2020.08.28
ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~
中野ZERO
演劇
「ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~」@中野ZERO。 最初のチケットが再発売になって、2度目に同じ日をとったら公演中止で、3度目の正直でなんとか見られました。 キャンセル公演の人のために優先予約をしてくださって、しかも、とてもいい席でした。ありがとうございます。 https://t.co/gQcfmJiAXR2020-08-28 20:57:40 GMT+9:002020-08-28 20:57:40 GMT+9:00
「ボーイズ・イン・ザ・バンド」 演習は白井晃さんで、細やかでよかったのだけど、真面目すぎというか、笑いにならないんだよな。 言い方が難しいんだけど、オカマのオカマによるオカマのための戯曲だと思うので、ストレートが配慮しつつ演出すると、当事者ギャグを笑いにもっていけないという事かな。2020-08-28 21:04:30 GMT+9:002020-08-28 21:04:30 GMT+9:00
「ボーイズ・イン・ザ・バンド」 個人的には、キャスティングがちょっとどうかなと思ったところも。演技力とかの話じゃなくて、ルックスが違うんじゃないですかね、という。 カウボーイとハンクは、もっとガタイがいい人じゃないと、は? セリフの意味がわからんぞ? と思うシーンがあるんだよね。2020-08-28 21:12:27 GMT+9:002020-08-28 21:12:27 GMT+9:00
渡部豪太くんのやったバーナード、黒人役だと気づいてなくて、あ、そういう事だったのかと、あとで理解した。 これ、日本でのブラックフェイスの困ったところで、キャラクター造形として黒人である事が必須なのに、見ている時にはそれが伝わらなかったりするんだよね。 そこの設定は予習必須でした。2020-08-28 21:15:45 GMT+9:002020-08-28 21:15:45 GMT+9:00
ヒロインポジション、というと PC 的に問題あるけど、まぁそんな感じの、ゲイ集団に囲まれたストレートのアランを大谷亮平さんが。 ごくごく個人的には、この役は、何よりもルックスだと思います! もう、抜群でした! 自分の席からは見えない位置に座ってるシーンがあって残念だったぐらい。2020-08-28 21:26:17 GMT+9:002020-08-28 21:26:17 GMT+9:00
エモリーの浅利陽介さんがキレキレ、バーナードの渡部豪太くんはナチュラルな雰囲気。そしてハロルドの鈴木浩介さんの辛辣さがよかった。32歳だと言うシーンだけはのけぞったけど(笑) 主役のマイケルの安田顕さんは、熱演なんだけど、うーん、熱演なんだよね……大女優イメージというか。2020-08-28 21:46:44 GMT+9:002020-08-28 21:46:44 GMT+9:00
リツイートしたブロードウェイ版の The boys in the band、全然把握してなかったのだが、マット・ボマーがドナルドで、ザッカリー・クイントがハロルドなのか! こちらは演出も出演者もゲイで揃えてあるっぽいな。 見るには netflix 入らなきゃダメなのかな? 動画配信系、よくわかってなくて……2020-08-28 22:36:30 GMT+9:002020-08-28 22:36:30 GMT+9:00
自分は、ある種の政治的正しくなさに裏打ちされた魅力に惹かれることは結構あって。 例えば BL は基本的にそうだし、舞台系でも長塚圭史さんや前川知大さんの女性観には、えっ? と思う瞬間があるけど、そこは表裏一体で受け入れちゃったりして。 それが、態度として「正しい」のかはわからないが。2020-08-29 01:04:50 GMT+9:002020-08-29 01:04:50 GMT+9:00
あ、もちろん、政治的に正しくなくて、そのせいで見るに耐えない、というのもありますよ。というか、そっちの方が多いのは間違いないと思う。 どこでラインをひくかは人それぞれだろうし、自分がオーケーなものに耐えられない人もいるだろうから、画一的にどうしろという話でもないんだけど。2020-08-29 01:08:40 GMT+9:002020-08-29 01:08:40 GMT+9:00
今日見た「ボーイズ・イン・ザ・バンド」は、逆側の例で、政治的に正しく演出しようとした結果、笑いをとることが難しくなった、みたいな印象だったんだよな。 ゲイが仲間内の会話でオネエぶって笑いを取る、みたいなのを、当事者性なしでやるのは難しいよね……2020-08-29 01:19:32 GMT+9:002020-08-29 01:19:32 GMT+9:00