2020.10.24
ドン・キホーテ
新国立劇場バレエ団
新国立劇場オペラパレス
バレエ
これから「ドン・キホーテ」@新国立劇場オペラパレス。 「竜宮」以来なので3ヶ月ぶり。 最初に市松で売って、後から空き席を追加販売したので、2人連れがひとつおきに座って話している、という情景も。 キャスト表が貼ってあって撮影できるのだが、できればツイッターを見てね、というコロナ対策。 https://t.co/Gw2Fz4LuZI2020-10-24 13:24:04 GMT+9:002020-10-24 13:24:04 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」1幕。 初日を皆様が褒めていらっしゃったのだが、なるほど、これは、この先が楽しみだ。 吉田都さんが芸術監督になったという先入観もあるだろうけど、ロイヤルっぽい色があって、モブがとてもいい。 新国立は、整列は得意だけど雑然とした雰囲気は苦手、みたいな印象が払拭された。2020-10-24 14:30:30 GMT+9:002020-10-24 14:30:30 GMT+9:00
新国立、特に若手キャストの初日とかだと、踊る人とまわりの人の間に線が引いてあって、そこを超えない感じになったりするのが残念だよなと思ったりした事もあったのだけど、今日は程よく雑然としていて。 ハイ、皆さん一斉に主役を見ましょうね! みたいな感じにならないのがいいなぁと。2020-10-24 14:34:45 GMT+9:002020-10-24 14:34:45 GMT+9:00
清水くんとか、モブの中で細かい演技が浮いちゃったりする事もあったと思うんだけど、今日は踊りも見ずにやたらと女の子を口説いていても、まわりの雰囲気から浮かなくなっていて。 ひとりひとりが表情豊かで、それぞれに人生があるという気になるのでした。2020-10-24 14:37:10 GMT+9:002020-10-24 14:37:10 GMT+9:00
主役は木村さん渡邊さん。 片手リフトは、音楽を止めてキトリが延々とタンバリンを鳴らすという演出で。いやー、長かった! 二度目は完全には入らなかったのか、短い時間で降ろしたのだけど、その時のキトリが、あらっ? みたいな表情でとってもキュート。こちらはこちらで得しちゃった感が。2020-10-24 15:34:34 GMT+9:002020-10-24 15:34:34 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」 2幕は、カスタネットにびっくり。前からこういう演出だったっけ? 踊り手の方がカスタネットを鳴らすのだけど、音の作り方として、完全にカスタネットが中心で、聴衆全員がそこに聞き入るという形なので、ダンサーさんはもんのすごく緊張するのでは。 朝枝尚子さん、完っ璧でした!2020-10-24 15:38:12 GMT+9:002020-10-24 15:38:12 GMT+9:00
2幕、カスタネットとメルセデスのガン飛ばし合いも迫力あってよかった。そのまま「ラ・バヤデール」ができそうなくらい。 エスパーダは井澤くん。昔は、王子は似合うわねー、ぐらいで見てたのだけど、最近とてもよくないですか? エスパーダとしては若めの感じだが、ちょい背伸び感も含めて色っぽい。2020-10-24 15:42:26 GMT+9:002020-10-24 15:42:26 GMT+9:00
ジプシー男子、気合入ってたなぁ。目立つ出番がここだけというのもあるだろうけど、5分で完全燃焼! というテンション。 新国立は男踊りが微妙に良い子系になったりするので、こういう熱さは大歓迎。 後列4人の中に、一瞬で目に焼き付くようなジャンプを決めた方がいたのだが、どなただろう。2020-10-24 15:47:20 GMT+9:002020-10-24 15:47:20 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」 3幕は話がないので、そこは物足りない幕なのだけど、豪華で良かったです。 幕が開いたら、公爵夫人が本島さんで、もう、その時点でどうやっ! という。バリエーション1も、ジャンプ軽っ! 回転速っ! と思えば五月女さん。 箸休めっぽいパートが充実してると、グッと締まりますね。2020-10-24 16:44:58 GMT+9:002020-10-24 16:44:58 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」 木村キトリ、グランフェッテは前半 1-1-3 からの 1-1-2、最後はシングルを高速で。今はトリプルを平気な顔で回れるのが普通なの!? 渡邊バジルは良かったんだけど、もっとはじけても。微妙に影が薄いというか、オラつき勝負ではキトリに完敗な感じが。そういう勝負ではないけど。2020-10-24 16:49:18 GMT+9:002020-10-24 16:49:18 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」 今日の上演自体もよかったのだけど、それに加えて、新芸術監督がどのような方向性で舞台を作っていきたいのかという事が感じられて、このご時世の中に、とても明るい光を見たような気分になって、そこも嬉しかった。2020-10-24 17:21:02 GMT+9:002020-10-24 17:21:02 GMT+9:00
「ドン・キホーテ」 指揮は冨田実里さん。女性が指揮者の時に、カーテンコールで誰が迎えに行くのかというのが気になるのですが、今日は木村さんがお迎えに。指揮者が女性だと男性が迎えにいくケースもあって、そもそも男性指揮者を女性が迎えに行くのもどうなの? と思ったり、難しい話ではある。2020-10-24 22:37:13 GMT+9:002020-10-24 22:37:13 GMT+9:00