2021.07.24
レ・ミゼラブル
帝国劇場
ミュージカル
今期最後の「レ・ミゼラブル」@帝国劇場、幕間。 前回もちょっと変わったかなと思ったのだけど、今日の吉原バルジャンはプロローグでの心情変化がかなり違った感じに。 もしかしたら、伊礼ジャベの自殺と対なのかもしれないけど、死んで生まれ変わるという決意が最後の最後までされない。 https://t.co/tGlCUY3YWq2021-07-24 19:38:24 GMT+9:002021-07-24 19:38:24 GMT+9:00
去り際の司教様の裾を掴むところ、今日は、「おい」と言いながらで。この時点では、恩を受けているけれども、心酔しているわけではないという事だよね。 心の中では、まだ生き方を変えようとは思っていなくて、新しい世界から逃げ出そうと走り出したその先に教会の塔が見えて、座り込んでしまう。2021-07-24 19:40:57 GMT+9:002021-07-24 19:40:57 GMT+9:00
「石のように心を閉じて」は「生きてきたのだ」と過去形で歌うのだけど、今日は、まだ、半分閉じていて、そこから自分に起きた事への理解によって開かされていくような。 神の御心は、いいものかどうかわからなくて、それでも逃れようもなくその道へ進まされるという気がした。2021-07-24 19:43:44 GMT+9:002021-07-24 19:43:44 GMT+9:00
ジャベールは伊礼くん。なんとなくファザコンの気配がないですか? 市長様が捨て猫やら捨て犬やらを拾ってきては、しょうがないから警察署で預かって、あちこちに里子に出してそうな、「ですが市長!」だった。 そして、Stars がかなりラブソングっぽい。昔の吉原くんも大概プロポーズっぽかったな。2021-07-24 19:46:17 GMT+9:002021-07-24 19:46:17 GMT+9:00
「レ・ミゼラブル」終演。 今日は知念さんの東京最終日という事で挨拶が。 これだけの大きなカンパニーで、この長い期間を無事に上演し続けてこられたのは、出演者、スタッフ、関係者の皆様の努力のおかげだよな。ありがたい事です。地方公演もまだまだありますが、無事におわりますように。2021-07-24 21:17:50 GMT+9:002021-07-24 21:17:50 GMT+9:00
吉原バルジャン、どういえばいいのか困るんだけど、人間として真っ当に他人の命を大事にするようになった! いや、それじゃあ、今まではどうだったんだ? となるから言葉に困るんだけど。 世界がコゼットだけじゃないんだよね。 なんと、マリウス以外の学生まで目に入っている。2021-07-24 21:22:15 GMT+9:002021-07-24 21:22:15 GMT+9:00
これ、今日はじめて気づいたのですが、ガブローシュが生きていることがわかった瞬間に、吉原バルジャンはグランテールの肩をガシッと掴むのだ。おい、生きてるぞ、やったな! という感じで。 今までもやってたのかな。暗いので、遠くからだと見えないのかもしれないが、バルグラの絡みってレアっぽい。2021-07-24 21:24:53 GMT+9:002021-07-24 21:24:53 GMT+9:00
今日、結構驚いたのだが、最後の告白を書いた、のあたりでバルジャンがマリウスと目と目で会話するんだよね。 え、ちゃんとマリウスがいる事を認識してる! と思ってしまった。いや、吉原バルって、最終場は徹底してコゼットしか見えてなかったりするじゃないですか。2021-07-24 21:28:15 GMT+9:002021-07-24 21:28:15 GMT+9:00
今日は「彼を帰して」がよかった。一神教というよりも、天の配剤としての神、みたいな印象。自分の逃げる道を教会の塔がふさいだように、彼を帰してくれるような道を与えてください、というような祈りなのかな。 人としてケンカのできる相手ではなくて、例えば雨や風を呼ぶための歌のようで。2021-07-24 21:33:38 GMT+9:002021-07-24 21:33:38 GMT+9:00
最近の吉原バルは終盤がやたらと元気じゃない? 声をあまり弱くせず、「俺の命」なんてドスが効きすぎなぐらいで。 コゼットが戻ってきたから、第三の人生はじまっちゃうぐらいの勢いのところに心臓麻痺という感じ。 今日はタイミングが良すぎて、ファンテのヴァルカンピンチで気絶したみたいだった。2021-07-24 21:37:20 GMT+9:002021-07-24 21:37:20 GMT+9:00
伊礼ジャベもあまり死にそうになくて、川から拾われたら元気になりそうな気もしたり。 これ、なんというか、今の時代だからこそのキャラクターなのかな、ともおもったりして。死というのが、無差別に隣に転がっていて、死とは予定調和ではなく突然である事を日々考えずにはいられないからこその。2021-07-24 21:53:27 GMT+9:002021-07-24 21:53:27 GMT+9:00
独白と自殺、今日はかなり対になる歌だなと思った。 どちらも綱渡りというか、欄干のどちら側に落ちるか、ほんのちょっとの事で、何を選ぶかが変わってしまうような。2021-07-24 22:21:24 GMT+9:002021-07-24 22:21:24 GMT+9:00
三浦マリウスって、歴代でも相当に結婚式でのテナルディエに対する態度が傲岸不遜じゃないですか? 橋本テナが被虐的なせいもあると思うけど。 学生同士だと素直になれるけど、実は貴族社会の泳ぎ方もよくよく知っているという二面性があるのかも。2021-07-24 22:37:01 GMT+9:002021-07-24 22:37:01 GMT+9:00
相葉アンジョ、今期の最初の頃よりも高音での声が太くなったような。その分だけ頼り甲斐があるキャラに。 今日は丹宗グランとの絆が強く感じられた。Drink with me のわかり合っている感じ、そして、あの場で死を選ぶ決意にはグランテールの精神的な支えがあるんだろうなと。2021-07-24 22:48:31 GMT+9:002021-07-24 22:48:31 GMT+9:00
丹宗グランは、破滅へ向かっているのを一番よくわかっている男のような。だからこそ、最後の最後は悠然としている。アンジョを支え、ガブローシュをとむらい、ただ死ぬためだけに死ぬ。2021-07-24 22:51:42 GMT+9:002021-07-24 22:51:42 GMT+9:00
屋比久エポ、今日の On my own は、不思議と最後の日の歌に聞こえた。死を予感している、というのとは違うのだけど、世界が終わる日、この夜が明けたあとはない、という。2021-07-24 22:56:10 GMT+9:002021-07-24 22:56:10 GMT+9:00