2020.02.09
アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト 2020 Bプログラム
オーチャードホール
バレエ
これから、「アリーナ・コジョカル ドリーム・プロジェクト 2020 Bプログラム」@オーチャードホール。 休憩を除いて100分、そのうち「ABC」「エディット」がAプロと同じ、「海賊」はパートナー違い、というのは、演目選定としては残念かな。事情が事情だからしょうがないとは思うけど。 https://t.co/zgMWClzDjb2020-02-09 13:57:29 GMT+9:002020-02-09 13:57:29 GMT+9:00
コジョカル・ガラB前半。 さっきプログラムに苦言を呈したばかりですが、前言を翻すかっこうになりますが、とても楽しかった。まぁ、ABあわせて5回通ってたら文句言っただろうけど、かぶっていた演目は、2度目でも十分面白かったので。 スピーカー、幕前に出ていたけど、セッティングかえたのかな?2020-02-09 15:14:02 GMT+9:002020-02-09 15:14:02 GMT+9:00
最初はクランコの「伝説」。バデネスとフォーゲルで、お家芸のはずなんだが、リフトが微妙に決まりきらない印象。もしかして、あまり組んで踊ってないんだろうか? 片手で支えるポイントがピンポイントに決まらないと、バランス取るために女性のポジションの自由度が下がるのかな。2020-02-09 15:20:11 GMT+9:002020-02-09 15:20:11 GMT+9:00
菅井さんの「ヴァスラフ」は、これぞお家芸というか、ノイマイヤーダンサーによるノイマイヤーとはこの事か。 菅井さんは、男性に近い身体能力や、精度の高いコントロール力の持ち主だと思うのだけど、なによりも、どこに体をコントロールするかという解釈が一番の才能なのではないかと思う。2020-02-09 15:23:06 GMT+9:002020-02-09 15:23:06 GMT+9:00
「ディアナとアクティオン」 オスバルデストンとグネーオ。盛り上がったし、片手のスターリフトを完全に片手だけで上げて片足を決めたのは見事だったけど、ややサーカス系の印象が。 グネーオはやや線が緩い気がするんだよな。肩から首、足首あたりが時々気になる。全幕の王子とかはどうなんだろう?2020-02-09 15:27:05 GMT+9:002020-02-09 15:27:05 GMT+9:00
後半は「マルグリットとアルマン」で、心配していたことは大体的中だったんだけど、それにもかかわらず結構良かった。 昨日のトークを聞いていたせいもあって、「踊り」という悪い男に魅入られた女性と、それを支える紳士、みたいに思えてしまって。元とは全然違う話として感動してしまった。2020-02-09 16:35:18 GMT+9:002020-02-09 16:35:18 GMT+9:00
中盤の白のシーンは、心配していた通り「マルグリットとポルーニンとプーチン」だった。ポルーニンに胸元あいた衣装着せたらダメだよねー。 もちろん塗ってはいるんだけど、落ちてきちゃって、最後の寝椅子の上のマルグリットの表情見ようとオペラグラス構えたら、プーチンと目があっちゃった(笑)2020-02-09 16:39:00 GMT+9:002020-02-09 16:39:00 GMT+9:00
ポルーニン、レッスンどうしてるのかな。毎日クラス受けられる環境じゃないと思うのだが。 そういう先入観のせいもあるだろうけど、身体能力が落ちてるのに動きがアップデートされていない踊りに見えた。足音がドスンと響いたり、動きのキレがなかったり、昔は筋力でカバーしてたんだろうなと。2020-02-09 16:43:07 GMT+9:002020-02-09 16:43:07 GMT+9:00
自分は、舞台上で役柄として存在する事を重要だと思っているので、タトゥーはホントやめて欲しくて。 グネーオの左腕に十字架タトゥーのアクテオンとか、ポルーニンの目元にハートの刺青のあるアルマンとか、独身役なのに結婚指輪外し忘れて出てくる役者ぐらいに馬鹿丸出しじゃない? と思うんだけど。2020-02-09 16:48:55 GMT+9:002020-02-09 16:48:55 GMT+9:00
ポルーニンのアルマンについて言えば、オペラグラス越しにプーチンと目が合うのは笑っちゃいますが、態度としてはプーチンを塗り潰しているから一応許せなくもない範囲で、どちらかと言えば目元のハートを塗り潰さない事の方がイラつくかな。 役を演じるという事をどう考えているか、という話。2020-02-09 16:53:24 GMT+9:002020-02-09 16:53:24 GMT+9:00
「ABC」は今日も楽しかった。 二度目だとセリフの聞き取りも進歩して、わかる部分が多くなって、より楽しい。entrechat, entrecha six までは足でやって、entrecha dix は手でやるのとか笑っちゃうよね。 J に Johan が入ってるので、コボー専用作品なんだろうけど、いい作品作ってもらったよなー。2020-02-09 17:32:17 GMT+9:002020-02-09 17:32:17 GMT+9:00
「モノ・リサ」をバデネスとフォーゲルで。かなり好みだ。 バデネスは得意の路線だろうなという期待通り。 フォーゲルのコンテンポラリーはどうもノーブルさが抜けないところがある感じを受けて、今まではあまり好みじゃなかったのだが、今日は体の動きに現代的なニュアンスがあってカッコ良かった。2020-02-09 17:39:17 GMT+9:002020-02-09 17:39:17 GMT+9:00
オスバルデストンの「エディット」、Aプロの時は横を向いたまま背中のファスナーあげていたと思うのだが、今日は完全に後ろを向いてファスナーあげるのを強調していた。 振付家としても好きかもしれないと気になったので、せっかく2プログラムあるんだから、他の作品もやって欲しかったなぁ。2020-02-09 17:48:35 GMT+9:002020-02-09 17:48:35 GMT+9:00
「海賊」は菅井さんとキム。 菅井さんはAプロの時よりもキャラクター性の濃い踊りで、役柄として出来上がってきている感じ。 ただ、個人的に彼女には期待が高くて、通り一遍の解釈では満足できないんですよ。フェッテでトリプル回ってくれるのは嬉しいけど、今回はそこまでか、と思ってたんですが。2020-02-09 17:53:30 GMT+9:002020-02-09 17:53:30 GMT+9:00
「海賊」 菅井さん、最後のダイアゴナルのシェネの部分での緩急の付け方が素晴らしくて。音を拾った高速の回転から、腕を開いてゆっくりと回る部分の切り替えにやられた。あそこであんなにフワッと回るのか、という。 見慣れた古典作品でも、こういう驚きを味わわせてくれるのが、何よりの魅力かなと。2020-02-09 17:59:12 GMT+9:002020-02-09 17:59:12 GMT+9:00