2020.02.22
ねじまき鳥クロニクル
東京芸術劇場プレイハウス
演劇
「ねじまき鳥クロニクル」@東京芸術劇場プレイハウス。 原作読み直そうなんて思わなければよかったかも。記憶があやふやな方が楽しめたと思う。 なんというか、一から十まで解釈違いという感じで、えー、そこをそうやって改変するの? とかが連打で。 アフタートークの門脇麦さんの話が面白かった。2020-02-22 22:06:23 GMT+9:002020-02-22 22:06:23 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 原作のダンス化として、個人的に評価するのは、綿谷ノボルと加納クレタのシーンかな。 ニュアンスしては自分の解釈とはちょっと違うとは思うのだけど、かなり迫力があってよかった。 ただ、綿谷ノボルが歌うのは微妙。彼には一人称的視点がない方がいいと思うので。2020-02-22 22:10:55 GMT+9:002020-02-22 22:10:55 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 トークで門脇麦さんが、村上春樹は小説の文体なので、繊細に扱わないと、という話をしていた。 成河くんが、野田秀樹との差という話題を振ったら、野田さんの言葉はわーっと言ったらセリフが導いてくれる、野田さんは真っ直ぐな人だから。 村上さんは真っ直ぐじゃないと。2020-02-22 22:38:52 GMT+9:002020-02-22 22:38:52 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 門脇さんの話は、自分はすごく腑に落ちて、なるほどなぁと感心。 村上春樹の文章をそのままセリフにして、普通の演技にはめ込むと、その段階で村上春樹らしさが失われやすいんだなと。 「何食べ」が、あの作画があってこそ、セリフとのバランスが取れてるのと似てるかも。2020-02-22 22:42:00 GMT+9:002020-02-22 22:42:00 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 原作の笠原メイは、ねじまき鳥さんの本名を思い出したので、やっと手紙が書けると、手紙をたくさん書くんです。 それが舞台版では宛先のわからないポストカードを書いた挙句に、一通も着かなかったの? とか言うキャラになってて。 何がやりたくて、こういう改変するのかな。2020-02-22 23:05:45 GMT+9:002020-02-22 23:05:45 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 村上春樹って凄いのかと、初めて思ったかも。好きな作品はあるんだけど、凄いとは思った事がなくて。 今回みたいな抜粋と組み替えをした結果、意味もわからなければニュアンスも完全に変わってしまうのを見ると、あんな混乱した話を複雑な構成で成立させてるのに驚いて。2020-02-22 23:18:12 GMT+9:002020-02-22 23:18:12 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 同じ2人の会話でも、違うシーンのものをまとめてやっちゃうと、完全にニュアンスが変わっちゃうんだよね。 一幕ラストが、岡田トオルと笠原メイのシーンなんだけど、何ヶ所かの会話をまとめて放り込んであるので、それぞれの言葉が強めあっちゃって、うーん、それは……と。2020-02-22 23:21:51 GMT+9:002020-02-22 23:21:51 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 舞台を上げて額縁を作り、中は5度の八百屋にしてある。 猫のときよりはマシだと思うけど、最前列だと額縁が邪魔でダンサーの足元は見えないんじゃないかな。インバル・ピントは、客に見えない舞台を作るのが好きな人なんだろうな、というのが自分の評価です。2020-02-22 23:27:54 GMT+9:002020-02-22 23:27:54 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 原作のストーリーを伝える舞台としては作っていない、という選択自体はありだと思うんだよな。長くて複雑な構成で、とても小説的なので舞台化に向いている話でもないだろうし。 ただ、じゃあ、何を伝えようと思ったの? というところが全然わからなくて。2020-02-23 00:28:24 GMT+9:002020-02-23 00:28:24 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 アフタートークでは、インバル達は全然完成させないで帰っていった、笠原メイのポストカードの枠に入ってやるパートは3日前に皆川さんが振り付けたから、それまではアドリブでやってて冷や汗ダラダラだった、進化中の舞台です、みたいな話があって、それはどうなのよとも。2020-02-23 00:55:06 GMT+9:002020-02-23 00:55:06 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 アフタートークを聞いたら、原作をモチーフに、招聘含めた演出家3人とキャストのコラボレーションで、みんなで楽しくワークショップやって作った未完成なものの発表会という側面があるのかなと。 そういうのがダメとは言いませんが、自分はもう見なくていいかな、と思った。2020-02-23 00:58:36 GMT+9:002020-02-23 00:58:36 GMT+9:00
「ねじまき鳥クロニクル」 アフタートークは門脇麦さん、渡辺大知さん、成河くん。 成河くんが司会を兼ねていたのだが、かなりグダグダで。こういう役割はきちんと果たす人かと思っていたので意外だった。 自分のファンイベントのトークと同じ気分なんですか? みたいな印象、と言えば伝わるかな。2020-02-23 01:11:51 GMT+9:002020-02-23 01:11:51 GMT+9:00