2021.04.10
シラノ・ド・ベルジュラック
コメディ・フランセーズ
ライブビューイング
コメディ・フランセーズ「シラノ・ド・ベルジュラック」を見てきた。 3時間10分で、10分の休憩が入るのだが、休憩中ずっとキャストやスタッフのインタビューを流すというのは、何を考えているのか。そこを除けばなかなか良かったです。しかし、この話、繰り返し見れば見るほど、ロクサーヌが無理だな。2021-04-10 14:56:43 GMT+9:002021-04-10 14:56:43 GMT+9:00
「シラノ・ド・ベルジュラック」 我ながらかなりアレだなぁと思うのだけど。 二幕はロクサーヌが登場する前から寝てしまって、ルブレが出てきてから起きたので、自分の中ではラグノーの店にロクサーヌが来てないという。 他は寝てないし、意識してやってるわけじゃないんだけど、困ったもんだ。2021-04-10 15:35:49 GMT+9:002021-04-10 15:35:49 GMT+9:00
「シラノ・ド・ベルジュラック」 元々、男どもはみんなシラノが大好きというホモソーシャル全開の話ではあるのだが、コメディ・フランセーズ版ではルブレの造形がすごくて。 役者さんが好みのカワイイ熊系だったので注目していたのですが、シラノの即興詩をその場で書き留めるんだよね。戦場ですら。 https://t.co/56p9VpQ15Y2021-04-10 22:45:40 GMT+9:002021-04-10 22:45:40 GMT+9:00
ルブレがシラノの詩作の全てを愛する男として描写されているので、ロクサーヌが自分に捧げられた愛の言葉のみを愛する女に見えてしまう、という対比構造になっている。 ついでに言うと、ロクサーヌは「言葉の量」を嬉しがっているような、長い紙とか大量の手紙をぶちまけるとかの小道具演出もあって。2021-04-10 22:51:49 GMT+9:002021-04-10 22:51:49 GMT+9:00
ロクサーヌが何を愛したかというと、シラノの精神を愛したのではなくて、シラノから捧げられる愛の言葉を愛した、という話にみえるんだよね。 こういう演出するなら、小道具の使い方でシラノの愛の言葉が紙幣に見えるようなところまでやってみてもいいのでは、とか思ったりして。2021-04-10 22:58:03 GMT+9:002021-04-10 22:58:03 GMT+9:00
シラノ、女性演出家がどう料理するか見てみたいな、と思ったのだが、吉田鋼太郎さんのやつが鈴木裕美さんの演出でしたね。 なかなか謎なバランスの作品で、黒木瞳さんのロクサーヌが、めっちゃ女性にモテそう! という感じだったのだが、元の話がアレだから、ああなるのかも、と今更思ったりして。2021-04-10 23:06:09 GMT+9:002021-04-10 23:06:09 GMT+9:00