2021.02.27
ジゼル
東京バレエ団
東京文化会館
バレエ
これから、東京バレエ団ほ「ジゼル」なのだが、なんと、蛇行した入場列が外まで伸びていて、最後尾札をもった係員まで出現していた!2021-02-27 13:55:14 GMT+9:002021-02-27 13:55:14 GMT+9:00
「ジゼル」幕間。 秋山さん秋元さんの主役コンビ、とても可愛らしくて、「リーズの結婚」とかがいけそうなくらい微笑ましい一幕前半。 それだけに、後半のアルブレヒトのクズっぷりが際立ってしまう。ヒラリオンに絡まれたあたりから、立ち方が貴族化するんだよね。うっわ、二重生活慣れ! みたいな。 https://t.co/MjvEOZda2q2021-02-27 15:07:41 GMT+9:002021-02-27 15:07:41 GMT+9:00
「ジゼル」は、いろんな役作りがあると思っていて、例えば、うすうすアルブレヒトの正体に気づいていながら破滅に向かう事を心のどこかでよしとしていた、みたいなのもあると思うのだけど。 秋山ジゼルは、純粋に恋して、手ひどく裏切られて、という王道なだけに、アルブレヒト許されんな、という。2021-02-27 15:11:08 GMT+9:002021-02-27 15:11:08 GMT+9:00
「ジゼル」 最近ポリアモリーという概念に興味があるせいもあって、バチルドとアルブレヒトがジゼルをとりあうような形で3人1組でいいじゃん、みたいに思ったりもして。 たぶん、バチルド姫、アルブレヒトの事、そんなに好きじゃないよね。2021-02-27 16:24:00 GMT+9:002021-02-27 16:24:00 GMT+9:00
「ジゼル」終演。 よい上演だったと思うのだけど、話としてはあまり好みではなかったかも。 どうも自分は秋元さんの踊りから頭の良いキャラを感じるみたいで。コントロールされて、先を読んだ繋ぎの綺麗な踊りをするからかな。 頭が良く状況が見えてるアルブレヒトって、ほぼ最悪の男じゃないですか。2021-02-27 16:31:23 GMT+9:002021-02-27 16:31:23 GMT+9:00
「ジゼル」 秋山ジゼルは、最後までアルブレヒトを恨まずに逝ったのだなと。 これは、今月、イキウメの「賽の河原…」を3度も見たせいだけど、ラストでホイッスル吹いて「上がりです」と言いたいようなジゼルだった。 ウィリとしてあの森に呪縛されずに、次の輪廻にすすむ事ができたんじゃないかと。2021-02-27 16:33:56 GMT+9:002021-02-27 16:33:56 GMT+9:00
「ジゼル」 二幕のウィリ達は見事な揃い方。これは日本的だなぁと。 海外のウィリは、もう少し各人に個性があって、なんなら個別で物理攻撃もしそうな感じがしたりするけど、東京バレエのウィリ達はクローンとか植物の雰囲気で、気がつくと足に蔦が絡まっていて逃げられないとかの路線だと思う。2021-02-27 16:36:40 GMT+9:002021-02-27 16:36:40 GMT+9:00
「ジゼル」 ただ、このウィリ達の群舞は、多様性を排除する事でしか実現できないタイプの美だと思うんだよね。 将来、海外からわざわざ来ようとは思わないような極東の後退国にだけ、こういう美が生き残る、みたいな事が起こったりするのかな。2021-02-27 16:40:02 GMT+9:002021-02-27 16:40:02 GMT+9:00
「ジゼル」 ヒラリオンは岡崎さん。初役かな? 少しだけ段取りが見えちゃう感じがあったけど、とても好みのヒラリオンでした。 東バのウィリの、顔のない女達によるリンチ、怖いよねぇ。 来世ではジゼルと結ばれるといいですね、と書いてはみたけど、やっぱり夫とかには向かない男だよな。そこが好き。2021-02-27 16:52:24 GMT+9:002021-02-27 16:52:24 GMT+9:00
「ジゼル」 ラスト、アルブレヒトが自分のマントを拾ってかっこよく引きずりながら帰るんですが、そういうとこやぞ、あの状況で冷静にマント持って帰るような男だよお前は! みたいになってしまって。 ラストシーンはいろんなバージョンあるけど、最も冷静なタイプの演出じゃない?2021-02-27 21:23:32 GMT+9:002021-02-27 21:23:32 GMT+9:00