2021.04.18
桜姫東文章 上の巻
四月大歌舞伎 第三部
歌舞伎座
歌舞伎
四月大歌舞伎 第三部「桜姫東文章 上の巻」@歌舞伎座。 桜姫は、コクーンでやった表裏のと、その阿佐ヶ谷スパイダース版ぐらいしか見てないので、古典の一人二役版だとこうなるのか! と。 https://t.co/76Y0h1Yexs2021-04-18 20:28:27 GMT+9:002021-04-18 20:28:27 GMT+9:00
「桜姫」 仁左衛門の清玄と権助、顔はともかく声も立居振る舞いも全然違うのに、本質的なクズっぷりがそっくりで見事。 これ、あれだよね。多分、お母様が桐壺で、白菊が藤壺で、桜姫が若紫って話だよね、サイアクー。 それで、何がすごいって、そういう話のど真ん中でラブラブを成立させるところ。2021-04-18 20:37:48 GMT+9:002021-04-18 20:37:48 GMT+9:00
「桜姫」 桜姫と権助のラブラブシーン、設定もシチュエーションも、この状況でラブラブとかありえないでしょ! 頭おかしいだろ! という感じなのだけど、見てると、あー、これはしょうがないわ、となるんだよね。 恋は盲目というのとも違って、不思議とお似合いなんだよな。2021-04-18 20:46:48 GMT+9:002021-04-18 20:46:48 GMT+9:00
「桜姫」 歌舞伎は最先端のエンタメだったというのを、つくづく実感したかも。現代風にアレンジした演出というわけではなく、かなり昔のままだと思うんだけど、あのラブラブシーンに、うっわー、まいったー、となるのは、江戸時代も今もきっと一緒だよな。2021-04-18 21:01:55 GMT+9:002021-04-18 21:01:55 GMT+9:00
「桜姫」 清玄が赤ん坊を捨てきれないシーン、あそこをどう解釈するのか迷ったのだけど。 赤ん坊の出自に関係なく/桜姫の血をひいているから/父親の血と呼び合って、と3種類の全然違う解釈が可能で。 歌舞伎だと最後の線もありそうな気がするんだよな。2021-04-21 22:51:46 GMT+9:002021-04-21 22:51:46 GMT+9:00