2020.11.08
じゃじゃ馬ならし
イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出作品上映会
東京芸術劇場プレイハウス
ライブビューイング
イヴォ・ヴァン・ホーヴェ演出作品上映会「じゃじゃ馬ならし」@東京芸術劇場プレイハウス。 なるほど、こういう事をするのか、と感心した。 元々のストーリー自体がどうしようもないから、普通は何かするじゃないですか。でも、そのどうしようもないのを、そのまんまやるんだよね。2020-11-08 15:42:58 GMT+9:002020-11-08 15:42:58 GMT+9:00
「じゃじゃ馬ならし」 衣装とかは現代に置き換えてあって、戯曲もあちこちカットして2時間に詰めてあるんだけど、基本的なストーリーラインはそのまま。 原作にある通りの、見てていやーな気持ちになるような部分を、さらに悪趣味に展開するというのが、この演出の基本的な路線なんじゃないかな。2020-11-08 15:47:30 GMT+9:002020-11-08 15:47:30 GMT+9:00
「じゃじゃ馬ならし」って気持ち悪い話だよねー、というのをガッツリと体験させてくれるという演出。 これ、オープンリーゲイの演出家じゃないと通らないプランじゃないかなと思った。それ以外の男性だったら、うわ、こういうのを作る演出家の女性観って何? になっちゃうだろうし。2020-11-08 15:51:07 GMT+9:002020-11-08 15:51:07 GMT+9:00
女性演出家が作ったら、もう少し女性のキャラクターに寄り添うような視線が入るんじゃないかと思うんだよね。 ビアンカの切り捨て具合とか、いやー、すげーな、こういうキャラクター造形にするのかよ、って感じでした。2020-11-08 15:53:15 GMT+9:002020-11-08 15:53:15 GMT+9:00
「じゃじゃ馬ならし」 ルーセンシオの召使のトラーニオくんがかなり好みだった。背が低くて顔が良くて運動量がめっちゃ多いという、自分的には三拍子そろった感じの俳優さんだ。シェイクスピアだったら、パックなんかも似合うだろうなぁ。2020-11-08 15:56:44 GMT+9:002020-11-08 15:56:44 GMT+9:00