2020.09.20
十二人の怒れる男
シアターコクーン
演劇
「十二人の怒れる男」@シアターコクーン。 前情報ゼロで来てしまったので、センターステージだということも、休憩なしだということも、現地で初めて知るという。 向かい側の客席が見えるわけだが、市松模様の客席って、さすがにまだ見慣れない景色だな。 https://t.co/FoHfDky8Zi2020-09-20 17:24:15 GMT+9:002020-09-20 17:24:15 GMT+9:00
「十二人の怒れる男」 なかなか見応えがあってよかった。特に、クソ親父2人の吉見一豊さんと、山崎一さんは、演じ甲斐があっただろうなぁ。どちらも最初から最後まで最低な人間で、よかったです。 あと、石丸さんね。なんというか、あの中で1人だけ特権階級的なオーラで、汗かかない? が面白すぎた。2020-09-20 17:27:55 GMT+9:002020-09-20 17:27:55 GMT+9:00
「十二人の怒れる男」 話すら知らなかったのだが、途中から、検察も弁護側もダメダメすぎるだろ! というのが気になってしまって。 まぁ、そこはお約束だからと流すべきなのか、BLM 的な構造がベースにあって検察も弁護士も手を抜きまくりだった事を批判するべきなのか、と悩んでしまったりも。2020-09-20 17:31:06 GMT+9:002020-09-20 17:31:06 GMT+9:00
主人公の堤さんは正義のヒーローポジションで、個人的には、ここら辺の役は手堅いけど、それほど魅力を感じないかも。もう少し崩れたところに色気がある気がするんだよな。 5番、どなただろうと思っていたら少路勇介さんか。役柄自体が美味しいのもあるんだけど、すっと共感できる部分があって好きだ。2020-09-20 17:35:53 GMT+9:002020-09-20 17:35:53 GMT+9:00
7番の永山絢斗さん。最初はちょっと頑張ってる感あるかなと思いながら見ていたのだが、後半は仕上がってる雰囲気。 11番とのやりとりの最後のセリフは、どう処理するかに色んな方法がありそうだけど、個人的には、すごくいいところに決めてくれたと思う。キャラクターの好感度が一気に上がっちゃった。2020-09-20 17:40:22 GMT+9:002020-09-20 17:40:22 GMT+9:00
「十二人の怒れる男」 昔の話なので、現代に上演するには難しいところもあって。 最初から話にならないクソオヤジにしか見えない人たちが、頭おかしい発言ばかり繰り返して、そりゃみんなひくでしょー、という状況の中、彼らが打ちのめされて丸く収まるという、一直線の話になっちゃうので。2020-09-20 21:17:07 GMT+9:002020-09-20 21:17:07 GMT+9:00
現代的な視点で見ちゃうと、一見まともなのに人種的偏見を抱えているとか、あるいは、完全にイッちゃってて絶対に無罪とは言わないタイプの人種差別主義者とか、もう少し複雑な要素をいれないと、御伽話っぽく感じて、うんうん勧善懲悪めでたしめでたしでよかったですね、みたいな感じはあるんだよね。2020-09-20 21:26:47 GMT+9:002020-09-20 21:26:47 GMT+9:00
個人的な趣味でいえば、石丸幹二さんのやった役が、実はどうにもならないタイプの人で、という展開だったら盛り上がったんだけどなぁ。 3番と10番は最初から、声がデカいだけの時代遅れのかませ犬でしょ、みたいな役柄にみえちゃってるわけで。展開的にはサプライズゼロのザマーミロなコースだから。2020-09-20 21:33:30 GMT+9:002020-09-20 21:33:30 GMT+9:00