2019.11.24
眠りの森の美女
ミハイロフスキー劇場バレエ団
東京文化会館
バレエ
ミハイロフスキー劇場バレエ団「眠りの森の美女」@東京文化会館。 ナチョ・ドゥアト振付、2011年が初演。 基本的には古典のスタイルで、演劇性はそこまで高くはないのだが、ディベルティスマンと拍手の繰り返しみたいなロシアっぽさは排除して、話の途中で途切れないようになっている。 https://t.co/gAxDoDkGMI2019-11-24 19:09:34 GMT+9:002019-11-24 19:09:34 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 古典の新版としてはなかなか、かな。主役二人の恋物語としては、あまりなんということもないのだけれど、全体を通しての演出家の目線を感じる統一感が好みだった。 振付は小技がきいてる感じ。ただ、その分、踊りきれてないかもと思う部分も。そういう振付なのかもしれないが。2019-11-24 19:15:26 GMT+9:002019-11-24 19:15:26 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 現代的というか、普通の版でモヤモヤしちゃう部分をクリアしてくれていて。 例えば、眠りに落ちたオーロラを運ぶのが王様だとか、王子が眠っているオーロラにキスをするのがリラの精の指示によるものだとか。 あと、オーロラがバンバン足を高く上げるのも今風だなと。2019-11-24 19:30:59 GMT+9:002019-11-24 19:30:59 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 踊りは細かいところに面白い動きが入っているのだが、あまり派手ではなく、しかも難しそうに見えた。 主役に関しては古典のキャッチーさが薄れているので、踊るダンサーの力量でかなり印象が違うかも。 群舞はかなり好み。複雑なフォーメーションとか同じ振付の時間差とか。2019-11-24 20:12:02 GMT+9:002019-11-24 20:12:02 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 三幕、上手側の玉座に王様が座ってるんですが、青い鳥の時に、出番の終わった牡猫が玉座の横に現れて、なーなー鳴いては王様に撫でてもらってるんですよ! あれはなんなの!? ザイツェフが踊ってるのに、意識の半分くらいは王様と牡猫に行っちゃったじゃないですか!2019-11-24 20:15:01 GMT+9:002019-11-24 20:15:01 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 王様に構ってもらっていた牡猫、赤ずきんの時に狼が出てきた途端に上手にはけていった。なんなんだ、その、設定の細かさは! そして、王様も微妙に寂しそうにしてるし。 あ、王様、結構若いんだよね。考えてみれば一幕は第一子が生まれた時だから二十歳前後でもおかしくないよな。2019-11-24 20:20:33 GMT+9:002019-11-24 20:20:33 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 振付で一番印象に残ったのは、1幕ラストの妖精6人の茨召喚。横に並んで腕を絡ませあうシーンはゾクッとする美しさだった。 あと、2幕のトロワ。王子とリラの精がオーロラの手をとってのプロムナード、途中で王子が手を離すので、最後の1/4はパドブレのリラの精とオーロラだけで。2019-11-24 21:50:42 GMT+9:002019-11-24 21:50:42 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 美術と衣装を同じ方がやっているのも統一感を強くしているような。アンゲリーナ・アトラギッチという方。 セットはオフホワイトの単色の部分が多いのだが、かなり豪華な印象を与える。壁にトカゲ(ヤモリ?)がいるというツイートを見て楽しみにしていのだが、かわいかった。2019-11-25 01:07:22 GMT+9:002019-11-25 01:07:22 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 妖精のエスコートの男性、タイツの腰から膝下までウロコみたいな模様が入っている。壁のトカゲと何か関連があるのかなと思っていたら、ブルーバードも同じ模様のタイツだったので、爬虫類や鳥類のウロコのモチーフなんだと思う。 しかし、なぜエスコートがウロコ系なんだろう?2019-11-25 01:19:20 GMT+9:002019-11-25 01:19:20 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 カラボスの手下は、お腹の部分だけ肌色で、脇の切り替えがギザギザに。なんとなく虎とか猫とかの印象があったのだが、妖精勢の衣装をどういうイメージでデザインしたのか知りたくなった。 画像は公式ギャラリーから。 https://t.co/BWnzuAGM40 https://t.co/O8QyxpeiTP2019-11-25 01:25:00 GMT+9:002019-11-25 01:25:00 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 衣装はデザインの美しさもだが、何よりも体の線が綺麗に出る事に感心した。舞踊の衣装はかくあるべき、と自分は思います。 2幕の王子のジャケットは、腰から尻のラインに吸い付くようで。多分、背中側2枚だと思うのだが、あそこまで曲面に沿うのって、どういうパターンなんだろう。 https://t.co/zo10usiboV2019-11-25 01:36:37 GMT+9:002019-11-25 01:36:37 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 照明は、かなり細かくいろんな色を当てているようだった。少し移動するだけで服の色味が変わるので、ちょっとクラクラする感じも。比較的前の席だったので、1階後半以降だと印象が違うかも。 全体的に、もう少し明るくてもいいなと思ったが、目の色素の薄い人用の設計なのかな。2019-11-25 01:41:41 GMT+9:002019-11-25 01:41:41 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 いろんな方がつぶやいていらっしゃいますが、自分もこの版を新国立でやってくれないかなぁと思った。 ややこしい群舞のフォーメーションは、日本のバレエ団でぴったり揃えたのを見てみたい。プロダクションに結構お金がかかりそうだから、新国立ぐらいでないと無理そうで。2019-11-25 01:58:30 GMT+9:002019-11-25 01:58:30 GMT+9:00
今回のミハイロフスキー、原典版「パリの炎」とドゥアト「眠りの森の美女」という組み合わせは、なかなかだったのでは。 タイトルのイメージとは逆で、ディベルティスマン連打な「パリの炎」と、途中で拍手をあまり挟ませない「眠り」というのが面白いが、バレエ団の違った面を見せてくれたと思う。2019-11-25 02:07:51 GMT+9:002019-11-25 02:07:51 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 画像映像を検索したのでメモ。 Jack Devant 氏のサイトは、他にもページがあって、タグのボタンを押すと出てくる。 ブルーバードのタイツは、すごく手間のかかったバージョンだ。セットの四隅にトカゲがチラッと。 https://t.co/0EeMyWoCFL https://t.co/PVGNqT9dBA2019-11-26 01:16:36 GMT+9:002019-11-26 01:16:36 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 こちらのページにも画像がたくさんある。 ブルーバードは、また違ったバージョンだな。今まで考えた事なかったのだけど、男性のタイツは使い回しなしでキャストごとに作るのかな? というか、何公演ぐらい着られる耐久度があるのかも知らないのだった。 https://t.co/pfNZMgtXTV https://t.co/TIVrPEIzvl2019-11-26 01:21:57 GMT+9:002019-11-26 01:21:57 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 こちらのページは、タイトル画像の左下リンクから画像と動画が。 動画に妖精のエスコートが映ってるのだが、自分の見た回のブルーバードは、これと同じタイツだったと思うんだよな。ウロコ表現が線描だけで陰影なしのやつ。 https://t.co/adBKB6UmtA https://t.co/xIScuARPsG2019-11-26 01:25:26 GMT+9:002019-11-26 01:25:26 GMT+9:00
そして、結構探したのにもかかわらず、王様と牡猫は見つからず(笑) 実は会場で円盤買おうかと思ったのだけど、円盤買ってもたいして映ってない可能性の方が高いなと思ってやめたのだった。2019-11-26 01:27:07 GMT+9:002019-11-26 01:27:07 GMT+9:00
「眠りの森の美女」 生で見てる時に気づいてなかったのだが、画像見てると、オーロラの衣装、1幕と2幕が一緒っぽいな。 2幕に衣装を変える版の方が多いと思うのだが、眠り込んでいる姫を誰が着替えさせたのかモヤモヤしちゃう事があるので、個人的にはポイント高い。2019-11-26 01:32:05 GMT+9:002019-11-26 01:32:05 GMT+9:00