬢様感、舞踏会でロメオと会った時に何かが目覚めて、続くソロでは体がひとまわり大きくなったよう。ロメオとの短いパ・ド・ドゥではリフトされる意味を初めて知る。2019-10-27 15:18:17 GMT+9:002019-10-27 15:18:17 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 2幕も盛り上がったなぁ。街がいい感じにゴチャゴチャしてきていて。踊る人と踊ってない人の距離が近くて、その間に感情のインターラクションが見えるように。そして福岡さんのティボルトがすごくいい。悪っい男でさぁ。ロミオもやってたのに、こちらもかなり作り込んである。2019-10-27 16:13:54 GMT+9:002019-10-27 16:13:54 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 福岡ティボルト、1幕はソードファイトが手抜きなんだよね。福岡さんが、じゃなくて、ティボルトが。 左手がすぐ下がって、時々は腰に手を置いちゃう。街での乱闘なんて片手で十分という強さと、本当に剣技に優れた人ならやらない慢心とがあらわれてて、好きだなぁ。2019-10-27 16:14:36 GMT+9:002019-10-27 16:14:36 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 2幕のティボルトは最初から、あいつらのうちの誰かを殺してやる、ぐらいの冷酷な雰囲気も。 ソードファイトが細かくて、マキューシオ相手だとフルパワーではなくて、軽めに受け流しつつ要所要所で強い攻撃。それがロミオ相手になると受身に回らされて、最後はスタミナ負け。2019-10-27 16:17:29 GMT+9:002019-10-27 16:17:29 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 ティボルト、ソードファイトの終盤で階段を登ってジャンプで降りる部分があるじゃないですか。処理の難しい部分だと思うのだけど、今日の福岡さんはそこがすごく自然で、逆にアクシデントに見えるくらい。 剣戟の音が全部は入らなかったのだが、そこもリアルさに思えたり。2019-10-27 17:27:13 GMT+9:002019-10-27 17:27:13 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 ロイヤルと違って、剣に転がり防止処理がしてなくて、ロメオが投げた剣が舞台中央まで転がってしまったのだが、ティボルトは断末魔の際に目の前の剣を拾ってロメオに突きつけ、キャピュレット夫人も剣を拾ってロメオに斬りかかるように。ここらへんはベテランの凄みですね。2019-10-27 17:35:01 GMT+9:002019-10-27 17:35:01 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」終演。 なかなかに満足。プロダクションの差もあるし、総合力で言えばさすがにロイヤルにはかなわないと思うけど、部分部分で言えば甲乙つけがたしと言える面白さ。 隔年ぐらいでやってくれてもいいんですよー。そうすると初日でも今日ぐらいこなれてくるでしょうし。2019-10-27 18:00:45 GMT+9:002019-10-27 18:00:45 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 福岡ティボルト、マキューシオのどっちの家もくたばりやがれに対して、いかにもマキューシオがやりそうなふざけた礼を返す。 カーテンコールがおっかしくて、福岡さん、両隣と手を繋がないのだ。パリスとマキューシオだから(笑) 最後の最後は木下くんの肩に肘をのせてた。2019-10-27 20:49:55 GMT+9:002019-10-27 20:49:55 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 米沢さんは、比較的役作りが特殊というか、お姫様役をやっていても王様っぽく見えるようなイメージがあったのだが、今日は王道というか、真正面からのジュリエットだったと思う。 キャラクターをどう解釈してどう表現するかが、自分がバレエを好きな理由の一つだと再確認。2019-10-28 01:27:11 GMT+9:002019-10-28 01:27:11 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 バルコニーも素晴らしかった。かなり研究したんじゃないのかな。振付のひとつひとつがクリアで、なおかつ流れが全く途切れない。何よりも、感情が先にあって、その心のままに踊っているように見える。 米沢渡邊組はリフトの相性がいいのだろうか、それそれそれだ! となる。2019-10-28 01:28:11 GMT+9:002019-10-28 01:28:11 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 2幕のジュリエットの出番は結婚シーンだけなんですが、あんなに延々とキスをして、乳母が完全に物理で引き剥がしてるのもなかなかないような。 その後もロミオの方を向いたまま、引きずられるように出ていった。 渡邊ロメオは、神父に頼み込むところの真摯さが良かった。2019-10-28 01:31:28 GMT+9:002019-10-28 01:31:28 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 マキューシオとベンヴォーリオは先日と同じ2人。 木下くんは悪くないんだけど、高速系ではないので、マキューシオとしては少し物足りなく思っちゃうんだよね。顔がいいのもちょっと難しいとこなのかも。剽軽な感じが出にくいと思う。2019-10-28 01:41:34 GMT+9:002019-10-28 01:41:34 GMT+9:00
「ロメオとジュリエット」 この作品の中では、バルコニーが一番有名だけれど、一番難しいのは寝室のパ・ド・ドゥかもと、心が通い合わない部分をどう表現するかというのを、よりによってリフトでやらせるのは、かなりのドS振付ですよね。しかも、それまでに出てきたのと似たものを踊り分けろという。2019-10-28 02:10:06 GMT+9:002019-10-28 02:10:06 GMT+9:00