2020.01.31
輝く英国ロイヤルバレエのスター達
昭和女子大学人見記念講堂
バレエ
「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」@昭和大学人見記念講堂、幕間。 前半は「ダイナミズム」と題した6演目。なんとなく調子がいまひとつな感じで、若手のマグリアクリ組が頑張ってるなと思っていたのだが、トリのチャイパドが素晴らしくて。特にカスバートソンは、完全に物語バレエに見えた。 https://t.co/yeTl0dJNtK2020-01-31 20:23:22 GMT+9:002020-01-31 20:23:22 GMT+9:00
「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」終演。 予定では 21:10 終了だったのだが、カーテンコール終わって会場を出たら 21:35 でした。休憩の時に時計を確認しなかったのだが、どこが伸びたんだろう。開始は少し押してたが。 明日、他の予定と重ねてる人は注意が必要かも。2020-01-31 21:47:35 GMT+9:002020-01-31 21:47:35 GMT+9:00
「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」 後半は「パーソナル・エモーション」と題した6作品。ボネッリ、カスバートソン、ムンダギロフ、ハミルトンがソロで、パ・ド・ドゥが3組。 カーテンコールでつい笑ってしまったのだが、男性5人が並ぶと、4人までが乳首の見える衣装だったのでした。2020-01-31 21:53:49 GMT+9:002020-01-31 21:53:49 GMT+9:00
「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」 初日で本調子じゃない人も多かったのかなと思ったり。自分が推しのやらかしのショックを引きずってるのもあるが。 冒頭の黒鳥は全然頭に入ってこなかった。ムンタギロフは得意の王子でいいんだが、ナグディのオディールのキャラが見えずに終わってしまった。2020-02-01 00:03:00 GMT+9:002020-02-01 00:03:00 GMT+9:00
マグリとアクリのコンビは「コリュバンテスの遊戯」「クローマ」「HETのための2つの小品」と3作品を。マヤラ・マグリがどれをとってもなかなかよくて、コンテンポラリーが得意なのかなと。 アクリ瑠嘉くんは、もう一息と思う部分も。「クローマ」は、もう少し気持ち悪く踊って欲しいんだよな。2020-02-01 00:07:36 GMT+9:002020-02-01 00:07:36 GMT+9:00
各演目の前に作品紹介やミニインタビューの映像がある親切設計。 「HETのための2つの小品」の時に、オランダ国立バレエの方の指導シーンが映って、結構な年齢の女性だと思うのだが、男性パートをアクリくんよりキレキレで踊っていてびっくりした。コントロールの精緻さは衰えるどころか進化するのか。2020-02-01 00:12:50 GMT+9:002020-02-01 00:12:50 GMT+9:00
「コッペリア」は高田さんとブレイスウェル。昨晩、映画館で別バージョンを見たばかりなので、なんだか混乱する。 自分は、高田さんのここらへんのキャラクターはどうもよく分からないみたい。キトリもそうだったんだけど、複雑な設定に持ち込みたくなるんだよな。ちょっと困り眉のせいかも。2020-02-01 00:16:20 GMT+9:002020-02-01 00:16:20 GMT+9:00
「ライモンダ」はハミルトン平野組。これも、先日映画館で見たので、つい比べてしまったり。 ハミルトンも身体能力の高い人だと思うのだが、最後のルティレの爪先で膝の前後を打つ部分、左足がきれいに入らなくて、今更ながらあれは難しいんだなと。 そして、迫力がね。石川さゆりとAKBぐらいの差が。2020-02-01 00:23:00 GMT+9:002020-02-01 00:23:00 GMT+9:00
「ライモンダ」 平野さんが微妙に調子が上がりきってなかったように見えたのだが。バリエーションのフィニッシュ、あれであってるのかな。何となく踏み間違えたみたいな印象だったのだけど。 役作りなのかもしれないけど、全体的に表情が厳しめで、結婚式なのに笑顔が少なかった。2020-02-01 00:25:29 GMT+9:002020-02-01 00:25:29 GMT+9:00
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 自分はバランシンはあまり得意じゃないんですが、これは凄かった。ロイヤルがバランシンをやるとこうなるのか! という。 カスバートソンとボネッリだったんですが、印象としては、ほとんど「ロミオとジュリエット」ぐらいのドラマティックバレエのパ・ド・ドゥ。2020-02-01 00:30:11 GMT+9:002020-02-01 00:30:11 GMT+9:00
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 この作品で、こんなに音楽に感情を乗せて踊っているのを見たのは初めて。振付自体は抽象バレエのはずなのに、どう見てもラブストーリーなのだ。バランシンをこんな解釈で踊れるという事自体にも驚いたし、その完成度の高さにはただ感服。とにかく見てて楽しい。2020-02-01 00:39:10 GMT+9:002020-02-01 00:39:10 GMT+9:00
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 リフトがどれも楽しそうというか、空中に上がる事と感情の高まりがシンクロしていて、見ててウキウキしちゃう。 最後のジャンプをキャッチするところ。あんなに楽しそうにダイビングするのも初めて見た。リゾートのプールに飛び込むみたいなはしゃいだ雰囲気も。2020-02-01 00:45:47 GMT+9:002020-02-01 00:45:47 GMT+9:00
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 終わった後の喝采もすごかった。 これを見るだけのために、明日リピートしようかと思ってリピーターチケット売り場を覗いてしまったぐらい。さすがにそれほどいい席は残ってなかったので、思いとどまりましたが。2020-02-01 00:47:52 GMT+9:002020-02-01 00:47:52 GMT+9:00
後半は「ロミオとジュリエット」のバルコニーから。 幕があくと、暗闇の中にうっすらとバルコニーのセットが見えて、おぉ! セット付きか! と。 去年の本家来日公演「ロイヤル・ガラ」ですらセットなしだったのに、値段が全然違うこの公演でセットを用意してくれたのは嬉しい。2020-02-01 00:51:36 GMT+9:002020-02-01 00:51:36 GMT+9:00
「ロミオとジュリエット」 ブレイスウェルは映画のキャストなので期待していたのだが、精一杯の感じも。 演目的にはそれも悪くなくて。膝立ちのリフトあたりでへばって背中が丸くなってきたのだが、最後のキスの前に見つめ合うシーンで、丸まった背中がどんどんシャッキリしていくのが恋の力だなと。2020-02-01 00:56:03 GMT+9:002020-02-01 00:56:03 GMT+9:00
マクミランの「レクイエム」からソロ2つをボネッリとカスバートソンが。 どちらも激しく動く振付ではないのだが、美しくて、心を揺さぶられる部分も。 自分的には、前半後半通してこの二人が今日の MVP でした。2020-02-01 00:58:37 GMT+9:002020-02-01 00:58:37 GMT+9:00
アシュトンの「Dance of the Blessed Spirits」をムンタギロフが。日本語訳は「精霊の踊り」なのだが英語は複数形。 ググったら、グルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」の中の曲なんですね。 個人的には、もう少し古典の型から崩して踊ってもいいかなと思った。2020-02-01 01:05:28 GMT+9:002020-02-01 01:05:28 GMT+9:00
ベジャールの「ルナ」。 ギエムが踊ってるのが有名なやつです。今回のためにハミルトンが BBL で教わってきたようなのですが、芸術監督の小林ひかるさんの意欲と慧眼の賜物ではないでしょうか。 ハミルトンは抽象度の高いものの方が面白いと思う。この作品、踊り続けたら彼女の財産になるのでは。2020-02-01 01:13:03 GMT+9:002020-02-01 01:13:03 GMT+9:00
最後は高田平野組で「春の水」。 スタートからトップギアの短時間演目、えげつないリフトがバンバン入って、ラストは片手リフトのまま捌けるという、サーカスすれすれなんですが、そこでサーカスっぽくならないのがさすが。 高田さんが可愛らしく、平野さんもニコニコしてて、楽しいラストでした。2020-02-01 01:24:40 GMT+9:002020-02-01 01:24:40 GMT+9:00