2020.10.11
リチャード二世
新国立劇場中劇場
演劇
「リチャード二世」@新国立劇場中劇場。ヘンリアドを全部やる企画、一つ目を一番最後に。 良かったのだけど、なんか、那須佐代子さんが全部もっていっちゃった感も。ヨーク公夫人で、出番はあそこだけなんですが、横田さんとの夫婦漫才がとにかく爆笑で。他の印象が霞んでしまう(笑) https://t.co/GiiXYxDWC12020-10-11 17:34:08 GMT+9:002020-10-11 17:34:08 GMT+9:00
「リチャード二世」 全ての元凶の話を最後にやるので、浦井ボリングブルックが、後の世に何を引き起こすのかというのが際立つ。 予言や呪いの言葉が、すでに実現されたものとして、彼の背中に覆いかぶさっていて、数多の惨劇を背負った者としての冷酷さがでるのは、シリーズ完結ならではの凄みかな。2020-10-11 18:30:58 GMT+9:002020-10-11 18:30:58 GMT+9:00
「リチャード二世」 主役は岡本健一さん。こちらは少し役の一貫性に欠けた気がした。一貫性に欠ける人物として作ってあるというよりは、演出として各パートの盛り上がりで作ったみたいな印象が。 衣装、もう少し腰を絞ったら完全にウェディングドレスだと思うんですが。純白と汚れたのと同じ型を二着。2020-10-11 18:36:35 GMT+9:002020-10-11 18:36:35 GMT+9:00
「リチャード二世」 衣装は前田文子さん。近い席だったので詳細に見られたのだが、布の種類がすごくて。 それぞれが何種類もの生地を使った衣装で、全体としては統一感があるのに、ほぼ全部違った生地だったんじゃないだろうか。大体1人1着なのに、生地の見本帳作ったら、一冊の本になりそうなぐらい。2020-10-11 18:44:03 GMT+9:002020-10-11 18:44:03 GMT+9:00
「リチャード二世」 衣装はリチャードが純白、臣下の貴族は青と赤で二分されていて、彩度の高い赤をボリングブルックが、青をモーブリーが。王にへつらう青側は金をたくさん使って豪華に、赤側は質素にと、服を見るだけで立場が明確。 そして、ヨーク公と息子のオーマールは紫なんですね。2020-10-11 18:47:22 GMT+9:002020-10-11 18:47:22 GMT+9:00
「リチャード二世」 事前に配役を見てなかったので、横田さんが紫を着てるけど、何の役だろう? と思いながら、かなりの時間が過ぎてしまった(笑) 序盤はセリフもあまりないし、ヨーク公と呼ばれるまで誰だかわかってなかったのでした。わかった途端に、そっかー、それで紫かー! と。2020-10-11 18:49:42 GMT+9:002020-10-11 18:49:42 GMT+9:00
「リチャード二世」 王妃を中嶋朋子さんがやってたのですが、去年の NTLive 版では完全にカットされたようなセリフも少ない役で、シェイクスピアの女性の中でもどーでもいー役ランキング上位に入るのではという役柄。これはシリーズものじゃなかったらあり得ないような豪華配役では。2020-10-11 18:55:31 GMT+9:002020-10-11 18:55:31 GMT+9:00
「リチャード二世」 衣装、ひとつだけ残念だったのが、庭師の手袋。あれは市販品じゃないのかな。グレー系の縞で、コンビニで売ってそうな雰囲気だったんだけど。 他は細部までかなり気を使ったつくりなので、そこだけ現代っぽくて、あれっ? と思ってしまった。2020-10-11 19:01:06 GMT+9:002020-10-11 19:01:06 GMT+9:00
「リチャード二世」 先日、バレエ衣装のコルセットの超絶柄あわせが TL に流れてきていたが、今日の衣装でも、遠目からでは単色に見えそうな地味な色目の生地を、センターとはいえぴったり柄を合わせてあったりして、前方列+オペラグラスじゃないと見えないのに、と感心してしまった。2020-10-11 19:05:42 GMT+9:002020-10-11 19:05:42 GMT+9:00
もんのすごく今更な事を。 新国立の「リチャード二世」のシリーズ、主演が岡本健一浦井健治だから、両方とも健ちゃんで、健一健治だと微妙に兄弟っぽい名前の並びなのね。 10年前ぐらいに気づけよ、という話ですが……2020-10-14 23:21:58 GMT+9:002020-10-14 23:21:58 GMT+9:00